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砂塵りのケーナ  作者: 束間由一
第一章:砂漠の少女
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友達


 ちょっと強引にケーナとレイルは晴れて友達になった。



「じゃあ、ケーナ。この子は私が預かるから、今日はもう帰っても良いよ。」



 ファリーダはそう言ったが、ケーナはすぐに帰る様子はなくまだコーヒーを啜っていた。

 まだ、帰る様子は無かった。



 「ちょっと待ってよ。まだ来てからそんなに時間経ってないんだし、もうちょっとお話しようよ。」



 「だーめ。あんたも一応門限あるんでしょ? 明日以降にしなさいな。」



 「ちぇっ。ファリーダって変なとこマジメだよね。わかったよ、帰るって。」



 ケーナはしぶしぶ席を立つ。

 そしてレイルを見るとにかっと笑った。



 「んじゃ、明日また来るねレイル! 一人でまたあの神殿行けるか心配だからさ。」



 「えっ?」


 

 「嫌なの?」


 「そう言うわけじゃないけど……なんだか悪いなって思って。」



 ケーナは、弱気な台詞を吐くレイルの方をポンと叩いた。

 そして、顔を近づけて言う。



 「いいの。レイルと私は、もう友達だからさ! 今までの親切のお礼は私と友達になること。それで十分だよ。いいよね?」



 レイルがいいよと頷くと、ケーナはじゃあといって颯爽と立ち去って行った。 

 家の中はちょっと寂しくなった。



 


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