17話目懐かしい人
「・・・何で俺が運ばなきゃいけねぇんだよ」
「止めなかった貴方も同罪よ。分かったら運びなさい」
「えぇー」
「文句あるかしら?」
「すみません。何でもないです。はい」
と言うわけで白狐が百鬼をBBA呼ばわりした結果フルボッコにされたため運んでいる・・・白狐が刀を持ってるせいで重い(激怒)とか言ってたら
「あれじゃない?」
いつの間に起きてた白狐が俺の背中の上ではしゃぎながら指を指す。
「起きたなら降りてくんない?」
「嫌だ」
「・・・」
まぁいいや。言うだけ面倒だし。着いたが、建物の前に人が居た。
「あ、どうも。」
「どうも。貴方は?」
「俺は荒井諒と言う。そっちは?」
「鈴鳴だ。それとその他もろもろ。時の神の知り合いだ」
「おい、その他もろもろてなんだ。」
「時の神の知り合い・・・ね。まぁあいつの知り合いなら問題ないな。兵舎を案内するよ」
時の神の言う通り歓迎してくれた。
客室で
「あ、鈴鳴さんお久しぶりです。」
時の神が居た。
「あ、鈴鳴さんお久しぶりです。じゃねぇよ!絶対この世界に飛ばした主犯お前だろ!」
「えぇ~何のことかな~」
「とりあえず泣くまで殴るわ」
「まぁ待て落ち着けって」
「いや、いきなり違う世界に吹っ飛ばされたら誰だって切れるわ」
「まぁ鈴鳴さんにとって懐かしい人に会えますから怒らないで」
「?」
時系列的には龍治さん達が兵舎に飛ばされる少し前です。