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ブアメードの血

 あなたはブアメードの血という都市伝説をご存知だろうか。内容や創作者に関してはいろいろな説があるが


 第二次世界大戦前のヨーロッパで次のような実験が行われたそうです。

 ヨーロッパのある国にブアメードという名の死刑囚がいました。彼はある医師から医学の進歩のために危険な実験に協力して欲しいと頼まれました。人間の全血液量は体重の10パーセントが定説になっているが、我々は10パーセントを上回ると考えているので、それを証明したいというのです。彼はその申し入れを受け入れ、まもなく実験が開始されることになりました。

 目隠しをされてベットに横になったブアメードは血液を抜き取るために足の全指先を小さく切開されました。足元には容器が用意され、血液が滴り落ちる音が実験室に響き渡ります。ブアメードには一時間ごとに累積出血量が告げられました。やがて実験開始から5時間がたち、総出血量が体重の10パーセントを越えたと医師が大喜びしたとき、哀れ、この死刑囚はもう死んでいました。

 ところがこの実験では血液など抜いていなかったのです。彼にはただ水滴の音を聞かせ、体内の血液が失われていると思い込ませただけでした。


 というものである。

ブアメードの血に関しては諸説ありますが、

笠巻勝利: "眼からウロコが落ちる本"(1999)

谷口雅春:"生命の実相・2巻" (1962)

の二作品に似たような話が

19世紀半ばにはこの都市伝説があったとか。。

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