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悪役転生…させんっ!  作者: とる
悪役令息転生
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03. 王国学園

 王国学園は貴族の子供に国への帰属意識と人脈を築かせることを目的とした学び舎だ。15歳から17歳までの三年間を王都で過ごさせる。王国貴族であれば特段の理由がなければ入学を拒否できない制度だ。

 ゲームではここからが本編と言える。主人公が子爵令嬢と共に王国学園へ入学し、自分を磨きながら様々なヒロインと交流していくという話だ。俺との因縁も入学前にあったこととして語られるのだが、現実では因縁なんか作ってないので特にイベントは発生しないんじゃないかな?


 学園は王都の郊外に何たらドーム何個分だ?という広い敷地を持っている。その敷地の中に寮が建てられており、街に館を持つ財力が無い下位の貴族などはそこから学園に通う。例外として王族やその側近は寮に部屋を持ち、そこから通うこともある。俺も本当は登校が楽だから寮に入りたかったんだが、外聞が悪いからと侍従に止められて渋々諦めた。



 学園敷地に入ってすぐの馬車止めで伯爵家の馬車を降り、中央の学び舎までのメインストリートを歩く。道路脇の寮の建屋からお揃いの制服を着た学園生が合流してきて、朝の登校風景を感じさせてくれて気分がなんとなく高揚する。

 登校初日は学園長の挨拶とクラス分けの発表と教室に移動してからの学園生活の説明だ。入学試験は無く、クラス分けに学力は反映されない。派閥間での交流も期待されているのでクラスにはバランス良く各派閥の子女が割り振られている。クラス名は優劣をつけないためか赤クラス、青クラス、黄クラスと3クラスを色で表している。俺は黄クラスになった。このクラスは最高位が第二王子派の侯爵令嬢なのでそちらの派閥の色が濃くなりそうだ。


「わたくしの名はエリザベス・フォン・バーテイランス。これからこのクラスはわたくしが率いますわ!他のクラスに負けない一番のクラスとなりますわよ!オーホッホッホッ!!」


 侯爵令嬢は豪奢な金髪縦ロールがよく似合う美少女で、キツい碧眼の眼差しと、()()()口調が見事な悪役令嬢といった感じだ。ゲームでは登場しなかったキャラなのに、この濃さでモブなのだろうか?俺は珍獣を見るような眼で悪役令嬢を観察してしまった。



 初日の説明が終わり、学園内を見学しようと教室を出て歩き出したら声をかけてくる者がいた。


「ファルド様。お久しぶりでございます。先日のお茶会以来ですね」


 数ヶ月前を先日と言うのは違和感があるが、話しかけてきたのは主人公を後ろに連れた聖女の資質を持つ元許嫁の子爵令嬢だった。赤クラスに属することを示す赤いピンを制服の胸元に挿している。俺のは黄色いピンだ。


「これはこれはご機嫌麗しゅう。聖女様。ご挨拶が遅れて申し訳ない」


「いやですわ聖女様だなんて。まだたいした力も使えない未熟者です。聖女と呼ばれるに値しませんわ」


 子爵令嬢は最近、聖女の資質を開花させ、未熟ながらも神聖魔法とも呼ばれる光魔法を使えるようになったらしい。子爵令嬢改め聖女令嬢と呼ばないといけないな。婚約破棄した俺に話し掛けてくるとはどういうことだろう?子爵に俺と仲直りして新農法の約定を破棄させろとでも命じられたかな?


「護衛の君も久しぶりだね。聖女様と仲良くしているかい?」


「はい!誠心誠意護らせていただいております!」


「ははは、結構、結構。──貴女との婚約は解消されましたが、貴女と彼の道行きに幸があらんことは願ってますよ。それでは用があるので失礼」


「あ、ありがとう存じます」


 俺の祝福の言葉に聖女令嬢は頬を染めてはにかんだ。その隙に俺はその場を離脱する。約定でかなりの利益を得られることが確定しているので、もう父が約定を破棄することはありえないが、子爵が聖女令嬢の属する王国国教会に話を通すなど、禁じ手を使ってきたら面倒なことになる。俺としては敵対せずにのらりくらりと躱しておくしかないかな。

 それにしても主人公は随分薄味だな?ゲームだともっとギャルゲーの主人公らしくガツガツしてたと思うんだが。聖女令嬢の告白イベントを前倒しでやったせいか?…まあいっか。俺には関係ないし。


 ◇


 学園の目的が帰属意識の醸造と人脈造りといえども、学び舎なのだから授業も当然ある。一般教養などは家庭教師をつけられる家の子なら大して難しい内容ではない。なので不要と判断した授業は出ないという選択も生徒には許されている。


