表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『芸術家問題』

『安部公房問題』

『安部公房問題』



安部公房は、自分の大変気に入っている、小説家である。『壁 - S・カルマ氏の犯罪』から、『砂の女』に続き、『カンガルー・ノート』に至るまで、凡その小説には目を通した。『カンガルー・ノート』は、安部公房の中でも最も面白いと思う、小説である。



安部公房と言えば、68歳で急死しているが、安部公房問題とは、急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたであろう、とされることが、大きな問題である。日本文学史上、最大の痛恨の痛手であると言って良いだろう。



才能と時期は巡り合わないのか、まさに、この夢の中の様な不可思議な内容において、読者を中毒的にするこの小説家の小説的内容は素晴らしいのだが、結句、安部公房問題とは、急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたであろう、という問題なのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  冊数はまだ読んでいませんが。  安部公房先生の作品好きです。  SF、海外だとハインライン先生で、日本なら阿部先生ですね。  あ、筒井康隆先生も、読みたい。  海外も、三大巨匠のあとふた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