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『あなたに恋しました !』 ――最後は君を好きになる――    作者: 設楽理沙


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83 ◇ルームツアー4



「次はキッチン。

 すごく、小さいキッチンでお料理しずらいんですよね」


 IHのコンロが1つ。

 これじゃあ、2~3種類の料理を作るのは大変そうだなぁ~。

 

「部屋が1部屋っていうのは、まだ耐えられますがコンロ口が

一つっていうのは、正直耐えられません」


「そうだろうねぇ~。

 香さん、手際よくちゃっちゃっとお料理作れる人だから

こんなふうなミニキッチンは痛いかもね」


「前もって食材をボイルしておくとか、冷凍しておくとか、まぁ

工夫が必要ね。

 でもまぁ、ここにずーっととは考えてないので……」



「そうなんだ……」



「分かんないわ、そう言いつつ、ずーっと居付いちゃうかもしれないし? 」



 どっちなんだ、考えに統一性が欠けてるよ。

 彼女の一言一句に惑わされてはならないな、気をつけようっと。



「えおわっと、この紙袋は? 」



「不燃ごみです。

 見た目を意識して、おサレな紙袋に入れてます」



 フムフム……どこまでも景観重視ですな。


「紙袋だと汚れればすぐ取り替えられるので楽ちんなの」


 フムフム……費用もかからず楽なんですな。

 ナイスなアイディアだな、これはうちもいただこう。



 香さんのルームツアーはシンクの中まで見せてくれるという

力の入れようだった。


 しかし、こじんまりした空間にびっちりきれいに整頓されていて

驚いたな。


 我が家なんて、収納場所が多くて広いのをいいことにどれもこれも

ストックなんてバラバラッに引き出しの中に転がしてるよぉ~。


 続いて、トイレと下駄箱の中も見せてもらった。

 やっばりキレイに収納、整理されている。


 下駄箱が玄関から少し離れて設置されているのが斬新だな。


 

 そしていよいよ、6畳ワンルームへと、案内されることに。


 もうもう、案内などいらーん、って感じ。


 左壁際にベッド、右壁際にダイニングセット、窓際コーナーには

おサレにサイドテーブルに何個か観葉植物が置いてあってさ。


 こぢんまりしていて、素敵なお城だよ。


 こんな小さな箱なのに、旨い具合に工夫して生活しやすい

環境作りのできる香さんを俺は正直尊敬する。



「以上、スペースは一間だから、これで終わりです」




「いやぁ~、良かったよ。

 きちんとしないといけないなぁ~とか、自分の家でも何か参考にならない

かなぁ~とか、何分、ルームツアーなんて初めてで新鮮だった」




「実は私もルームツアーなんてしたの、初めてです」


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