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砂塵りのケーナ  作者: 束間由一
第一章:砂漠の少女
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あれれ?


 白蛇に、ダミードールを与えておとなしくさせようとするが……




 「気付かれた!? よーし、えいっ!」



 ケーナは、手に持つダミードールを蛇の方に投げつけた。

 ボル爺の言う通りの方法だ。こうして、あとはレインザードに食べさせれば大丈夫との事だった。




 シャアア!



 白蛇は、ダミードールに喰らいつく。

 そしてあっという間に自分のお腹に入れてしまった。



 「よーし、これでいいはず!」



 2人は、白蛇の様子をうかがう。

 おとなしくなるのを待つつもりだった。

 しかし、事態は予想外の方向に傾く?



 「あ、あれ? 何かおかしいな……」


 「そうだね、何だか、こっちを見てるんだけど……」




 シャァァ



 白蛇は、おとなしくなるなる様子はなく、何とこちらに近づいてくるではないか! 



 「うわわっ! な、何で!?」レイルの顔が青ざめる。



 「ちょっと! あの爺さん、話が違うじゃないのよぉ!?」


 

 2人は恐る恐る後退する。

 このまま飛びかかってでも来たらおしまいだ。



 一歩。

 一歩。

 また一歩。



 次の瞬間!

 蛇がその動きを早めた!

 









 




















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