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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界殺人鬼

作者: 空地 大乃

 鬼神村には鬼が住む。凶悪な殺人鬼が。

 廃村となり誰も寄り付かなくなってしまったそこは、いつしか殺人鬼が現れるなどという噂が広がり、若者達が肝試しがてら立ち寄る心霊スポットに変わっていた。


 だが多くの若者は知らなかった。そこに本物の殺人鬼が潜んでいるなどと。


 夏は彼にとって最高の狩りの時期だ。馬鹿な若者が態々狩られに罠の中に飛び込んでくるのだ。

 

 その年はいつにもまして大漁であった。八名ほどの馬鹿な男女が村を訪れ、馬鹿騒ぎを繰り広げている。


 殺人鬼にとってこれほど恰好な餌はない。ご多分に漏れず、彼は一人一人と狩っていった。


 ある時は熱い情事のひと時を送るカップルを襲い首をはね、胴体を潰し――

 ある時は河原で泳ぐのんきな若者をそのまま水に沈め――


 首を折り、取り出した内臓を潰し、腸で首を絞めた。


 そして最後の一人。小屋に逃げ込んだティーンエージャー。


 その彼女に今まさに右手に握りしめられた無骨な鉈が振り上げられたその瞬間――


 殺人鬼の足元に煌々と浮かび上がる魔法陣。


 そしてその瞬間――殺人鬼の姿は跡形もなくその場から消え失せたのである。





◇◆◇


 ジェイソル帝国第三皇女キャリー・ジェイソルは戸惑っていた。


 帝国の栄華を脅かす魔王軍。大魔王フレリィ率いる二五〇〇万の軍勢が、今まさにこの帝都に迫ろうとしているこの時。


 皇女キャリーは最後の望みを託して、皇家に代々から伝わる勇者召喚の魔法を執り行った。


 帝都にどっしりと鎮座する御父様(皇帝)の城。そこから少しばかり離れた位置に立てられた儀礼用の神殿。


 その中の一室。床一面大理石の巨大な広間。

 そこの中心にて魔法陣を展開し、そして全ての魔力を用いて勇者召喚の魔法を展開させたのである。


 召喚は――恐らくは成功した。詠唱を終えた瞬間には魔法陣が淡く輝き出し、そしてその光が大きく膨れ上がり弾けるように神殿を駆け抜けた瞬間。


 キャリーの目の前にはひとりの男が佇んでいた。


 それはいい――だが。


「こ、皇女様。本当に彼が勇者様で間違いないのでしょうか?」


 キャリーが産まれた頃から面倒を見てくれている侍女のミザリーが困惑の声を発した。


 皇女の魔法を手助けしてくれた、皇宮魔導師の面々もどこか戸惑っている様子だ。


 だが、それも仕方ないかと皇女はその勇者の姿に再度注目する。


 一体元の素材が何かも判らないボロボロの服装。体躯は上背が高く二メートルは優にある。

 全体的に逞しく、腕はこの神殿を支える柱の如く太い。そしてその手には赤錆びた短い剣。


 だが何よりも皆が畏怖しているのはその顔容であろう。

 いや正確には顔自体は確認が出来ない。しかしだからこそ不気味でもある。


 その勇者は何故かは知らぬが、顔全体を薄汚れた茶色い布で覆っていたのだ。


 勇者は先程から肩を上下させ、興奮しているように荒息を立て続けている。

 その被られた袋には目に当たる部分に二つの穴が穿かれ、ギョロギョロとした獣のような瞳が蠢いていた。


 その姿に皇女は戸惑いを隠せない。だが胸を押さえ気持ちを落ち着かせた。

 ここで私がしっかりしないでどうする、と。自分の浅慮な態度で、折角の勇者様の機嫌を損ねてしまってはいけないと。


 キャリーは尊敬する皇帝たる御父様の為に、少しでも協力出来ればとこの勇者召喚の魔法に手を出した。


 中には止めるものもいたけれど、帝国存続の危機なのである。そんな悠長な事はいってられない。

 臣下の中には皇帝の政策に苦言を発し、魔王がここまで勢力を拡大させたのは御父様の性だと糾弾するものまで現れた。


 キャリーはそれが哀しかった。これまでどれだけ御父様が国のために尽くしてきたか彼女はそれをよく知っている。


 そして確かに中には血も涙もない男と陰口を叩くものがいたことも承知している。

 だがキャリーは知っている。父、皇帝がどれだけ臣民たる人々を愛し、その幸せを願っていたかを。


 だからこそ時には魔神にも思える容赦のない策に踏み切った場合もある。だがそれとて帝国で暮らす人々の事を思ってのことだ。


 そんな御父様が辛い目にあってるのを、キャリーは黙って見過ごしているわけにはいかなかった。

 どんな時でも優しく接してくれた御父様。キャリーの金色の髪を撫でながら、まるで女神のようだと褒め称えてくれた――あの温もりを彼女は絶対に忘れない。


「キャリー皇女――」


 心配そうにか細い声を発した侍女に、大丈夫です、と後光が刺すような笑顔を向け、そして決意の表情で皇女が勇者へと脚を進める。


 そして勇者の眼の前に毅然と立ち。そして恭しく頭を下げた。


「申し遅れました。私ここジェイソル帝国第三皇女キャリー・ジェイソルと申します。勇者様は突然の事で戸惑われてるかと思われますが――」


 頭を上げ、挨拶の言葉を投げかけたその時、キャリーの視界がぐるりと回転した。


(え? 何?)


