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碧い月へ  作者: フレーズ
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ようこそ

私ね


本当は思ってる


この世に神様なんかいない


死んだら天国なんて行かない


ただ何もなくなるだけなんだ


私の心臓が止まるとき


体中を回っていた血液が止まって


私の脳も考えるのを止め


心と称していたものもなくなり


私が私であったことの記憶が消える


死んだら何もなくなる


楽しかったことも


嬉しかったことも


悲しかったことも


辛かったことも


私の感じた記憶は全て


私の脳の停止によって消滅する


だったら思うよね


楽しいと感じることも


嬉しいと感じることも


今だけなんだって


悲しいと感じることも


辛いと感じることも


今だけの大切なもの


生きていられるからこそ味わえる


とても貴重なもの


それならば


その感情を受け入れよう


そのまま素直に


今感じている気持ちを


この頭から


この身体から


無理矢理追い出すのは止めよう


私にとって


良いと思える感情も


悪いと思える感情も


私の脳や心を鍛え


私を助けてくれている


私が死を迎えるときまで


私が私でいられるまで


私が抱くこの感情そのものが


私を支えてくれている


例えそれが


淋しさだったとしても


苦しさだったとしても


人と出逢い


人を想う心を知った


それが私の財産だ


最後に残る宝物だ


だから大切にしよう


そのまま素直に


そっと受け入れよう


好きなだけいて良いんだよ


私が私でいられる内はね




『ようこそ 私の中へ…』




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