前へ目次 次へ 4/8 悪蘇① ――――2組ずつに別れて探索することになった。 余ったら死長と組まされるので私は悪蘇と組むことにした。 「まあ、僕を選ぶのは当然だよ」 なぜこんな嫌みで自身過剰な奴。だとは思うけれど、悪蘇は黄族。 人脈が広く、武器は常に新しいから戦いに有利だ。 「そうね」 ここは波風をたてないように、相手に会わせておこう。 なんであれ死長に恨み等はないが、絶対に組みたくないのである。 というかサダル以外は皆嫌がっているようだ。なんてったって死王の補佐で、偉い人だから仕方ない。