表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
砂塵りのケーナ  作者: 束間由一
第一章:砂漠の少女
63/119

水中に身を泳がせて


 水にもぐって出口を探す2人。

 



 

 オアシスから引いているのか、水の透明度はすこぶる高い。

 <デリア>の光球に照らされた水中は、まるで水が無いようで、2人は、空中を浮かんでいるような錯覚にとらわれそうになった。


 2人とも泳ぎは得意だった。

 砂漠に住むケーナが、泳げるのは意外である。彼女はオアシスなどで泳ぐ練習をしていたのだ。


 水深10メートルはあるだろう。深い地底湖だ。

 ところどころに、美しい魚が泳いでいる。



 ケーナの言った通路らしき穴が見えてきた。

 特に水の乱れる様子もなく穏やかだ。

 2人は、足をばたつかせてそこに向うと、四角形の通路に入り泳ぎ進んだ。



 特に、危険な生き物もおらず、暫く進むと、遂に、空気のある場所に辿り着いた。

 ケーナとレイルはそこに顔を出すと、ぷはーと息を吸った。


 「よかったぁ。どうやら、道があるみたいだね!」


 「うん。」


 2人が水から上がった先には通路があった。

 どういう役割があるのかはわからないが、どこかに通じているようだ。

 2人はその道を慎重に進む。



 持っていた道具は、皆濡れてしまった。

 松明たいまつは湿ってしまったから暫くは役に立たないだろう。



 再び罠にはかかるまい。

 2人はそう決意していた。次にかかれば、命は無いかもしれないと思ったからだ。


 王家の墓の冒険はまだまだ続く。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