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ゴザエーモンー♪14

僕は覚悟を決め、ゴザエモンとの最後になるであろう話し合いを始めた、、


「僕は昔のゴザエモンが好きだった。やさしくて、頼りがいがあって、でも、

ちょっと、おっちょこちょいでお茶目なゴザエモン。

あは。今でもゴザエモンとの愉快な思い出がいっぱい思い浮かぶよ、、

でも今のゴザエモンは、、いいとこなんて無い!

僕はもう一人で生きて行けるから、、もうゴザエモンの力は借りないよ」


僕はゴザエモンを突き放す言い方をした。ゴザエモンには悪いけど、

それが今の僕の気持ちだから、、

ゴザエモンはうんうん、とうなずき、、喋り出す、、


「分かるよ、、ノピタ君、、うん。宿題が分からないんだね!あひゃ。さぁ宿題出しなよ!

手伝ってあげるから!」


はい?あ、あの〜、話聞いてなかったんでしょうか?僕はもう1度


「いや、、あのね、宿題の話はしてないから!ってか宿題も自分一人でやるし!

とにかくもう、ゴザエモンには頼らないから!!」


ゴザエモンはひどくショックを受けた様子でぼそぼそ喋る。


「だから、、あのどら焼きは賞味期限切れてるって言ったでしょ(ぼそぼそ)。

あひゃ、、それを食べたノピタ君が悪いんだよ」


は、はい?う〜ん。まったく話しが通じません。やばいよ、この猫、、

覚○剤でもやってんのかな?もう本当にどーしよ。

と思っていると、、僕にビックリな光景が目に入りました、、


ゴザエモン、、泣いています。


そしてゴザエモンは、、、

「分かってるよ、、ノピタ君。僕に出て行って欲しいんだろ?

分からないフリしてただけだから、、

ごめんね。今まで冷たくして。

実はね、、僕、未来のノピタ君に頼まれてたんだ。

前にも言ったけど、君は未来で浮浪者になってるんだ。

だから君の性格を甘えないしっかりした性格にするために、、未来を変えるために、、

僕はこの時代に来たんだ。けど、、もう大丈夫だね。

一人で頑張れるって言ったし。

僕の役目は終わったよ。」


僕は驚き、眼鏡をはずした(あ、、掛けてないんだった)

はずしたリアクションだけした。

僕、、未来、、浮浪者って、、まぁ、ありそうな話しだけど、、

ゴザエモンがそんな理由で来てたなんて、、驚きだらけだ、、

僕はその事実を知り、、


「ゴザエモン!!行かないで!!僕こそゴメンね!!冷たくして!!僕、、

不安だよ!ゴザエモン、一緒に居てよ!!」


僕は自分の未来が浮浪者なんて聞いたから、それはもう必死だった。

眼鏡を取り捨てる勢いだ。


そんな僕を見てゴザエモンは

「あひゃや!!嘘!嘘だよ!!ノピタ君!あひゃ!ほとんど嘘だから!

さっき泣いたのも道具使っただけだから!!ゲラゲラ!!

まぁ、、君の未来が浮浪者なのは本当だけど、、あひゃ」


そう言い残し、ゴザエモンはタイムマシンに乗り込み、どっか行っちゃいました。


え?え?なにが、本当で、なにが嘘なんですか?

唯一、分かったのは僕の未来が浮浪者って事だけじゃん、、


まぁ、でもね。僕は未来が浮浪者と分かってしまったが、

これからも元気よく生きて行こうと思う、、、さよなら、、


って思えるかっての〜!!どうすればいいんだよ!!

まさにてんやわんやだよ!!


机の引き出しを見てみると、、タイムマシンがまだ、つながってます!

行くしか無い。ゴザエモンに逢いに、、未来の自分を確かめに。


僕は未来のゴザエモンを追いかけるため、、タイムマシンに乗り込んだ。

追い出したはずのゴザエモンを追いかけに。


あ、、ゴザエモンにはめられてる気がしてきた。






読んで頂いてありがとうございます!無理矢理ですがここで終了です。一応すぐに成人編を書きたいと思ってますのでまた読んでくださいね!!あひゃ。この話しでは無いですが、今年末か来年に自主なんですけど、、出版の話しもしてます。(まぁ地元でしか売れないでしょうけど)もっと上手くならないと、、頑張ります。

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