表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

千年の戦

 その時、桃太郎大通りから祭りの音楽が聞こえてきた。

 うらじゃの原曲に続いて、楽しげな「うらじゃ音頭」も聞こえてくる。


 百襲媛は霞み始めた温羅を見つめながら、祭り囃子に身を委ねた。


 大和の武の力も、歴代巫女最強といわれた自分の霊力さえも、この男の器の前にやんわりと受け止められただけだったと感じていた。


 目の前の戦いしか見えてなかった自分の浅はかさ、というより、温羅の深謀遠慮に舌を巻くしかなかった。


 温羅が仕掛けた千年の戦に、百襲媛や吉備津彦らも絡めてとられ、後のヤマトタケルの悲劇が生まれることになる。


 それはまた、別の話である。



うらじゃ原曲

https://www.youtube.com/watch?v=6Z2qaM5yaHw



うらじゃ音頭

https://www.youtube.com/watch?v=gc4k0ctr1Ik

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