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第20話~部下は要らなくても、寝床は大事なんだな~

大ピンチのアポフィス達、アポフィスが取った行動は!?

第20話


ラー「さて、そろそろ息の根を止めてやろうか」


アポフィス「(万事……休すか。いや、これは)

右に避けろ!!」


刻蝋値「うおおおっ!?」


アポフィスの声かけにより、刻蝋値はどうにか

神音の一撃を回避することが出来た。


ラー「いやいや、あの愚図は小指を失ってまで

守るべき存在なのか? 元神軍中将が聞いて

呆れるよ」


刻蝋値に声かけしたことにより、若干

回避し損なった事で、アポフィスの右手

小指が消し飛んでしまった。


アポフィス「愚図は貴様だ、ラー。今、

あやつを倒さなかったことで、貴様の

死が凄惨なものになることが確定したぞ」


ラー「ほぅ? あのゴキブリが私を凌駕する

ポテンシャルの持ち主と言いたいようだな?

貴様、本当に気が触れたらしいな。せめてもの

情け、私の手で引導を渡してやろう」


宇宙1つは覆いつくし、その直線上の存在

全てを消し去るレベルの神音をチャージし

始めた。


アポフィス「やってみろ。我を……愛する

部下を愚弄した罪、思い知らされるのは

貴様だ!」


アポフィスは極々僅の隙をついて接近戦を

仕掛けるのではなく、惨散(ざんばら)に動きながら

幾つもの神音をラーすれすれに飛ぶように

放った。


ラー「なんだそれは? 今更私を傷つけられんと

言うわけではあるまい」


アポフィス「フッ、愚問だな。貴様が刻蝋値を

狙ったように、我も貴様の部下を狙撃したまで」


ラー「(狙いは我が領域か)……くだらん。

私が無能の命1つで動くわけが無かろう。

本当に堕ちぶれたのだな、アポフィスよ」


どこか哀しげに、それでいて心底見下した

ような表情で言い放った。


アポフィス「おっと、言い忘れていた。我が

狙撃した対象は貴様の部下だけにあらず、

貴様の寝床となっている屋敷も破壊できる

ようにしたのだったな」


ラー「!?……貴様!!」


アポフィス「ははは、先ほどまでの余裕は

何処へやらだな。部下より寝床が余程大切に

見える……哀しき事よ」


ラー「口を閉じろ!青地菜共!!」


貯めていたいた一撃を放ち、アポフィス、

刻蝋値を消滅させた。


ラー「神聖なる我が寝床を荒らされては

ならぬ!!」


そう言って、瞬間移動を行った。


~コンマ1秒後~


アポフィス「……何とか上手くいったな」


刻蝋値「……俺は逃走中、物理的にも精神的にも

センパイの暖かな援助に助けられました。何と

お礼を述べれば良いか……!!」


アポフィス「フッ、例ならさっさと強くなり、

ラーを……」


刻蝋値「どうしました?」


急に黙ってしまったアポフィスに、

刻蝋値が問いかける。


アポフィス「この鼻をへし曲げんばかりの

悪臭は何だ!?」


刻蝋値「あ、逃走中燃料が切れたので、オナラ

ブーストを発動させました。……いやー、女神(はやみ)

来てから我慢しぱなしだったので、想像以上に

貯まってたみたいです。ワッハッ…ハグゥ!?」


無理しすぎにより、体が悲鳴をあげているらしい。


アポフィス「……事情は察した。貴様なりに周囲へ

配慮していたこともな。傷に触る、これ以上は

話すな」


刻蝋値「……ウッス」


アポフィス「さて、奴にバレぬ内に帰還するか」


そう言って、プルート以上の移動距離を、更に

瞬間的に移動した。先程のラーの一撃も、この

精度の瞬間移動で凌いでいたようだ。


~ラー軍本拠地付近~


兵士「ぬ……あれは!」


将校クラスの兵士の1神が、アポフィスの

一撃を発見した。


兵士「(俺では防げぬ……)全員ここから離れろ!!」


と、その時


見習い「ラーさm…」


アポフィスが放った一撃の方向をたまたま

見ていた見習い兵士が、瞬間移動で眼前に

現れたラーを補足した。


ラー(攻撃は……チッ、無能共だけを狙って

いるな。アポフィスの分際で私を欺くとは

……許されぬことだ!)


周囲の状況を一瞥し、アポフィスと

周囲へ怒りを募らせた。


兵士「ラーs…」


ラー「(コイツらなぞ死んでくれて

構わんが……)ぬぅあ!!」


片腕の一凪より放たれた衝撃で、アポフィスの

一撃を相殺して見せた。


兵士「ラー様、此度は我等一同、命を救われました!

私はこれから周囲の被害を……ぐあっ!!?」


不意にラーの腕が、兵士の首を捕らえた。


ラー「貴様、この場で最も強いらしいな?

何故私の手を煩わせねばならなかった??」


兵士「も、申し訳ありませんでした……

あぐぅぅ…………」


絞める力は強くなり、更にダメージを受け出す。


ラー「だから……『この程度の攻撃で何故私の手を

煩わせねばならなかった』か聞いておるのだ!!」


兵士「わ、私が弱いばかりに……ガッ……ウッ

……グッ…………」


尚も首を絞め続け、ラーは話した。


ラー「そうだ。貴様を初めとした、この場に

存在する愚図共が弱すぎるが故に、我が神聖

なる力を行使せざるおえなかった。……教育が

足りないと見た」


ラーは指パッチンし、現場に居た者全員を

周囲へ集めた。


ラー「感謝するが良い、我が啓示を

受けられることを!!」


狂気的な笑みを浮かべ、苦しむ周囲の者達と

自身を何処かへと移動させた。


第21話に続く。

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