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mannzai

作者: しゆぽ

ありそで

なくて

あったり

しないかも


 ボケ、ツッコミはAとBで表記。(基本、両者に役別けはありません)

 しいていうならAとB共にツッコミで、存在しない透明役がボケです


  A 「○○でーす」

  B 「○○でーす」

 透明 「……」


 A、B、の間には一人分の空きスペース(そこにもう一人いる、という設定)


  A 「だれが東方神起やねん!」

  B 「そこは三波春夫でございますぅ、だろが」


 A、B、真ん中にいる透明人間にツッコミをいれる。


 A、B 「というわけで三人あわせて〇×〇でーす」


  A 「なんですかー?」

  B 「なにがやねん」

  A 「なんか、一人足りない気がしますねん」

  B 「マジか? 誰やねん?」

  A 「確か?」(とぼけながら真ん中の空間に目線)

  B 「?」(とぼけながら真ん中の空間に目線)

  A 「なあ? お前は知らへん?」(真ん中の空間に問いかけるA)


 透明 「……」


  A 「透明人間って、あるかボケェ―!」

  B 「君、薄らサムイわー」


 A、B 透明人間をどつく。(Aは過激にハイキック)


  A 「まったくコイツわねー?」

  B 「ちょいまち、コイツ、死んだ?」

  A 「なわけ、ある、かあ!?」

 

 床に倒れた透明を、抱き起すそぶりのB。

 AとBは視線を交わす。

 沈黙……


  A 「だって、ほら!?」

  B 「ん?」

  A 「ここに、おるやん!」

  B 「あ、ホンマや!!」


 Aは舞台に『透明』がいるそぶり。答えるB。


  B 「よかったー」


 Bは抱えた何かをポイィっと舞台下に投げ捨てするそぶり。


 定位置に戻ったB


  B 「君、背ぇ伸びた?」(空見上げる)

  A 「いやいや、相変わらずチビやでコイツ」(子供の頭をナデナデするそぶり)


 食い違う両者


  A 「けどイケメンやしモテそうやね」

  B 「あかんでそれ!」

  A 「なんでや?」

  B 「もし週刊誌にスキャンダルの写真撮られたらアカン」


 透明 「……」


  A 「絶対に大丈夫って?」

  B 「なんでそんなに自信満々やねん?」


 A、B 両者、顔見合わせる。そして同時に発言


 A、B 『まぁ。君は心配ないやね』


 A、B 『……え?』


  A、B、仲良く笑う 


  A 「ま、僕ら仲良しだし」

  B 「仲良し三人組よねー」

 A、B 『ねー』


 透明 「……」


  A 「はあ? お前なに言うとんねん」

  B 「あわあw それ放送禁止用語やあ」

  A 「これってビーテーエスやー!」

  B 「LGBTや! ボケー!」

  A 「あかん! 集金くるで!!」

  B 「あ!? あー、それ……BTSや……ごめん」

 

 A、B 『今のオフレコでー』


  A 「御後が悪くなりましたのでそろそろサヨナラいたしますぅ」

  B 「ご興味持たれた方はどうぞ御贔屓にぃ」


 透明 「……」


 A、B 『お前は、もう黙っとれ!』 


 チャンチャンシンシトチャ・チャカチャカチャンチャン

 


昭和時代の古良きパターンかな

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