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『あなたに恋しました !』 ――最後は君を好きになる――    作者: 設楽理沙


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38 ◇孤独な女の戯言《たわごと》




 あ~あ、折角、気になる親子を見つけたのに、準備不足で

彼らの前に出ていけないなんてガッカリだわ。


 でもやっぱりあそこの公園を日常的に利用しているってことは

分かったから──


今度こそバッチリいつものよそゆきの自分じゃなくてラフで見方によれば

それ風に見えてしまう、ちょっとドリーミィーでガーリーチック、そして

その中にコミカルさも併せ持つよう演出して登場しよう。



 ずばり、フリフリ、乙女チック満載の?「PINK HOUSE」風の

ファッションコーデで攻めるつもり。


 私ははどうして公園で神谷さんを見た時、少し変装して出会おうと

思ったのだろう?



 ズバリ、万が一彼とこの先の付き合いがあるとするなら、見てくれでは

なくて素の自分を見てほしいと、そう望んだからかもしれない。


 この先の付き合いがあったならなんて、どうしてそんな風に

思ったのだろう?


 3人の子持ちの男に対して……。

 

 ただの成り行きだったのか?


 はたまた子育てに悪戦苦闘している、ある意味哀れでそれでいてある意味

幸せでもある、なかなかお目にかかれないであろう男の立ち位置に興味が沸

いたのか?


 それとも可愛い子供たちと繋がりたいという気持ちが強く

芽生えたせいなのか?


 まぁ、そのどれもがもしかしたら私の心をぎゅっと鷲掴みに

したのかもしれない。


 いろいろと彼らのことに対して内観しているうちに、私は彼らと長い

付き合いをしたい、関わりを持ちたい、と思っているのだということに

気付いた。


 自分で自分のそんな風な気持ちの持ちように驚いた。


 短期間だけではない──

 ただの行きずりというだけではない──


 孤独な女の戯言(たわごと)? それとも……。




 何かしらの(えにし)を感じたからか。

 

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