「うーん…すみませんファルド様、ここはどうやって解くのでしょうか?」


「これはな、教科書のこのページの公式を当てはめるんだ。──こんな感じに」


「「「おおー、すげえ」」」


「初めのうちは教科書を見ながら解くといい。慣れたら自然と見なくても分かるようになる」


「「「はい!」」」


 俺は算術の授業に出てクラスメイトに勉強を教えていた。別に善意でやっているわけでは無く、彼らは騎士爵家の子供で、学力は無いが戦闘力は鍛えられている。俺は銃魔法の死角を補う超近接戦闘術の経験を積みたいので彼らと仲良くなって俺の訓練に付き合って貰おうと思っているのだ。

 それに彼らは第二王子派では無いので派閥から距離を置きたい俺としても彼らとつるむのは都合が良い。第二王子派は貴族至上主義者の集まりなので、人によっては騎士爵を貴族と認めずに平民と同じく蔑む奴が居る。よって彼らは中立派か第一王子派なのだ。


「この授業の後、暇なら修練場で剣の訓練に付き合ってくれないか?」


「もちろん良いですよ!」


「俺達も頭ばっか使いすぎて身体動かしたかったですから!」


「うんうん!」



 勉強の後は剣の授業などに使う屋根付きの修練場に行って訓練を行う。修練場には短剣サイズの木剣なんて置いて無いので私物を持ち込む。


「ファルド様のような方が短剣術を修めてるって珍しいですよね」


「まあ、立場的に珍しいのは自覚してるよ」


 短い木剣を持つ俺と、同じく短い木剣を持つ騎士見習いの少年が肌が触れるほどの間合で斬り結ぶ。中立派の貴族家では騎士でも短剣術を修めていることが多いらしく、その子供の彼等も中々の腕前だ。


「あっ!?」


 カコンと短剣同士がぶつかると絡め捕られるように俺の短剣だけがクルクルと宙を舞った。


「ファルド様は目が良いので、逆の手のフェイントに引っ掛かりやすいんですよね。俺も親父に散々やられました」


「ああっ難しい!本職はやっぱ強いな!」


「いやいやファルド様も相当な腕前ですよ。こいつ同年代だと敵無しなんですよ?」


「そうそう、こいつと長時間斬り結べるなんてスゴいっすよ!」


「そうか?そう言われると自信が湧いてくるな!」


 短剣術の間合は剣だけでは無く、拳に蹴り技、投げ極め締めと総合格闘だ。体力がいくらあっても足りない。俺達は修練場で大の字になって体力回復に努めると、寮の食堂に行って飯を食らった。俺は寮に住んでいないから食堂の飯は自腹だ。だがまあ男友達と飯を食うのも楽しいので味はイマイチでも毎回食いに行っている。


 ◇


 今日は魔法の授業だ。高位貴族ほど魔力が多い傾向にあるので、剣の授業と違って参加者が多い。授業内容は遠くに立てた木の棒に打ち付けた丸い的に魔法を当てるというお遊びのようなモノ。魔法理論など有用なモノを学びたければ教師の開くゼミに入れということだ。このお遊び(授業)で魔法に目覚めて門戸を叩く者も居るので全くの無駄では無いらしい。


「炎よ!燃えさかる豪火よ!敵を燃やし尽くせ!ファイアボール!」


「風の冷気よ、凍てつく氷の槍となれ!目標に向かい敵を貫け!アイスランス」


 カッコいい詠唱を高らかに詠い上げる生徒達が的に向かって魔法を発動させる。野球ボール大の火の玉やサツマイモみたいな形の氷がシューンと飛んでいき、的に当たれば炎や氷を撒き散らす。しかしながら防御力を上げられた的は無傷な上に小さくボヨンと揺れる程度なので少し残念な気持ちになるが、周りの生徒は「おー」とか「わー」とか言っているのであの程度でも十分なようだ。これがレベルの高い生徒になるともう少しマシになる。自身の番が来た悪役令嬢が一つの的の前に歩み出て、クルッと生徒達へ向いて喋り出した。


「今からわたくしが披露するのは世に二つとない究極の魔法。見届けなさい、その威力、そして貴方たちでは到底至れない高みを仰ぎ見なさい!」


 両手を広げ下々の者を見下ろすようなポーズで自信満々の台詞を披露した後、的に向き直りスッと表情を消し、背筋を伸ばし凜と美しく立つ。目を閉じ暫し精神を集中すると詠唱を開始する。


