第拾壱話 模擬戦でガチ勝負!!(後編)
テストとかあって投稿がめちゃくちゃ遅くなってしまいました。あと冬休み入ったので少しは早く投稿出来ると思います。
「テーヴァ!大丈夫か!?」
「え・・・えぇ・・・、問題ありません・・・しかし、ゲージが・・・」
く、まずいな・・・・・・今のでだいぶ減らされちまった。
しかもそれで、逆転になっちまったみたいだ。
・・・・・・にしても、数値化しないとわかりづらいな。まぁ、数値化すると今は 陽助50>俺30
てとこだな・・・。
つまり・・・こりゃぁ・・・。
「俊士君、悪いけど後一撃で僕の勝ちだよ・・・」
あああ、ヤバい!これはヤバい!!模擬戦だからって、油断した・・・。
となると・・・選択肢は一つしかないな・・・。
「ご主人様・・・」
「あぁ、わかってる。いくぞ!メイドアーマー装着!畳み掛けろ!!」
「了解しました!!」
そして、テーヴァはメイドアーマーを装着した。
なんだ?略されてるだと?それは特撮のお約束だ!
「ふふ、そうこなくっちゃね俊士君!スノーフェアリ、氷塊連弾」
「・・・(コクン)」
するとスノーフェアリオーガは大量の氷塊をまるで雨霰の如く、手から放出してきた。
「かわせ、テーヴァ!」
「了解しました!」
テーヴァは氷塊の間をぬってスノーフェアリオーガに剣を突き立てた。
拳で迎え打つスノーフェアリオーガ。
「血迷ったのかな?俊士君。それではどんどん俊士君のライフゲージが減っちゃうよ?」
「へへ、そいつはどうかな?」
するとスノーフェアリオーガの拳がさらにテーヴァのいる方向に向かっていった。そして、そのまま地面に叩きつけられた音がした。
勝利を確信した陽助。しかし・・・。
「な、なんだって!?」
そこにあるのはテーヴァの片方の方の剣だけだった。
「しま・・・!!」
「油断大敵だぜ。陽助。やれ!テーヴァ!レインボーピンポイントブレードだ!!」
「了解いたしました!いきます!!」
テーヴァの残った方の剣が分離し、スノーフェアリオーガの脚をきりすてた。
そしてその瞬間に陽助のライフゲージが0になり、俺達の模擬戦が終了した。
「うぐぅ〜、惜しかったな。でも頑張ったよな、俺達・・・」
「・・・(コクン)」
「危なかったな」
「そうですね、私も修行不足です」
いやはや、なんとか勝てたが本当に危なかったな。 全く、世界は広いな・・・。
「全く、計画性が無い戦い方ね。それじゃ実戦では足元を巣食われるわよ」
あぁ、そうか。次は平田と神宮寺だったな。今の勝負に集中しすぎてすっかり忘れてた。
これで勝った方が俺と戦うんだな。
「では、北川君と佐原君は観戦室に移ってくれ。準備が出来たら開始とする」
「よ〜し、アストラル!ネイチャーアップ!!」
「ふふ、さすが神宮寺さんね。ではいくわよ!イグリア!ウインドアップ!!」
そういって、二人はアストラル、そしてイグリアを呼び出した。
そういえば、最近俺このセリフ抜かしてるよな・・・・・・言い出しっぺなのに・・・・・・。
「さて、じゃあこちらからいかせてもらうわよ!神宮寺さん!イグリア!ウェポン装着!ハルバード!」
「いい選択だ、マスター。いくぞ!」
そういうとイグリアの右腕に巨大な斧が装着され、イグリアはアストラルに斬り掛かった。
「李亜!こっちもいくぞ!」
「お〜け〜、ネイチャーブレード!!」
アストラルは口から巨大な剣を出してイグリアの攻撃を受け止めた。
押し合う二体だが、ライフゲージは徐々に減っていったので互いにバックステップで距離をとった。
「まだまだいくよ〜!アストラル!ネイチャーバースト!」
「イグリア!かわして、奥義をぶちかまして!!」
「了解!マスター!」
そう言ったイグリアはネイチャーバーストをかわすと右腕を前に差し出した構えをとった。
「くらえ!奥義!風神烈風斬!!」
すると、イグリアの右腕から風が起きたかと思うとそれが勢いよく嵐のような勢いでアストラルに向かって飛んでいった。
耐えるアストラルだが、身体中に斬り掛かったような傷がついていった。
「く、中々やるな。だがこちらも策はある」
するとアストラルの姿が突如一瞬にして消えてしまった。
「な!?どういう事だ?」
「気を付けるのよ、イグリア。どこから来るかわからないからね」
しばらく沈黙していたがその時壁の所が少し崩れた。
「そこか!?」
イグリアが装着していた斧をそこに向かって射出した・・・・・・が、そこには何も無いと思った次の瞬間、突如アストラルの姿がイグリアの背後に出現した。しかし、そのアストラルの姿はまるで身体が電気の集合体のような姿をしている。
アストラルはそのままイグリアに向かい爪で斬り掛かるがイグリアはまるで予想していたかのように振り向き、すぐに武器を出して防いだ。
