研究
あの日から、一ヵ月たった。最初は、佑都だけしか使えなかったが、少しすると
二人共使えるようになった。 二人共陰で猛特訓した結果である。
「そろそろ、個人に合わせた物を作成しては?」
「資金の方は?」
「何とかした。借金とかは無いから。ただ単に美奈に少し借りて増やしただけだから」
「ならいいか」
「ええ、佑都様の為ならいくらでも出すと言ったのですが・・・」
「流石にね? まあ借りた分とここの継続費も全部払って貰ったからね。
もう返したけどね」
「それじゃあ、作ろうか。二人共、希望を言って」
「丈夫で刀と銃モードが欲しい」
「分かった。次」
「万能」
「分かった。二人共無理難題を言うね」
「「信頼だから」ですから」
「はぁ~ いづれは作るけどね、現状でそれを言うのって事」
「不可能じゃあないんだろ?」
「まあ、聞くだけなら無理そう、実際にやったら行けそう」
「差し入れ持って行くから頑張れ」
「一緒に行きます」
「分かった。明日からね。部品が手元に無いし、設計図も作らないといけないから」
「分かった。とりあえず、用意して置く」
「こちらから、出しましょうか?」
「安定してるし、大金動かしてるからいいよ」
「分かりました。買い出しの方を手伝います」
「それは有り難い。特殊な免許とか要るのとかがでて来るとね?」
「詰めてみないと分からないから。流石に設計図を脳内で作ってあっても実際に物にするには
調べないといけないから」
「それじゃあ、解散」
「手伝いますね?」
「ええ、お願い」




