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砂塵りのケーナ  作者: 束間由一
第一章:砂漠の少女
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白蛇レインザード


 レイル達は、遂にレインザードを捉えた。



 シュルルルルルル



 独特の声がする。白き蛇の啼き声だった。

 その体の大きさは、かのドラゴンくらいそれ以上の大きさである。



 「あれが、レインザード……」



 レイルはゴクリと唾を呑む。

 さすが、神の使いと呼ばれるだけあって想像以上の威圧感だ。

 まだこちらに興味は示していないが、とぐろを巻いたその巨躯には容易に近づきがたい。



 「さーて、どうしようかな?」


 ケーナは、袋から人形を取り出した。

 ボル爺のダミードールだ。


 「うまくいくかな?」レイルが心配そうな顔をする。


 「あのエロじいさんを信じるしかないわね。何とか距離を縮めて、この人形を置きましょう。」


 2人は少しずつ白蛇に近づく。

 いつこちらに気がつくか、気が気で無かった。



 一歩。

 一歩。

 一歩。

 また一歩。



 シャアッ!



 レインザードが声を上げる。

 レイルはビクついたが、また静かになると歩みを始めた。



 一歩。

 一歩。

 また一歩。



 シャァァア!

 レインザードがまた声を上げた。今度はどうやら気付いたようだ!

 蛇は、顔をレイル達の方に向ける。

 




 










 

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