「ほう、よく防いだな」
「当たり前だ。このぐらいの事は想定内だ」
「あちゃ〜、さすがイグリア。一筋縄じゃいかないな〜」
「にしても、いつから雷の攻撃なんて出来るようになったのよ?」
確かに神宮寺のアストラルは自然・・・特に植物などの力を操るいわゆる草タイプ。雷のFMでは無い。
一体何があったんだ?俺はひとまず陽助に聞いてみたが陽助も知らないのだという。
だったらこの人が怪しいだろう・・・。
「ん?何かようかな?佐原君?」
カブトム・・・そういえば、あのビショップ2から話しを聞いた後にカブトムと神宮寺がなんか話してたような・・・・・・。
「まぁまぁ、その事なら彼女が話すだろうから」
「いや、あの〜・・・まだ言ってないんですが、その事・・・」
心をよまれたな・・・。 まぁ、そんな事はどうでもいい。
今はあいつの話しを聞くか。
「しかし、一体どうして雷の攻撃ができるようになったのよ、神宮寺さん?」
「ん〜、まぁ、話すと少し長くなるかな〜。いや、そうでもないか〜。玲花ちゃんの能力なんだけどね、これ・・・」
「玲花ちゃん?・・・・・・・・・誰だ?それは?」
俺は一瞬、わからなかったがすぐに思い出した。
あの電撃、魔法のような能力・・・・・・あのダルクを倒したエンドレスチェックスの玲花・・・・・・またの名をビショップ2。
まさか、ビショップ2の能力を神宮寺が受け継いだとでも?
「つまり、神宮寺さんがビショップ2・・・・・・・・・玲花の能力を受け継いだって事なの?」
「当ったり〜、理解力が高くて助かるよ」
「いや、正直あまり理解してないけど・・・」
「じゃあ、その時の事をちゃっちゃと話すね☆」
〜〜数日前、ビショップ2の話しの後〜〜
「神宮寺くん、ちょっといいかな?」
「はい?なんですか〜?カブトムさん?」
「いや、実は君だけにはまだ話す事があるんだ」
私はそうカブトムに言われて皆が出て行った後もそこに残っていたのです。
「一体、何の話しですか?」
「まぁ、まずはこれを見て欲しい」
そう言ったカブトムはモニターの画面を私に見せた。
そこには、2人の人の形のシルエットのようなものがあってその2つの間は線で繋がっていて画面右下には『シンクロ率』と表示されている。
「なんですか?これは?シンクロ率って一体何ですか〜?」
「あぁ、これは人物やFMなどのその他の生物などを2体選んでその2体のシンクロ率・・・いわゆる同調率の高さを確かめる事ができる物だ。これが高いとコンビネーションプレイなどが優れていりペアという事になる」
「なるほど、で、それがどうしたんですか〜?」
「うむ、実は前々から君とアストラルのシンクロ率が極めて高い事に気賀かっていたのだが、今回このビショップ2とのシンクロ率を全員分念のため確かめたんだが君とのシンクロ率が異常値だったので、呼んだのだよ。どのくらいかというと双子の三倍ぐらいだ」
「えぇ〜!!じゃあ、私と玲花ちゃんって実は姉妹!?」
「それはないです!」
と言って、未だ微弱なエネルギーを流され続けていて会話する事が可能な玲花ちゃんが話しに入ってきた。
「私はガグルに作られた物・・・地球人と姉妹という事はありません」
「え、じゃあ、つまり・・・」
「単なる偶然だな」
「え〜、つまんな〜いの〜・・・」
「はっはっは、だがここからが本題だ。実はビショップ2が我々に協力してくれるらしくてな嘘発見機とか使っても反応しなかったから多分大マジだろ」
「はい、本当です。私は敗れた身。そんなゲーム盤から除外された私に残された道は死だけでしょう・・・・・・しかし、だったらあなた方と協力して戦うのもいいと思いまして」
「なるほど・・・なら私は構わないけど玲花ちゃんはそんな状態じゃ戦えないんじゃ?」
「そこで、シンクロ率の高い君とビショップ2の身体を一つにしたいんだが・・・どうかな?」
「・・・わかりました!いいですよ!やりましょう」
「随分、簡単に受けてくれますね。自分の身体に他人が入っていくのが怖くないんですか?」
「ぜ〜んぜん、逆に楽しみかな」
「そうですか・・・ならこれからよろしくお願いします」
「うん、よろしく☆!」
「では、神宮寺くん。服を抜いでこの中に入ってくれ」
そう言われた私は服を抜いだ後カブトムさんに言われた通りにカプセルの中に入った。
「よし、準備はいいな。始めるぞ、ちょっとキツいからな」
そう言ったカブトムはコンピュータを操作して、同調作業を始めた。
その時、身体の中に何かが流れこんでくる感覚が身体中を走った。
そしてその感覚は身体中を徐々に流れていった。
感覚を感じなくなった時には、私はカプセルの外にいて、ベッドの上に横になっていた。
どうやら意識が一時的に失われていたようだ。
(神宮寺さん、聞こえますか?)
