登校1日目。つまりは入学式なのです!
入学式は緊張する日。
でも、出会いもある日。
その出会いが吉と出るか凶と出るかは人次第、運次第
てなわけで、
新しい一年の始まりなのです
今から語るのは、俺が実際に体験した物語。
それは、スリルにあふれていた物語。
俺はこの物語で人生観が変わるほどの体験をすることになる。
俺はこの思い出を忘れたいようで忘れたくない。
なぜなら、、、まあそれは後で説明するとして。
それじゃあ始めようか。俺が体験したすごい勢いで過ぎていった高校生活を。
もう二度と味わうことのないであろうたった3年に渡る壮大な物語を。
とりあえず入学してみたはいいものの、教育にだけ異様にうるさい両親に促されるままに入ったわけで。そんな俺に今の状況を説明してくれるほど親しい人もいなくて。
つまり、孤立無援ということなのだが、、、
VR技術が飛躍的に進化したこの時代。教育にうるさいくせに機械音痴な両親にそんなVRなんて高等技術が理解できるわけもなく。近年まれに見るくらいのアナログな生活を送っていた俺。まあ、要するに何が言いたいのかというと、俺はまったくもってこの時代の流行という流行についていけた試しがないわけだ。
家にそういった近未来の技術が本当に少なかったせいで、俺は常にボッチだった。両親にすべての責任があるわけではないのだが、俺としてはその家庭的要因が大きかったとしか思えない。
何度もそうして苦労してきたわけなのだが、今回もそんな例には漏れず苦労しているというわけだ。
私立星藍高校。まあこれでも一応結構な名門校らしいが、、、そんな高校に入学した俺は入学後の説明で度肝を抜かれているわけだ。心外に心外が重なってもう吐きそうだわ。そのことはいったん後で考えるとして、、
教室に案内された。1-2、5クラスあるクラスのうちの二組の出席番号22番。来年二組の22番ならぞろ目になるな。と馬鹿でも考えつくようなことをグダグダと考えていたら、隣の女子が声をかけてきた。確か名前は、、、、わからなかった。出席番号は16番、、だよな。
「やあ、陰気臭そうな顔してるのだね。悪くない顔なのに表情がダメダメなのだよ!」
「は?てかあんた誰だよ、初対面だよな?」
「そうなのだよ!ボクの名前は月夜藍俐なのだよ!君は緋海くんだよな!緋海真宵。キラキラネームだな。この時代に珍しいのだよ」
あーーーーー、こいつやばい奴だ。触れちゃいけないやつだ。初手で人が気にしてる名前をいじりやがった。許せないわ!
まあそのあと藍俐は笑って何もわかってない俺に丁寧に学校の仕組みを教えてくれた。そのことだけは感謝しているが、、、
「なあ、緋海とやらよ」
「なんだよ、だまっとけ」
「健気な乙女にそんなこというとはな!まあいいけどさ。てかここの仕組み何も知らずにここ合格したってすごいのな、お前さんは」
「さあ?てか筆記試験だろ。死ぬ気で勉強したんだよ」
ニコリと笑ってなるほどなと頷く月夜。しゃべり方がいちいちむかつく事をのぞいたらただの変人なのかもしれない。ただし、そんな変人が俺にへばりついて離れないせいで俺はかわいい女子にも、男子にも話しかけられない。二重の意味で。月夜もかわいい部類の少女だがあれは性格に問題がありすぎるから正直人間扱いしてもいいのかもためらわれる。あれは一種の珍獣だからな。
「ま、よろしくね。ボクを味方につけたら強いのだよ。これは保証できるさ」
「あ、、、そう」
「もう初日も終わるのだよ。そうそう、緋海。初日で配布されたお金を使うと後悔するのだよ。やめとくのだ」
「ご忠告どうも」
「なんてことないのだ!」
そのまま走って消えていった月夜。名前だけはおとなしそうなのに中身は本当に意味の分からない珍獣だよな、こいつ。そう思いながら俺も帰路についた。
俺はこのとき、忠実に月夜の忠告を守ったことで後ですくわれることとなるのだが。まあそんなことはその時の俺が知る由もなかったわけだ。
ーーーーーーー
私立星藍高校。月夜が説明したところによると、日本屈指の名門校であり、いろいろな方面の業界にパイプを持っている高校、、らしい。そこまでは何となく両親が好きそうなコンセプトだからまあ、そんなもんだよなと納得したが、ここからが理解不能だった。
曰く、この高校はVRを使う必要があるということ。そしてその使い方というのは、学校の授業が午前はリアルで行われるが午後はVR上で行われるそうだ。まわりの人たちは皆うれしそうな顔をしているのもこの授業を楽しみにしている生徒が多いからだと月夜は言ったが、そんな月夜の言葉に俺はうなずけるわけもなく。とりあえず頭の中にそのことを書き留めておくことにした。理解不能、っとな!
で、その午後の授業の意味がわからないわけだ。月夜に聞いた話によると協調性と競争、物事に工夫して取り組むために必要不可欠な授業らしいが。まあ、詳しくは明日の初回授業という名のオリエンテーションで説明されるらしいからいっか。
月夜は一通り説明した後、悲しそうな顔をして「たぶん皆が期待してるほどきれいな授業じゃないのだ。緋海も気を付けてほしいのだ」と言った。
そして、何もできないまま、なにも理解できないまま、なんとなく掲げていたまともな友達を作ることがかなう見込みが立たないまま入学式は終わった。
ーーー
全寮制らしいこの高校で俺があてがわれた部屋は、最上階のくせに日当たりの悪い部屋。最上階なのに、日当たりが悪いとは致命的なような気もするが、、、俺としては両親から離れて暮らせるという時点でおいしすぎる話なんでこの際どうでもいい。両親の粘着質な声が聞こえてこないというだけでどれほど幸せなことだろうか!俺は生まれて初めて存在するかもわからない神様とやらに感謝した。
さあ、さっさと飯食って寝よっと。
「緋海とやらは面白いことになるかもしれないね。もしかしたらこの授業に新しい時代が、、新しいフェーズがやってくるのだ。それはうれしいことだと思うのだよ。そうは思わぬか、■■■■?」
あとがき?
なろうに手を初めて出しました。処女作、というわけです。文才はないですが暖かく見守ってください。
お願いします。
あとがき
主人公はまあ若干ひねくれてるけど!学生なんてこんなもんなんで!月夜ちゃんのしゃべり方は現実にそういう女の子知る限りでいますし!
てなわけでよろしくでっす!
本当の後書きはここに書くらしいですねぇ。
私も機械音痴なんで。ゲーム音痴なんで。
それでも困ることはありません
なぜなら、親の方が機械音痴かもしれないので。




