ゴザエーモンー♪4
続きです。ゴザエモンは強引に僕をどこでもドアに押し込みました。
「キャー!!」
ほら、予想通り、、やっぱりしずかちゃん風呂入ってた、、お決まりじゃん、、ってあれ!?
しずかちゃん、男と風呂入ってる〜!!
「ノピタさん、なんなの?いい加減にして、、私、彼氏と幸せなの!変なメガネ掛けて気持ち悪い!もう出てってー!!」
僕は鼻メガネを掛けたまま、お湯をぶっかけられ、、自分の部屋に戻りました。
「ゴザエモン!どうしてくれるんだよっ!最悪だよ!鼻メガネも最悪だよ!もう死にたいよ!」
ゴザエモンは困った様子で
「じゃあ、、僕がなんとかするよ、、うーん。ジャジャジャジヤーン♪
普通のナイフ!!ノピタ君、このナイフ使って死んでいいよ」
「ナーイス!そうそう、僕、死にたいって言ったしね!このナイフでね、手首をね、、
ってアホか!このクソ猫!しずかちゃんとの事をなんとかして欲しいの〜聞いてる?」
ゴザエモンは、すでに押し入れにギュウギュウな感じで戻ってました、、
押し入れからボソボソと声が聞こえて来ます
「狭いなあ、押し入れは。あ、そうだ!ジャジャジャジヤーン♪
スペース拡大機。よし、これで押し入れ広くなったぞ。寝よ」
うわぁ、すげぇ、、ドザエモン、自分の事しか考えてないや、、あ、涙、、
僕の部屋、3分の2が押し入れになりました。
はい。次の日。ノピタでーす!!今日はご機嫌でーす!!うふふ♪
実はね。今日しずかちゃんが家に訪ねて来て
「ノピタさん、こないだはごめんね、、いきなり来られて、びっくりして。
似合ってたよ、鼻メガネ」
なんと、しずかちゃんが謝りに来てくれたんだ!!完全に僕が悪いのに、
なんて優しい子なんだろう!僕、やっぱりしずかちゃんと結婚したい!!
僕は未来を確かめるため、1人でタイムマシンに乗ろうとした、、その時!!
「ノピタ君!てめえ、このやろー!勝手に人の道具使うなよ!僕も連れてけよ!ひゃひゃ」
ひろ〜い押し入れから出て来て、ゴザエモンがぶち切れてます、、間違いなく面白半分です。
僕とゴザエモンは20年後の未来に行きました。
到着。だいぶ近代化してます。なんだか緊張します。
ゴザエモンは
「さてさて、アヒャ、2人は結婚してるのかぁ〜?僕の予想では、しずかちゃんは別の男と
結婚してるね。で、ノピタ君は、、うん!浮浪者だね!アヒャッアヒャ」
どこまで失礼な猫なんでしょうか、、あれ?まてよ?ゴザエモンは未来から来た猫。
という事は、すでに僕としずかちゃんが結婚してるかどうか知ってるじゃん!
え?いや、どうなんだろ?訳分からなくなって来た。
漫画の時もここらへんウダウダにしてたし、、
とか考えてる間に、ふと目を道路の方にやると、、
ゴザエモン、、車にひかれてました、、グッチャグチャです。
誰がどう見ても、猫に見えない位、ぐちゃぐちゃ。
ええ〜?ここ未来なのに!いいの?車にひかれて!
ってか未来から来た猫が僕の時代に来て、そこから別の未来に行って
交通事故で死んでる、、ああ〜〜訳分からん!!
どうすればいいの!?教えてよ!ふじ○ふじおさん!