「天の怒り、轟く雷鳴よ!大地を揺るがす雷霆の力、全てを焼き尽くせ!雷蛇轟雷、目標を貫き、無限の雷で打ち砕け!サンダーサーペンツロア!!」


 悪役令嬢の詠唱とともに目の前の的とその両隣にある的も範囲に収まる大きさの魔方陣が地面に描かれていく。発動キーの魔法名が唱えられると魔方陣から幾条もの苦しみもがきのたうち回る大蛇のような紫電が溢れ出し、的を巻き込んで破壊の限りを尽くす。長い魔法効果が収まった時には的は黒焦げとなり、棒部分も音も無く折れて3つの的は全て崩れ落ちた。


 悪役令嬢の大魔法にザワザワとお喋りしていた生徒達もシンと静まり、次の瞬間には歓声を爆発させた。口々に褒め称える言葉が悪役令嬢の周りを埋め尽くす。たしかに中々の威力だった。なにより派手だし見栄えが良い。これはあの後に番が回ってきたら嫌だろうなぁ、と思っていたら俺の番が回ってきた。前に何人か並んでいた筈だが逃げたらしい。腹が立ったが逆に悪役令嬢の周りでみんなが騒いでるうちにサッサと終わらせた方が良いかもしれない。


 俺は悪役令嬢から離れた的の前に立つ。あれっ?普通の魔法の詠唱って何だったっけ?


「えーと、ストーンバレット」


 どんぐりサイズに硬く固めた石の礫が中々の速度で飛んでいき、パカンと的を粉々に割った。


 自分の力を隠すことに拘るわけじゃないが、銃魔法を使ったところで悪役令嬢の魔法には派手さで敵うわけがない。玄人的には俺の方がスゴいってなるかもだけど、その評価が何になる?ってことだ。

 思惑通りほとんどの生徒は悪役令嬢に夢中だったので俺は自分の番を秘かに終わらすことが出来た。謎の敗北感が俺を打ちのめすが深呼吸して気を紛らわす。周りに目を向けると短剣術の鍛錬に付き合って貰っている騎士見習い達が魔法の練習をしていたので傍によって声をかけた。


「よう、順調にやってるか?」


「あっ、ファルド様お疲れ様です」


「うちら魔法はどうにも苦手なもんで」


「詠唱しても発動する前に魔力が霧散しちゃうんですよ」


 騎士見習いの三人は的に当てる以前の問題で躓いていた。見てやると三人とも詠唱と魔力の動きがリンクしていないように見える。同じような所で躓いていたので話を聞いてみると、三人は同じ先生に魔法を習っていたそうだ。その先生の詠唱法が独特で、方言というか訛りというようなモノが混入しているので、三人がこの学園の教師に矯正される過程で上手く発動できない事態に陥ったようだ。


「状況は分かった。まあ長々と説明するのも面倒くさいから手を出せ」


「へ?こうですか?」


 俺は両手を前に出した騎士見習いの手を取り魔力を流した。相手の魔力を自分の魔力で導き詠唱をして魔法を発動させる。小さな火球が騎士見習いの手の上に現れ、上空に飛んでいく。


「今の魔力の流れを憶えろ。今度はお前が詠唱しろ」


「は、はい!」


 二、三回ほど魔力の流れを矯正して発動させると一人でやってもマシにはなった。他の二人も同じように矯正する。


「おおお!?上手く魔法が出たー!」


「「「ありがとうございます!ファルド様!!」」」


 礼はいらんとパタパタと手を振ってその場を後にする。魔法学の教師が素晴らしい技術だ。ぜひ儂のゼミに参加せんかね、とか勧誘してきたが機会があればと適当にあしらい断った。なんせ悪役令嬢が凄い眼力(めぢから)で見てきていたから、すぐにその場を離れたかったんだ。


 ◇


 空には暗雲が立ち込め、湿った風が今にも雨の降り出しそうな匂いを運んでくる。剣の授業は屋根のある修練場で行われるので降ったとしても影響はないが、陽の光が届かない薄暗さは些かやりにくさを感じさせる。

 剣の授業は不参加者が多いので今回から赤青黄の3クラス合同での授業となった。騎士などの前線働きの人間は参加するが高位貴族の参加は少ない。その数少ない高位貴族の中でもさらに少ない女性貴族が、聖女令嬢の護衛騎士である主人公と修練場の一角で対峙していた。その少女は蛮族の襲い来る辺土の守護者、武闘派で鳴らす辺境伯のご令嬢だ。辺境伯は第一王子派だったかな。

