表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/29

ゴザエーモンー♪10

続き。昨日は大変な1日でした。長くなりますが、聞いてください。

僕、ノピタです。


なぜかジャリアンのRAPコンサートに大抜擢されたノピタです。


僕はコンサートが始まる1時間前に、何故かプロデューサー気取りで舞い上がってる

ゴザエモンと2人で野原に行きました。


ジャリアンがセッティングをしています

「おう!マダファカ、ノピメーン!!今日は俺のコンサートの前座

しっかり盛り上げろよな!!その前に入場料は1人¥4000だ!払えよ」


わぁ、、出演するのに、金取られました。

ゴザエモンは4次元のポッケから気軽に¥4000出してました。

その金は、、どこの金、、なんですかね?


そして入場料払った上に、セッティングを手伝わされ、いよいよ本番です。

ちなみに今日もゴザエモンとジャリアンは一言も喋りません。

そんなに仲悪かったっけ、、、?


続々と人が集まって来ました、、みんな死んだ魚の目です、、

150人くらい集まってます、、まぁ死んだ魚の目ですけど。

あ、、しすかちゃんまで来てる!!

しすかちゃんも最近、HIPHOPが好きらしいです。

なんかアメリカのアーティスト、スヌープドギードック??とか好きみたいです。

犬?


僕はしすかちゃんが来てるのを見て俄然やる気が出て来ました!!

ここは良い所見せないと!!


テンションを上げていると、ゴザエモンが


「うざいよ、、ノピタ君。君、RAP練習したけど、へたくそだったじゃん?

駄目だったじゃん?てか演歌みたいだったじゃん?

僕の数々の道具でノピタ君をスターにするからさ。

あひゃ!君はただ立ってるだけでいいから!!!」


はい、、僕のやる気とは裏腹になにもするなとおっしゃられました、、


そしてジャリアンコンサート、日本マダファカ俺、JARIANN(前座ノピタ)が

スタートしました。



ああ、、いよいよ出番だ。

僕は緊張しながらステージの中央、マイクの前に行きました。

ゴザエモンは僕に一体どんな演出をする気でしょうか?


ステージに立って1分、、あれ?なにも起きません。

早くも客席から野次が飛びました。


「ブー!ブーブー!早く歌え!ブー」


ブーって、、豚かよ、、うるさいなぁ。しすかちゃんも冷めた目で僕を見ています。

ゴザエモン!早くカッコいいRAPを道具使って歌わしてよ!!


僕は祈る様な表情でゴザエモンに目をやると、なんか、、

余裕かましてドラ焼き食ってました。

僕が急いで!!という目線を送ると、次の瞬間、凄い事がおきましたよ、、へへ、、


まず、僕の体が勝手に宙に浮きました。客はざわめきます

(ある意味これだけで大盛り上がりでしたけど)


そしていきなりステージ中央に巨大な箱が現れ、僕はその中に入れられます。


蓋が閉まりました。箱は押しても開きません。

僕はなにが起きるのか聞いてないので不安いっぱいでした。


ゴザエモンがステージでマイクパフォーマンスを始めました。


「どーもどーも!!僕、猫型ロボットです!見れば分かるよね!?うん、猫ですよ僕。

ノピタ君のRAP聞いてもつまんないだろうから、面白いマジックを見せるよ。今からこの箱にね、火つけるから、ね?中にはノピタ君いるからね。さぁ、ノピタ君の運命はいかに!?」


なんか名司会です。


箱に火がつきました、、


僕はゴザエモンが出す道具で脱出する物だと信じ込んでました、、ふふ、、


あちち、、ワッチチチっ!!熱い!!!

僕、普通に燃えました。


箱も燃えたので、外に出れました。僕、ボウボウに燃えてます。

そしたらゴザエモンに、、普通の水、ぶっ掛けられました、、


はい、、火は消えました、、

会場は違う意味でメチャクチャ盛り上がってます、、


「ほーら。ノピタ君、僕の演出は完璧だろ?ちょっとヤケドさせちゃったけど、予定どうりだから!あひゃ。ジャジャジャジャーン♪オロナイン軟膏!」


あわわわ、、火は水をかけられ、ヤケドには普通のヤケド薬、渡されました、、


PAPコンサートなのに、何故かマジックで盛り上げました。

ってか全然マジックじゃ無いじゃん、、僕、普通に燃えてたし、、


ジャリアンの前座、終了です、、服燃えたので、スッポンポンでした。

恥かしかったです。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