プロットが書けない!
私はプロットが書けません。書こうとしても4行書いたら行き詰まります。取り掛かって5分、頭も突如痛くなります。
だからと言って、頭の中にプロットが出来てるわけでもありません。何となく、こんな話が書きたいと結末を決めたらとりあえず書き始めてしまいます。
途中で頭の整理をしたくて、既に打ち込んだイベント、これから書きたいイベントを箇条書きにして見るものの、それ以上でもそれ以下でもないメモができるだけ。自分の頭の中で分かってることしか出てこず、なんの新しい発見もないまま…
なせが舞台(本文打ち込み)から離れて作戦を練ると、何も出てこなくなる。この結末に何を事前準備して仕込めばいいのかも分からない。
そんなタイプの方は、他にいませんか??
私がまさにそうです。プロット何それおいしいの??
男が女に出会って、惹かれあって、ENDじゃー!
ツリーを書くと良いと言われますが、あれはやってません(爆)めんどくさく…いや、プロット同様に書こうとペンを持つものの、手が動かなくなります。思考停止し、何も考えが出てきません。脳内で自問自答した、自分で分かってることをメモに書き起すだけで、それ以上の発見は(以下略
キャラのプロフィール??
好きな食べ物、家族構成……。無くても良くない??主人公が長男でも一人っ子でも、なんでも良くない?? リアルでもお兄ちゃんぽいと思ってても弟だったとかあるし、そもそも私はそういうの当たらない人間だし、あまり考えずに生きている。
というわけで、これも全く欄を埋められない人間です。主人公の家族構成は作者も分かりません!物語を書いてみないと、兄が居ると都合がいいのか、妹にするかか分からない。私は多分、優柔不断なのです。その上、なんでも良いと思っている。
ーーさてと。何も装備できないまま私は書きます。いつも通りです。必要なものは現地調達します。ポケットに入るのだけ携えて、手ぶらで旅に出ましょう。言わば唯一コンパスを持ってるだけの旅人状態に似てる?
まずはとにかく、書きたいように書きます。
1万字前後くらいの短編を目指して。そもそも何も用意してないので、話は膨らまず、短く、さっと書き終わるはず…
そして、書いてる最中、または書き終えてから、膨らませてみたいもの、物語に足りないもの、などなどが浮かんできます。
そう言ったバックグラウンド、生い立ちなどなどをメモしていく。
わたしの場合は、実際に動かしてみないと設定が浮かばないタイプみたいです。いくら始まる前に、考えようとしても全く動きません。
(私の生き様に現れていて、もう少し計画性とか、危険回避とかできる人間になりたい。頭が賢い人はシュミレーションできる回路が鍛えられているんでしょうね。それを怠るめんどくさがりは人生損をしているのかな…)
そして、物語を校正なしで1万字くらいでとりあえず書いてしまう利点は、丸一日時間があるならその日中に書けてしまう手軽さ。(もしくはプラス数日くらい)すると、物語の流れは自分の中で大方把握できます。
一度完結できた、と言うのも心のゆとりになります。長い話を書いてると、好き場面はあってもまだ出すには大分先だとか、これはエンディングを迎えられるのか…?とか、気持ちが落ち着かないのですが、一度大雑把でも終わらしてると、安心感があります 笑
骨組みは出来てるわけですし。あとは肉付けです。そして、なにか足したいものがあっても、大幅には横に逸れた話にはならないはず。
ようは、プロットを書けない分、擬似体験して頭の中に叩き込むやり方でしょうか。
私のプロットは箇条書き過ぎてなんの役にも立たないので、実際に書いてしまいます。もちろん、人には読ませられないレベルの仕上がりですが。
そして、ifバージョンも作ります。
私の場合は、主人公が屋敷の使用人でしたが、ご子息だったらどうなのか。
主人公とヒロインは初対面だったけど、実は知りたいで再会を果たした所から始めたらどうか。
2人だけで逃亡するのは大変だと分かったので、助け手を登場させよう。
ご子息は敵としてリサイクルしよう。
主人公の性格は、もう少し落ち着かせよう
過去は実はこうで〜…
などなどやってるうちに、登場人物が3人しか居なかった1万字ほどの話が、名前のあるキャラは更に6人増え10万字くらいの物語になりました。
一度完結させたら、その文章は使わないでまた一から書き直しました。主人公の生い立ちを加えると、ヒロインとの距離感とかも変わってくるので元の文章を弄るよりも、完全書き直しが良かったので。
実は新しい人物が必要になる度に私は、全面書き直ししてる気がします。(効率悪いんだろ! ひまかよ!)10万字に至るまでに、
初代(8000字)、2回目(15000字)、3回目、4回目(if展開を脳内だけ)、今回(10万字)
こんだけ書き直せば、そりゃ嫌ってほどプロットぽいものが頭に入るよね。最初からプロットを書けていればこんな手間はかからないのに…!
言ってしまえばただのアホですが、何作品もの物語を産み出せる人には向かないやり方ですよね。一つの物語に、時間を費やし何度も手を加えていくのはその物語に執着してないとできず、また他の書きたい作品が無い場合にしかできません。
と言っても何だかんだと、私は2011年に初代を書いて、放置しながらふとしたりもしつつ、2017年に今回の書き始めた感じです。その間、6年は他の物語も書いていたので一つの作品に費やしてた訳でもないかもしれませんが。
え?でも、プロットなしで何度も書き直ししたり、6年かけてやっと納得いく作品に辿り着いたの???あほなの??と言われてしまえば、仰る通りアホですとも!!!!
面白いことに6年の間に、いろんなことがあって好みが変わったりや信念もできたりと、主人公は同じレールを歩みながらも、性格は違う子になっていく不思議な体験もしました。深みも増したし、断然今の主人公が好きです(突然の自画自賛)
と、何が言いたいのかと言うと6年かければ自分の納得いくのが書けますよ!って事ではなく、プロット書けないけど、遠回りしてるアホですが頑張ってます。と言うどうしようもない愚痴でした。読んで下さった方、ありがとうございます。
他にプロット書けないけど、頑張ってる方居ますか?同士よ!!!
そして、プロット書けない星人に、アドバイスできるスキルのお方は教えてください!!!
あと私は憑依型なので、書かないと(脳内で妄想も含め)世界に入れないのかもしれません。
世界が初期設定だと、膨大な可能性から何のオプションを選び取り、付けたら良いのか分からない…
自分の世界なのに、右も左りも分からないし、主人公が何ものかも分からない冒険者
皆さん、プロット書けてますか??
都市伝説じゃないですよね???
なんでみんな書けるんだ???
頭の作りはどうなってるんだ?????