?私の頭の中から声が聞こえる。
この声は・・・・・・。
(玲花ちゃん・・・?)
(そうです、私です。同調は成功しました)
(あ、そうか。いや〜、ほんとに一体化しちゃうとは科学ってすごい)
「む、気付いたか。李亜。心配したぞ」
「え、誰?」
そこにはちょっといかつめのおじさんがいた。
でも、この一匹狼みたいな感じ、私にはすぐわかった。
「もしかして、アストラル?アストラルなの?」
「あぁ、そうだ。人間体だから分からないのも仕方ないな」
「へぇ〜、アストラルも人間体になれるんだ。やっぱすごいね〜。あ、そうだ。玲花ちゃん?いい?」
(はい?何ですか?神宮寺さん?)
「ちょっとだけ実体化って出来るかな?」
(可能です。では・・・)
そう言った玲花ちゃんは半透明ながら私の前に姿を現した。
「神宮寺さん、一体何の御用で?」
「いや、みんなで軽くこれからもよろしく的な、ね?」
「そうだな、よろしくな。玲花!」
「はい、よろしくお願いします。神宮寺さん、アストラルさん」
「おっと、玲花ちゃん私の事は李亜とでも呼んでね〜」
「はい、わかりました・・・・・・李亜」
「うん、皆これからもよろしくね〜」
〜〜回想終了〜〜
「というわけ、わかった?」
「いや、あの、超展開過ぎてちょっと分かりにくいかな・・・」
そりゃ、そうだ。いきなりそんな超展開な理由を言われても理解に戸惑うのは当然だろう。
「んん〜、まぁ、細かい事は気にしない〜。・・・・・・・て事で行っくよ〜!」
「・・・えぇ、かかってきなさい」
そういって、双方とも構えた。
「イグリア!一気に決めなさい!スナイパーライフルセット!」
「この一撃で終わらせる。悪く思うな」
そう言ったイグリアはスナイパーライフルを構えて、引き金に指を入れた。
「アストラル!あれ・・・やっちゃって!」
「了解した!」
するとアストラルの身体が更に電撃のようになっていき、イグリアに向かって猛スピードでかっとんでいった。
「早いな、だが外さん!!」
イグリアが引き金を引いた。その瞬間アストラルがイグリアに突撃した。
イグリアは壁に叩きつけられ、平田達のライフゲージが0になった。
「やったぁ〜、私達の勝ちだ〜」
「いや、李亜。すまんが引き分けのようだ」
「え・・・?」
よく見ると神宮寺達のライフゲージも0になっている。
どうやら、イグリアのスナイパーライフルの一撃が当たり、決定打になったようだ。
しかし、あのスピードでよく当てられたな。
「あらら〜、残念〜。惜しかったね〜」
「ふふ、私達だってある程度の実力はあるわよ」
そういいながら、神宮寺と平田は自分のFMを戻した。
「二人は引き分けか・・・・・・じゃあ、優勝は俺って事か・・・なんか納得いかないがな」
「ははは、だろうな」
「ところで謙太。全然しゃべってなかったが何してるんだ?」
「ん?なんだ?知りたいのか?」
「・・・・・・やっぱいいや・・・」
そんな感じで模擬戦が終わり、帰宅ムードの時に部屋に会員の方がかなり焦り気味で入って来た。
「会長!大変です!山梨県の草原地帯に暴力団同士の大規模な紛争が発生したとの報告が入りました!」
「何!わかった!すぐに出撃準備をする!」
何だ何だ?このお約束的な感じは?なんかもうカブトムが言う事がわかるぞ。
「皆さん、緊急事態だ。疲れているところ悪いがすぐに山梨県に急行してくれ!」
「了解しました、会長!」
「わかりました!」
「りょ〜かい」
「OK」
「・・・わかった!」
まさに、不意討ち。
俺の休日がまた無くなったのであった。
はぁ〜・・・・・・。
かなり、焦って執筆したので後の方がめちゃくちゃになってたかも・・・・・・・・・その辺は反省します。最近、フィギュアとかにハマり過ぎて金がヤヴァいです。バイトしたい・・・(笑)