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緋色の月を愛でる夜は――  作者: 二上 ヨシ
第一章  ~ポエニクスの涙を探す~
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1.紅衣の少女

「さあて、さてさてお立合い。お急ぎのあなたもそうでない方も、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」

 レンガ造りの建物に周囲を囲まれた広場は、いつものように食材を求める人々で溢れかえっていた。あちらこちらで呼び込みの声が飛び交い、走り回る二尾の猫を追いかける怒号がどこからか聞こえる。

「こちらにあるのがそう、かのポエニクスの涙。偽物なんかじゃあありません、正真正銘の本物!」

 軽快な口上で、頭に角の生えた男が液体の入った小瓶を高々と空に上げる。男の呼び込み文句に惹かれるように、次々と人々は足を止めた。半信半疑ながらも、男の手の中の小瓶へ、どこか憧れの眼差しを送った。

「そうこのポエニクスの涙、魔界伝説にある通りに一滴口に含めば、あれよあれよという間に永遠の力と命を手にできるっていうじゃありやせんか! 銀輪の医術師から極秘に入手したものが流れに流れて皆様の元へやって参りました。本当なら値はつけられねぇところ、今日は特別価格、赤字覚悟の一万五千ボンドで売っちゃうよ! さあ買った買った!」 

「聞いたかポエニクスの涙だってよ」

「どうせ偽物だぜ」

「俺、一つ買ってみよっと!」

「おい、待て、俺も!」

「私も!」

 小瓶は飛ぶように売れていく。魔界でも最大規模を誇るといわれるアルベディーヌ連合帝国にて、日ごろよく見られる光景であった。



「ただいま~」

 壮大な屋敷に、少女の声が響く。市場から大きな紙袋を抱えて帰って来たルナ・クロエは、自分の倍はありそうな大きな扉を身体と足で開けた。

 彼女の纏うワンピースタイプの女性貴族服は、シルクのような照りを持ち、深緋(こきひ)は朝方に咲く薔薇のように鮮やかで、腰の金銀紫の帯も美しい。彼女の右手首の青い腕輪は、特に神秘的な光を放っていた。

 彼女の身につける一つ一つは紛う事なき逸品だったが、当のルナはスカートの下に黒のレギンスを穿いているとはいえ、次々と扉を足で開けるという横着ぶりを見せていた。

「ねえ、いないの? ムドー」

 呼びかけてもシンとして返事は無い。これだけ広い屋敷だというのに、使用人一人見当たらなかった。にも関わらず掃除や整理整頓は行き届き、この屋敷の主の性格が垣間見られる。

 台所へ通じる立派な螺旋階段を降りようとした瞬間、ルナはツルリと足を滑らせた。

「うきゃああああ!」

 朝っぱらから盛大に声を上げて階段を滑り降りる。最後にドスン、と大きな音を立てて臀部(でんぶ)を打ち付け、ジンジン痺れるそこをさすった。

「あいったぁ……。危ない危ない、卵買い忘れてよかった」

 痛みに顔をしかめる。この間も起き抜けに盛大に転んで、高そうな柱時計を盛大に破壊してこっぴどく叱られ、半泣きで修理させられたばかりだった。

 だが今回は散らばった野菜以外には何も無く、大丈夫そうだと胸を撫で下ろす。

「何度もあんなヘマをするルナ様では……」

 立ち上がろうとしても立ち上がれない。やけに重い足元に目をやると、(くるぶし)から下がずっぽりと壺の腹にめり込んでいた。どう見ても、素人に修復できる破壊具合ではない。

 あまりの惨劇に、血の気が一気に引く。

「か……か、形ある物は、いずれ壊れる……よね。そうそれが世の摂理だもの。……いえ、でも奴に知れたら事だわ。……見なかったことにしようっと」

 壺を両手で少しずつ回転させる。穴の空いた部分を背に向け、ルナは隠蔽工作を終えた。

「ふう」

「何をなさっているんですか」

 びくんと肩が跳ねあがった。

「ム、師匠(ムドー)……いえ、掃除をですねぇ」

 壺を袖で磨くふりをしながら振り返る。ため息の出るほど麗しいモスグリーンの長い髪を、格調高く丁寧に後ろで束ねた長身の男性が佇んでいた。

 樹木系の血を引く精霊族出身で、この屋敷の美しき主、アルキス=ヴュー・ダレンがエプロン姿にお玉を持って微笑んでいる。

 微笑んではいるが……そのこめかみに小さく青筋が立っていた。

「ほう、掃除ですか。そうですか。それは感心です。私はてっきり滑って階段から落ちた揚句、階段脇に置いてあった壺に御御足(おみあし)でも突っ込まれ、素人には修復不可能なほどに破壊されたのかと思いましたが、考えすぎでしたか」

(全部丸ごと大正解じゃない……ッ!)

