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神様へのプレゼント  作者: 鈴月桜
エピローグ
43/43

3か月後

3ヶ月後

自宅の電話が鳴る。

相手は荒井であった。

「もしもし、理佳さん?」

「はい、久しぶり」

「先月会いましたよね、みんなで。」

「そうだったね。ところでどうしたの?荒井君が電話掛けてくるなんて珍しいね」

「うん。LINEでみんなに知らせる前に理佳さんに確認したくて。俺、半年後に結婚する事になった」


「良かったね。荒井君付き合っている人いたんだ?」

「クリスマスライブの後に、会場にいた子なんだけど」

「紹介してくれればよかったのに?」

「LIVEが終わってみんなで病院に向かう時に、会場を出る間際に手紙だけ受け取ったんだ。それがきっかけで、付き合う事になったんだ。」

「そうだよね。あの時はバタバタだったもんね。それにしても結婚決めたの早いね」

「うん。俊と理佳さんが結婚の素晴らしさを教えてくれたから、俺達も盛り上がっちゃって」

「そうなんだ。後で俊にも言っておくね。きっと喜ぶわよ」


すると、ためらいながら荒井が話す

「それで、またHOPEで演奏して欲しいんだけど・・・」

「もしかして、出産日の事?」

「うん。たしか同じ時期だったなと思って」


「うん。でも、多分大丈夫だよ」


「えっ何で?」



「俊が天国で神様に言ってくれるから」


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