プロローグ
ある日、いつもの用に三人で家に帰る途中に声が聞こえた。
(貴方達三人とも、来てください。場所は〇〇です)
俺は、後ろに居る二人の方に向いた
「聞こえた?」
「「聞こえた」ました」
「行かない?」
「いいよ」
「貴方の赴くままです」
「じゃあ行こう」
そうして、言われた通りの場所までくると、
(来てくださってありがとうごさいます。私はAIでして、遺体が手に持っている物が私です)
「それで?」
(そのまま、持っていてください。もうすぐで溜まるので)
「何が? あとさっきから何か吸われてるけど?」
(魔力を吸い取っています。魔力で動くので、持ち主は亡くなってしまったので。それに前の主は、自分には全てを引き出せないし、自分には勿体ないから、有力候補が出たら変わってもいいと)
「なるほどね。それでなんで吸ってるの?」
(起動する為です。これは、仮の姿ですから)
「起動します。主の全権移動を確認。初めましてマスター」
「ここまで変わるとは」
「解体して、隅々まで調べたいわね」
「私も、それでいいと思います」
「私が美奈を抑えるの苦労したんだから、それぐらいの報酬くらいあってもいいわよね?」
「仕方ありません、ご主人様に何かあってからで遅いのですから」
「こんなに面白そうなんだから、解体も破棄も駄目」
「それならば仕方ない」
「未知の技術だからですか?」
「ああ」
「でしたら、私の知る限りの技術を教えます。代わりに私をちゃんと調整するための機器を作って貰います。」
「構わないわ。でも機材整えるのには時間が掛かるけどね」
「なら、私の家で作りますか?」
「え いいの?」
「ご主人様に繋がる結果ならば」
「ありがとう、美奈」
「感謝の極みです」
「じゃあ、いまから行こうか」
「はい、電話を入れておきますね」
そうして、三人は美奈家に行く事にした