 実のところ、未だヒリヒリする足首へルナはそっと左手を当てる。青い腕輪がほんのりと淡い光を放った。

 ――医療系魔術、である。

 ルナの行動に気付いているのかいないのか、アルキスは笑顔に青筋という妙な取り合わせのまま続ける。

「これは我がダレン家に代々伝わる大切なコレクションですから、形ある物はいずれ壊れるだの、世の摂理がどうだの、奴に知られたら事だのなんて」

「も、もちろんそんなことはないわ! 足だってこの通りなんともないし!」

 足を勢いよく踏み出して見せる。瞬間、ビリリとした痛みがルナの体を突き抜けた。

「いったぁ……ッ!」

「……まさか、医療系魔術はご自身を治せないということをお忘れ……ということもありませんよね?」

「ま、まさかそんな……! あははは」

 涙目のくせに一向に引こうとしないルナに、アルキスは息を吐きながら肩を下げた。さらりと憎らしいほどに綺麗な髪がひとすくい、彼の肩を撫でる。

「で。――本当はどうなんです」

 『どうなんです』で見開かれた瞳孔の威圧があまりに恐ろしく、ルナは歯を小刻みに鳴らしながら必死に弁解しようと首を振った。

 

 

 田舎町の一角にあるアルキスの屋敷は、敷地面積こそ広大であるものの、誰かがいる気配は全くない。活気あふれる市場からかなり距離があるからというだけでなく、本当にひっそりと、まるでゴーストタウンのようにシンと静まり返っていた。聞こえるのは魔界鳥の(さえず)りと、頭に(こぶ)を作ったルナの呻きだけであった。

「う~……」

 いつも真っ白なテーブルクロスに顎をのせ、ルナは頭の瘤を両手で抱えていた。

「足首のお加減はいかがですか」

「軽い打撲だから平気。そう、足首はねッ」と拗ねたように口をとがらせる。

「私はあなたが壺を割られたことではなく、嘘をつかれたことに怒ったのですよ」朝食後に紅茶を差し出しながら説教する。「そこは勘違いしてはいけません」とルナの向かい側に腰かけた。

 柔和な雰囲気を滲ませておきながら、アルキスは師匠としてとても厳しい方だった。

「だからって、女の子殴ることないじゃない」頭を垂れながら、紅茶へ無駄に生けられた花をソーサーに取り出して啜る。

「音を立てない、背筋を伸ばして」

「は、はい!」

「緑茶を啜る老人ではないのです。いつでも――」

「『淑女(レディー)らしく』。でしょ」

「その通りです、『お嬢様』」

 ルナは不機嫌そうに頬を膨らませた。

「……その呼び方は止めてったら。あなたの家系が代々ウチの執事だったか何か知らないけど、最後のクロエ家当主であるお父さんも、人族のお母さんの為に全てを捨てて駆け落ちしたのよ? おかけで事実上クロエ家は断絶、御屋敷だって一ボンドの財産だって残ってないじゃない」

 ルナは十五になるまで、黒江つきみという名前で、人族だけで住まう世界で暮らしていた。事故で亡くなった両親の遺した遺書を読み、この美しくも醜い世界を知るまでは、人間以外の存在など考えもしなかった。

 だがここへ来て早二年。空を飛ぶドラゴンの羽音に飛び上がることも、キノコの上で談笑する小人たちに、誤って殺虫剤を振りかけようとすることも無くなった。

「このクロエの姓はお飾り。私はあくまで一般市民だからお給料も払えなくて、あなたは使用人の一人も雇えない。それどころかあなたは、私に医術を教えてくれる師匠(ムドー)で、こうして家に置いてくれて、たった一人でお世話をしてくれてる。だから立場は、むしろあなたの方が上で、私はあくまで居候。って訳でお嬢様なんて呼ぶのも、やかましい礼儀作法も金輪際禁止禁止禁止!!」

「お言葉ですが」アルキスはカップに注ぐミルクを驚くほど華麗に置いて、ルナを見据えた。「ご主人様が奥様のために家を出られようと、クロエ家の血は間違いなくあなたに受け継がれておりますし、屋敷や財産や給与の有無など私にとっては大きな要素ではございません。何より私の立場の方が上とおっしゃるならば、私があなたをどの様に呼称し、教育指導ようと自由なはず。ねえ、お嬢様?」

 アルキスと話していると、コメカミの辺りがギリギリする。

 彼は顔だけはとびぬけていいせいで、無給でも使用人として置いて欲しいと願う女性たちが大勢いた。アルキスさえ紳士的な対応をしなければ、ここは侍女であふれかえっていただろう。

