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『あなたに恋しました !』 ――最後は君を好きになる――    作者: 設楽理沙


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66 ◇ ボディタオル



 私は最初に下の子たち2人を入浴させて、次に雨汰くんを入れた。


「雨汰くん、自分で身体洗える? 」


 返事はないけれどボディタオルをにった手取ので石鹸を付けてあげた。


 洗えてないところもあったけれど、雨汰くんはちゃんと自分で洗う

ことができた。



「雨汰くん、背中は香ちゃんが洗ったげるよ」


 そう声を掛けると雨汰くんが私にボディタオルを渡してきた。


 私はピカピカお肌の雨汰くんの背中をやさ~しくやさ~しく、

ボディタオルで(こす)った。


 そして仕上げに身体中シャワーで石鹸を流した。



「じゃあ、お風呂に入ってね」

 どうするかな? と様子見してたらおもちゃのアヒルを持って

雨汰くんは湯舟に()かった。



 私は浴室から出て戸を閉め、5分くらいして、雨汰くんに声を掛けた。


 「もう出ていいよ、あがろっか」



 出てきた雨汰くんの身体を私がバスタオルで軽く押し当てる風に

して、ざざっと拭いた。


 この後雨汰くんはちゃんとパンツとシャツ、ズボンを自分で

着てくれた。


 正直どうなることか、と不安があったので雨汰くんが機嫌を

悪くしないでスムースに入浴Timeを終えられて、ほっとした。


 3人お風呂に入れて、私はもう自分自身の入浴も終わらせたような

感覚に陥った。


 こんなまだまだ世話の焼けるチビっ子たちを抱えてて、体調を崩して

しまい、さぞかし神谷さんはしんどかったろうな~不安だったろなぁ~

と思ったら、なんかホロリとしてしまった。



 私は3人に声を掛けた。


「お父さん病気で寝てるから静かにしようね。

 それでぇ、お話する時はぁ、小さな声でお話しようね」



 このあと、順番に3人の歯磨きをして、いつでもすぐに寝られる状態に

もっていった。



 2階に子供たちの寝室があったので、皆で2階に上がり、絵本の読み聞かせ

をすることに。


 芽衣ちゃんや麦くんはいろいろとしゃべりながら、私の読み聞かせを

聞いてくれた。



 麦くんは大抵『どうして? なぁにぃ?』って質問してくる。


 芽衣ちゃんは『あっ、オオカミだ……』とか『赤ずきんちゃんだ……』

とかって教えてくれる。



  この時は麦くんも芽衣ちゃんと一緒に『オオカミ、オオカミしゃん……』

って声に出したり。



 雨汰くんはベッドの上に座って別の絵本を見てる。



 子供たち絵本を2冊読んだ後、おもちゃコーナーに置いてあるレゴを出す

と雨汰くんも寄ってきて3人が遊び出したので、私は洗濯機を回すために

1階へ降りることにした。



「香ちゃん、お洗濯してくるね」



 私は3人に声を掛けてからその場を離れた。


 汚れものはさっき子供たちが脱いだものの他にもたくさんあったけれど

迷った末、ひとまず今回脱がせたものだけ洗うことにした。

 






 


 

 


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