 紫の髪を頭の後ろでシニヨンにして生真面目な性格を伺わせる目元は紅い瞳を覗かせる。動きやすい服装に着替えているのでクラスを示す青いピンは外していた。美しさと勇猛さを併せ持つ不思議な雰囲気に、対峙する主人公も気圧されているようだ。

 彼等が手合わせする理由は単純で、武闘派令嬢が主人公の強さを見て力試しをしたくなったからである。放課後に冒険者活動をしている主人公と共闘し、武闘派令嬢の名に恥じぬ実力を見せつけるイベントがあったはず。


「ではお互い怪我の無いように──始め!」


 なぜか俺が審判をやっている。騎士見習いと手合わせ後の感想戦をしていたら頼まれてしまった。ちなみに俺は武闘派令嬢に挑まれていない。剣だけだとお眼鏡に敵うような実力は無いということだろう。


 主人公は一般的な片手剣サイズの木剣とバックラーと呼ばれる円形の盾を持つ正統派な剣士スタイル。対する武闘派令嬢はグレイブと呼ばれる薙刀のような長柄の武器を構えている。もちろん刃は木製だ。

 修練場の薄暗い空間には冷たい静寂が漂っていた。他の生徒も打ち合い稽古をしていたはずだが、武闘派令嬢の覇気に当てられ試合の観客と化していた。薄暗い修練場内を照らす灯りの揺らめく影の中、武闘派令嬢がグレイブの柄を握り直し、主人公が剣を握る手に力を込める。二人の視線が交錯し、火花が散るような緊張感が漂う。


「魔物を相手にした戦いぶりは素晴らしかった。けど対人戦は経験がものを言う。はたして君は何処まで戦える?」


「ご心配なく。僕も実戦はそれなりに経験してきたつもりです」


 武闘派令嬢が強者の覇気を纏って挑発的な物言いをしても主人公は冷静に返す。一瞬の沈黙の後、武闘派令嬢のグレイブが音もなく動き出し、ボッ!と空気を貫く音を立て、刺突が繰り出される。主人公は反応も難しい神速の突きを盾の丸みでいなし、一歩踏み込んで剣を突き出す。武闘派令嬢が素早くグレイブを引き、くるりと柄を回し剣を弾く。木製の獲物がぶつかる音が響き渡り、観客は息を呑んでその戦いに見入っていた。


「シッ!」


 主人公は鋭い呼気を吐き、次々と攻撃を繰り出す。しかし、武闘派令嬢の動きはそれを上回り、グレイブの長さを活かして巧みに距離を取りつつ攻撃を繰り出す。

 二人が戦っている様子を修練場のすみで聖女令嬢が手を胸の前で祈るように組んで見守っている。授業には不参加だが見学だけはしているようだ。主人公が苦しそうな表情を見せるたびにギュッと眉根を寄せて身体に力が入るのが遠目にも分かる。


「これで決まりだ!」


 武闘派令嬢が叫び、グレイブを振り下ろした。その一撃が主人公の構えた剣を弾き飛ばし、かろうじて受けた盾を、それごと地面へと押し潰して主人公の膝を地に押しつけた。二人の動きが止まり荒い息づかいだけが場に流れる。いつの間にか修練場の外では大粒の雨が降り出していた。


「そこまで。これ以上は怪我をしかねないでしょう」


 俺は勝負ありと判断して試合を止めた。ゲームだと、たしかこのイベントって武闘派令嬢が勝つ、負けイベントだったはず。最初に俺が主人公に突っ掛かって試合をし、勝った主人公が武闘派令嬢と戦うんだが、前の試合で木剣にヒビが入っていて武器が折れて負けるって流れだったかな。


「ふう、良い戦いだった。我が領ではいつでも強者を募集している。君も来てみないか?」


「はあ、はあ、ありがたいお誘いですが、護衛の役目がありますので。ただ、また機会があったら手合わせをお願いしたいです」


 武闘派令嬢の満足げな声が修練場に響き、主人公は膝をつき荒く息を吐く。聖女令嬢が主人公に近寄り、ねぎらいの言葉と簡単な回復魔法をかけていた。


 観客となっていた生徒達の歓声が修練場を埋め尽くして両者の健闘を称える。ゲームと結果は同じだがキャラの強さが違うのが気になるな。展開が違うのは俺が悪役やってないから仕方ないとして、武闘派令嬢がちょっと強すぎないか?それとも主人公のレベルが低い?いやゲームみたいなレベル制は現実にはないんだが、気の持ちようが成長に影響してるとか?主人公にはこの先出てくる魔王を倒して貰わないといけないから、レベルが低いままなら何か考えないといけないな。


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