 しかしルナからすれば、彼と一緒にいると眼福にあずかるどころかストレスで胃に穴が空きそうだ。

 頭を押さえるルナに、アルキスは微笑みながらミルクティーを口にした。

 ルナはふいにソーサーに添えられた、アルキスの右手首に目を止める。火傷のような跡が残るその手は、いつみても痛々しく、同時に寂しげだった。

「ねえ、ムドーはもう患者の治療をしないの……?」

 アルキスの手が、一瞬強張(こわば)るかのように止まった。

 彼は医術師の資格があったが、医術師ならば身に着けているはずの腕輪が、今はない。腕輪は医術師の資格を持つという証であり、二級医術師のルナも青い腕輪を身に着けている。腕輪は医術を発動させるための、魔術師の杖にあたる重要なツールだった。

 その証を失ったアルキスの手は、どこか喪失感を感じさせる。

「私はもう医術から引退した身であります。老体を引き、若者に道を譲るのも必要なこと」

「いつもそんな年寄り臭いこと言って。人族なら衰えも早いから仕方ないけど、ムドーはまだまだ大丈夫じゃない」

 アルキスは繊細な創りの目元に陰りを作る。

「ありがたきお言葉。ですが今はこの身をかけてお仕えすべきあなたがいます。ですから……」

 そんなはずはなかった。アルキスはルナと出会う前にすでに、医術から身を遠ざけているようだったのだから。屋敷にも、医術師をしていたにも関わらず、医学書の一冊すら見当たらなかった。

 だからルナがキャビネットの引き出の壊れたウロボロスの銀輪を見つけなければ、医術を教えて欲しいと強く乞うことがなければ、彼は一生涯、その技術を胸にしまっていたような気がした。

「ところでムドー……いつも老体がどうのって言うけど、本当はいくつなの? まさか本当に人族計算の二十七歳ってことはないんでしょ?」 

 アルキスはカップを置いて指を組んだ。

「それより、お嬢様もそろそろ私から独立されてはいかがです? お嬢様ももう十七。いつまでも教えられるばかりの子供ではいけません。だから恋人の一人もできないのですよ」

 質問を小気味いいほど華麗に無視された揚句、太陽のような笑顔で恥ずかしい指摘をされ、ルナは頬を赤らめた。視線を外し、いつもは口にしないレモンを(かじ)った。

「そ、それは放っておいてったら! ……こっちにはこっちの事情があるの」

「事情などと恰好をつけて、現実から目をそらされるおつもりですか。医術の方に(かま)けてばかりで、男っ気の一つもない有様だというのに」

「か、彼氏なんて、別に必要ないもん。え、何それ食べ物? みたいな」

「またそのような強がりを。同じ年頃の少女はコイバナに花を咲かせているというのに、お嬢様ときたら、頭に花を咲かせるばかり。少しは色気のあるドレスでも召されてパーティーにでも参加なさればよろしいのに、ご自分のお体が貧相だと言い訳して見向きもされない」

「だ……だって、この世界の女の子たちが色気ムンムンすぎるの! あの風船たちと張り合えって?」

 拷問だ、生き恥だと鼻息を荒げる。

「お嬢様のお体が貧相なことは重々承知した上で申し上げます。もれなく恋人のできそうな、良い仕事をいただいて参りました」

 ルナは危うくアルキス特製ブレンドティーを喉に引っかけそうになってむせた。

「ちょ……そんな、勝手に! しかも私の体が貧相なのと、関係ないじゃない!!」

 ビシッと自身を指さすルナにも、アルキスは構う様子もなく、ずいっとメモを差し出す。流れるような丁寧な筆記体が、寸分の狂いもなく整列していた。

「場所はセントラル市にある皇帝の住まう城、スカーレット城です。いいですよ、ここは。若く逞しい、高貴な青年貴族たちがたくさんいます。しかも女性の少ない城内では、男たちが飢えた獣の如く女性に目を光らせておりますから」

「わ、私でもチャンスが……って何言わせるのよ!」

「もちろんそれは戯れです」

 アルキスは声のトーンを落とし、ルナは怒りと少しの失望に口をつぐむ。数多くの女たちが夢中になってきた、透き通った天鵞絨(ビロード)色の瞳のわずかな揺らぎに、嫌なざわめきを覚えた。

「ここの第三皇子が謎の病に冒されているとの噂を聞きました。何人もの医術師を城へ召いても、全く原因が掴めない謎の病で、妙な痣が鎖骨の辺りにあるとか」

「謎の病……。新しい病気か何かなの?」

「それすらも不明だと。すでに余命を宣言されるほどに病は進行し、皇子本人も承知であるとのこと。お嬢様が城へ赴き、病を治療できれば、皇子の命を救えるのみならず、特級医術師の資格のことで考慮される材料になるかもしれません」

