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アラサー高校生  作者: 小大丸
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弁当を持って来てくれた。

人物はなんと!?

弟の(ゆう)だった!?

俺と目が合うと弁当忘れてたから持って来てあげたよ。今日は俺が作ったんだから忘れんなよ〜w

と言いながら近づいて来た。


隣の宮本が弟の顔を見てかなり驚いていたので、どうしたんだ?と聞いたら俺の顔を見てため息を吐き残念だったなとボソッと捨て台詞を吐き立ち去ったのである。


佑から弁当を受け取り、あ、と声を出そうとしたら、周りの女子が俺を跳ね除け!?


ふ、ファンです!?とか会員とか意味の分からない内容で佑が囲まれていた!?


佑はしまったという顔をして俺の顔を見て。

じゃー!!また!!と言いながら慣れた手つきで窓から逃げていった。


あまりの手際のよさに回りからカッコいいとか悲鳴が聞こえていた。


立ち去って数秒後なぜここに?と疑問に気付いた女子が俺の肩を鷲掴みにして肩を揺すってきた!?


また揺らされんのかと思いながら弟だと。震える声で伝えると、その手がピタッと止まり俺の顔をジーと見てゴミでも見る目で似てないね。とボソッと言い出した。宮下が確かさっき・・・

宮下〜!!と叫びそうになっていたら俺の弁当が行方不明になっているのに気づき。


あれ?どこいった!?と探したら佑様のお弁当とか言いながら涙しながら女子が食い散らかしていた!?


流石に、おーーーい!!

と突っ込んだら、財布から数千円投げつけられてた。怒りがこみ上げそうになった時にチャイムが鳴り響き、我に返りイカンイカン俺は大人なんだから我慢しなきゃとブツブツ言いながら席に戻るのであった。


授業が終わり休み時間にいろいろ質問されたのだが、逆に聞く所によると何やら佑も俳優をしているようで結構有名みたいだった。


家族の事を全く知らなかった事にショックを受け、昼飯もないことに気づいてダブルパンチで手を合わせ祈るように考えていたら、空気の読めないあのヤローがシーンとした授業中にデカイ声でお祈りか?と言いやがった事で視線を集め大爆笑が起きた!?

もう帰っていいかな?トホホホ


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