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半妖な僕の友達作り!  作者: 茶ワンころ
第一章 入学の回想編
9/14

なにこれ、デジャヴュ

あーーーダメだ

上手くならないな

とりあえず氷華と俺は喫茶店を出て帰路につく。

お互いの名前を認識する事が、契約なんだとかで、契約完了したらしいです。


これからは一緒に頑張るのです。


彼女は、妖怪の事を誤解してると言っていましたが、何が誤解なのか、僕にはまだわかりません。


ただ、彼女の事は信じようと思います。これから一緒に暮らしていれば、きっと彼女の言いたい事も分かるだろうし。


「天地遥、性別、男女

職業、不良高校生

という認識であってますか?」


不意に彼女が口を開く。


「誰からそんな事を聞いたんだよ!?答えは否だ!僕はおとこおんなではなく男だし、不良じゃない、普通の高校生だよ!」


てゆうか何時の間に誰から聞いたんだ?


「遥の知り合いらしき人に聞きました。」


何時の間に…


「私の力を持ってすれば一瞬でできますよ。」


君は僕の心が読めるのかい?


「そんなわけないじゃないですか〜」


やっぱりよんでるじゃないか!


「そんな事はさておき、私は信じますよ。言ったかもしれないですが、貴方は霊獣と似た心を持っている。何と無く嘘はついて居ない気がします。」


「うん。信じてくれてありがとう。こんな様にみんなの誤解もとけるといいな。」


「きっと、きっと私達の誤解も貴方の誤解もいつかとけますよ。ね」


「そうだね。これからもよろしくね。」


そんなこんなで、アパート着です。


いきなり同居人ができるとは思っていなかったけど、氷華の荷物は明日まとめて買いにでも行く事にして。


とりあえず今日は疲れたから休みます。


「意外と綺麗にしていますね。感心感心です。」


「意外とって、君の中で僕はどんな人間何だろうか、まぁいい。ここに越して来てまだ日も浅いからね、汚す暇が無かったんだよ。」


へぇ、と興味なさそうに氷華は言う。


まぁ僕にとってもそんな事はどうでもいいんだ。それより…


「部屋は一つしか無いんだけど、どこで寝るの?」


「あぁ、私は狼でしたが、霊獣になる際に新しくなった種族が剣狼なんです。」


「うん?つまりは狼で剣なの?」


「まぁ砕けて言えばそうなんです。本来は霊獣として、契約者に力を与える能力を得るだけなのですが、私は種族まで変わってしまいました。」


「うんうん、で?」


「はい、私は剣というか刀なので、鞘に収まれば、寝るのにそれほどスペースは使いません。」


「ほえー。便利だね。」


ピンポーン、呼び鈴がなる。


「こんな時間に誰だろう。とりあえず僕は出るから、鞘に収まっといてね。」


「ん、分かった。」


「はいはーい。今出ますよー。っと、はいはい、何でしょおゴクフェぇぇ?」


いきなり息ができなくなる。顔全体を何かに押し付けられていて……


「はるちゃーん会いたかったよーーー。私を追っかけてこの学校まで来てくれたのぉ?」


む?この声は?まさか…


「はあえええ?(奏ねぇ?)っへいふはああいへおー(っていうか離してよー)」


さっきから完全に息ができないのである。死んでしまうよ。


そんな僕の、青くなった顔をみた途端に


「あぁ、ごめん。大丈夫?ヤッホー久しぶりに愛に来てやったぞー?」


誰か変換間違ってると教えてあげてください。


「ん?これは間違ってないよ?読んで字のごとく、愛に来たんだよ。」


お前も心が読めるのか!?


「まっさかぁ、読めるわけないじゃん。」


なんだこれ、すごいデジャヴュ

やっぱり文字数少ないですかね?

とりあえず頑張ります。

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