人物紹介
多分、一度にたくさん出てきて覚えられないと思うので、ここで一度人物紹介をば。
野田洋司
176cm
ポジション スーパーサブ
市内の大学に通う大学一年生。小さい頃は成長が早く、小学六年生の時点で170cmあった。そのため、中学まではパワーフォワードやセンターを受け持っていたが、高校に入るとその身長は急激に伸びなくなり、176cmでストップ。そのため、Cをするには身長が微妙に足りず、1番や2番、3番まで、実質すべてのポジションをこなしていた所謂スーパーサブ。
高校時代では、最も良い記録で、県大会Best16位とこれまた微妙だが、本人個人の能力は高く、スポーツIQも高いため、3Pプレーなどの頭脳プレーも得意とする。
しかし、頭はそこまで良くない。
野田灯
165cm
ポジション ポイントフォワード
洋司の妹で、中学一年生。才能の塊のような人物で、兄は器用貧乏なら、灯は万能。バスケを始めて三ヶ月程度だが、申し分ない実力を持っている。ポジションは、富川第二ではポイントガードを務めているが、本人としては
スモールフォワードを希望している。
傲慢不遜、唯我独尊と、かなりの問題児。彼女の学校での問題で、洋司が呼び出されることもしばしば。気に入らない二年生に一対一を仕掛け、コテンパンにしたうえでいびり倒したため、現在の二年生は真冬と智代しか残らなかった。
中山来夏
174cm
ポジション センター
灯と同じクラスの一年生。長身でメリハリの付いた体型。勝ち気でサバサバしており、典型的な姉御肌。運動神経もよく、高い機動力と高さでチームを支える。
佐伯もえ
154cm
ポジション まだ決まっていない
健気な少女。変人の巣窟のようなバスケ部で、唯一の常識人。黒子の○スケを見て入部を決意。身長も低く、運動神経も良いとはいえず、自分を足手まといだと卑下しているが、部活中のゲーム後に洋司にそれを指摘され、改善しようと奮闘中。奈央とは幼馴染。
内山奈央
152cm
ポジション まだ決まっていない
もえと同じく素人の少女。もえより更に一回り背が低い。無口で不愛想。だがそこに惹かれると、男子の間では隠れファンが多い。入部した理由は「もえが入ると言ったから」。もえと奈央の成長次第で、今後のチームが変わると洋司は考えている。
遠坂智代
167cm。
ポジション フォワード
数少ない二年生で、キャプテンを務める。洋司曰く「武士のような奴」。実力は灯に一歩劣るが、高いオフェンス能力を持つ。己に厳しく、それを周りにも求めてしまうため、その厳しさに一年生は次々とやめていった。最後の一年で全国出場を目標に励む。ミニバス経験者。
柊真冬
157cm
ポジション シューティングガード
二年生。話し方からしてすぐ分かるほどのネットオタク。
常に飄々としているが、実はプレッシャーに弱く、あまり積極的にシュートを狙わない。唯一灯から二年生いびりをされなかった人物。理由は「真冬先輩に手を出したら、社会的に殺されそう」とのこと。智代と同じくミニバス経験者であり、小学生時代はライバル同士だった。
次回からは普通に話を進めます。