表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫に小判を分けタマえ!!  作者: 隼人
1章 猫、化けます
5/17

2話 誓います

ぼくを人間にしてください。


「本当にいいんだな?」

もう決めましたから。

「本当に?」

ええ。

「後悔しない?」

しません。

「本当に?」

()らさないでくれませんか?

お姉さんは笑い、

「ごめんごめん。じゃあ、かける前に(いく)つか決まり事を伝えとくよ」

「一つ、猫の時のことは忘れろ」

「二つ、人間の生活に1年で慣れろ」

「三つ、猫だったことがバレたら死ぬ」

「いいね?守れるかな?」

ええ、必ず。

「よし、じゃあ呪文かけるから待ってねー」

そうお姉さんは言い、小さなカバンから四次元ポケットのように荷物を取り出した。

「…これ?…違う…どこー…うわ、バナナあった…モグモグ…あ!」

どうしましたか?

「元カレの写真が出てきた…」

早くしてくださいよ。


省略するが、このあとお姉さんの家に移動して、バックを(あさ)ること約3時間。

「あったァー♪」

腹減りました

「人間になったら、祝い料理作るから!」

早くしてくださいよ

「よし、ゴホン」


「マツシラクラトキィナ!」


ボクは、気を失った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