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猫に小判を分けタマえ!!  作者: 隼人
2章 人間になりました
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5話 学校

電車でだいたい30分くらい。駅で降りてそこから歩くこと20分。山というか丘というか、まぁ高いところにある高校。私立(しりつ)桜ヶ丘(さくらがおか)高校。そこに、あの人がいる。


緊張しすぎて帰りたい…クラスの前の転校生ってこんな気持ちなのかな?

「…はい、じゃあ転校生ねー。入ってどーぞ」

「っ!はい!!」

扉を開け、入り、閉め、歩き、黒板に名を書き、中央に立ち、気を付け。

黒田(くろた)(まこと)です。少々人見知りですが、仲良くしてください。よろしくお願いします!」

お辞儀をして、前を向くと、


ご主人様(あのひと)と目が合った。


幸せやぁ〜♪


「じゃあ黒田、テキトーに空いてるとこ座れー」

「自由かよ」「ちゃんとやれや!」「教師辞めろよ」

僕は、目の前のお姫様の隣に座った。

すぐさま声をかけた。

「黒田です、よろしくお願いします」

白河(しらかわ)知佳(ちか)って言います。分からないことあったら言ってね!」

「ふぁいっ!」

変な返事になってしまった!

白河さんは、クスクスと笑っている。かわい〜。

「ところで、」

白河さんが僕にこう聞いた。



「私と黒田くんって、どこかであったことない?」

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