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アラサー高校生  作者: 小大丸
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体育館の中

体育館近くまで来て違和感を覚える。

いつもならボールの音が反響するハズなのに聞こえない。何気なく外の窓から覗いて見ると女の子が3人で話し合っているのが分かった。


中に入ろうかと思ったがさすがに男女二人でいるのがバレると具合が悪いと思い外から様子を伺うことにした。


「あなた。体育館で男子とイチャイチャしているとクレームが入っているわよ。練習するフリしてそんな逢い引きみたいなハシタナイ事をしてたんですわね。呆れて開いた口も閉じませんわ。まああなたの場合はどの口かわかりませんがね。」

女同士てマジで怖えな。ここで出て行ったら立場が悪くなるので我慢する事にした。

「そんな事してないです!!練習して上手くなりたいだけです!!」

もう一人の取り巻きが口を開いた。

「私見たんです。帰りに一緒に相合傘して仲良く帰るのを普通だったら職員室で傘を借りたり出来るのにしないってことは言わなくても分かるんんじゃないの?」


「そ、それは•••傘を忘れて取りに行くのが面倒で(声がだんだん小さくなる)」

「ああ言えばこう言う。あなたの言葉に信憑性なんて一つもないわ。この発情雌が!!」

メッチャ怖いんですが体育会系マジでパネーわ。

可哀想に泣いている。そらそうだわな。好きでもない人と勘違いされて信頼と実績を失うんだもんな。

俺のせいで彼女に実害を被せるのは男としてカッコよくない。

俺はここで体育館に入りなんとかしよう。否!?

なんとかしなくてわ!!

入り口まで行き心臓がバクバクしているが、いい具合にアドレナリンが出ておりドアノブに手を掛けた!?


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