「特級……医術師……」

 ルナは目を伏せる。

 魔術とは医術のみならず、ある種の専門的訓練を受けた者たちのみが扱える、超高度自然法則操作術であった。

 綿密な計算と生来の勘が必要な、芸術のように完成された職人技であり、高度魔術の使用は国の許可が必要なほどである。中でも医術は魔力の増強や生命力に直結するため、殊更ことさらに特別視されてきた。

 医術の起源は、難解な魔術を使うことに長ける魔術師から起こったと伝えられている。彼らは手や足を上げるかのように、自然な感覚だけで魔術を扱うことができ、新たな魔術を生み出すことにも秀でていた。現在の医術の原型たる癒術(ゆじゅつ)と呼ばれる魔術を開発し、傷や病を治療し始めたのが魔界医術の誕生である。癒術は徐々に形を変え、技術体裁が整えられると共に医療技術としての地位を確立し、それを扱う者を医術師と呼称するようになった。 

 特級医術師は、魔術を扱う専門家の中でもエリート中のエリート。各国に数名ずつしかいない、術師ヒエラルキーの頂点に君臨する者たちであった。

「お嬢様ほどの技術をお持ちの方が、半人族という理由だけで、なぜ昇級試験すら受けることができないのか。私は憤りすら覚えます。魔族など、見かけや寿命、体が丈夫で特殊な力を持っている点が異なるくらいで、知能も心根も大差ありません。お嬢様は二級医術師などではなく、一級いえ、特級にも成り得る技能がおありだというのに……」

 魔界において人族は、惰弱(だじゃく)と無知の象徴として忌避(きひ)されていた。その血を半分引く半人族も、いつしか歓迎される存在ではなくなっていた。

 ルナは自分の出生を恥じたことなど一度もないが、敢えて言いふらすことではないとアルキスに諭され、できるだけ言漏(いいも)らすことはしなかった。

 しかし、秘密はどこかからか漏れてしまったらしい。何度試験に出願しようと、当日届が出されていないなどと言って追い返されるようになってしまったのである。卑しいモノを見るような目で。

 悔しくないと言えば、嘘になる。

「そのことはいいよ……もう」

 ルナは空になったカップへ、アルキスが注いでくれる前に自分で入れる。

「半人族の私が魔界でも別格扱いの特級医術師になろうだなんて、嫌がられるのも無理ないもん」

「本気で、そうお思いに?」

 アルキスの問いに、ルナは華麗に立ち上がると、もの悲しげに微笑む。

 悠然と両手を上げたかと思うと、窓の外で羽を休めていた小鳥たちが飛び上がるほど、バンッと思い切りテーブルに叩きつけた。

「……んなわけないでしょ!? なんで血筋で将来を決められなきゃならないわけ? 私は私じゃない! 一体何の関係があるって言うのよ!」ぐっと拳を握りしめる。「やってやる! やってやるわ! 私はどんな圧力にも、未知の病気にも屈しない! トロールでも大蛇でも、虫以外ならどんどん掛かってくるがいいわ! 我が道を阻む者は、誰であろうとねじ伏せてやる! おーっほっほほほ……って何笑ってるのよ、ムドー」

 アルキスはカップを両手に包み、俯き加減に微笑んでいた。

「いえ、そうおっしゃると思い、すでに出立の準備を整えてございます」

 ルナは両手を腰にやって、強気に微笑む。

「見てて。特級医術師になって、特別階級しか医術を受けられない、この世界を変えてやるんだから」

「その時は是非、私を御側に」頭を垂れて傅く。「だがルナ、一つ言っておく」

 ルナは小首を傾げた。彼女を「お嬢様」ではなく「ルナ」と名前で呼ぶときは、決まって凛々しい師匠顔になる。

「本当に恋人ができたときは、まず私に報告しなさい。私の査定が終わるまで、誰であろうと指一本触れさせないこと。これは執事としての願いではなく、立場が上であるお前師匠としての命令ということを忘れないように」

 突き放したようでいて、やはり過保護な師匠だなとルナは思った。

「はいはい、分かった」

 親心というやつね、と物知った風に返事する。

「とはいえ、第三皇子は気位が高く、勇猛果敢で帝国随一の剣豪と呼び名が高いそうです。お年も近いようですし、かの御方ならば私も異存はございませんが」

「勇猛果敢で……帝国随一の剣豪……?」

 ルナはアルキスの説明に、気難しいクマのような大男を思い描いた。

「……遠慮しておくわ。そもそも私なんて、皇子様とくっつくって柄でもないもん」

 アルキスは「お嬢様は妙なところでご謙遜が過ぎる」と少々残念そうに肩を落とした。


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