 皇女の脳裏に短い困惑。そして回る視界が固定されたその時、己の首のない胴体が血しぶきを上げながら大理石の床を汚し、倒れていく様を目撃する。


(そんなどうして、勇者様――)


 ジェイソル帝国第三皇女キャリー・ジェイソルの意識はそこで完全に消失した。





 殺人鬼は誰にも従わない。殺人鬼はただ殺すだけだ。殺人鬼の行動原理は殺意にこそある。

 そこに殺せるものがいればただ殺すだけだ。


 そしてその殺人鬼にとってこの場所は天国であったことだろう。

 召喚される一時前、彼の狩猟範囲に脚を踏み入れた哀れな若者。

 それらを次々とその手に掛け、残りは一人のみ、それを殺せばまた暫く誰も脚を踏み入れない。


 きっと殺人鬼にとってそれは何事にも耐え難い苦痛。


 だが、それがどうか。理由はきっと殺人鬼にも理解できていないだろうが、突如目の前に広がった空間には獲物が大量にいる。


 そして先ず一人、随分と線の細い女が殺人鬼の前までやってきた。

 そして己を皇女だとのたまった。

 

 だがそんな事は殺人鬼には関係がない。

 目の前に獲物がいれば女子供だろうとその手を振るう。


 哀れな皇女はそんなことも露知らず。殺人鬼の殺意の間合いに入ってきた。

 そして何も知らない女は態々無防備な自分を曝け出し、その細い首を差し出した。


 振るわれた赤錆びた鉈は、淀みなくキャリーと名乗った皇女の首を水平に撫で付け、その瞬間には頭が見上げるほど高い天井にぶつかり、鮮やかな断面をその視界に収め、紅色の溜まりを床に讃え、その靭やかな肉体が傾倒した。





◇◆◇


「きゃあああぁあああ! いやああぁあああ! 皇女様ぁああぁあ!」


 天井で跳ね返り、己の足元をゴロゴロと転がる歪な球体をその眼にした侍女ミザリーが、この世のものとは思えない悲鳴を上げた。


 何が起きたのか暫く理解ができていなかった。皇女が大丈夫といって単身勇者の近くにより、頭を下げて挨拶しその美しい顔を上げた瞬間には、首から上が無くなっていたのだ。


 そしていま目の前に転がる彼女の成れの果てを見るまで、ミザリーは瞬き一つできないでいた。


 だが足元のそれが伝える事実。笑顔の美しかった皇女の表情は、驚愕を貼り付けたまま固まっており、優しかったあの面影を一切感じさせない。


 皇女は誰にでも優しかった。臣下のものでも街の臣民でも分け隔てなく慈愛の心で接していた。


 ミザリーはそんなキャリー皇女に仕えられた事を誇りにさえ思っていた。

 そして決して言葉には出せないが、まるで本当の家族のようにも思えていた。


 ミザリーが常にその着衣に身につけている輝石の施されたブローチは、皇女がミザリーの誕生日にとわざわざ街へと足を運びプレゼントとして寄贈してくれたものだ。


 あの時にいってくれた、ミザリーはまるで本当のお姉さまのよう、その台詞を彼女は一生忘れないだろう。


 自分には勿体無いほどのお言葉だった。皇女様に仕える事こそが彼女の生き甲斐だった。

 そのおかげですっかり婚期も逃し、眉目が良いのに勿体無い等とも囁かれたが、皇女様の為なら生涯独身でも構わないとさえ思っていた。


 その恵愛すべきキャリー皇女の首が足元を転がる。

 ミザリーは両手で顔を覆い咽び泣いた。


 何故私は皇女様の後を追わなかった?

 何故私が皇女様の代わりにまず確認に向かわなかった?

 何故私は皇女様を引き止めなかった。


 渦巻く後悔。だがいくら後悔したところで奪われた時は二度と戻らない。


 だからこそ、その後悔は湧き上がる怨嗟で憎悪に変わる。自分に今出来ることは惨たらしく命を奪われたその敵を取ることだけだ。


 いざというときに皇女様をお守りできるよう、侍女として剣術は嗜んでいる。

 だからこそ彼女の腰には常にレイピアが挿し持たれていた。


 前に一度、皇女の乗る馬車が盗賊に襲われた時には、その撃剣で群がる暴漢共を次々と切り伏せていったほどである。


 皇女様が必死の思いで召喚したもの。それを失敗とは思いたくないが、現実にキャリー皇女に手を掛けたのだ。

 

 それは絶対に許しておけるものではない。

 ミザリーは腰のレイピアに手をかける。お慕いする皇女の無念を晴らすために。

 

 あの勇者、いや! 悪魔にその一撃を叩き込むため、そのレイピアをぬ――


「ぐぎぇ!」


 風が縦に駆け抜けた。その瞳は不気味な布袋のみ捉えていた。その剣を抜く暇など与えてくれなかった。

 

 いつの間にか肉薄していた殺人鬼は、彼女の決意事、その細身を頭から股下まで一刀両断に切り伏せた。


 ミザリーの身体が左右に裂ける。虹彩に恨みの色だけ残しながら。

 だが殺人鬼にはそんな事は関係がない。


 目の前に立つものなら容赦ない。グチャリ――左右の耳に飛び込む快音。

 床を這う大小様々な臓物。


 血に混じって溢れる排泄物の匂いが、辺りに充満する。


 その残滓をどこか満足そうな雰囲気を漂わせ一瞥した後。


 殺人鬼は残った魔導師達にその顔を向けた。





◇◆◇


 ダグラス・ケブルガイは突然の出来事に困惑しきっていた。

 第三皇女であるプリンセスキャリーの行為には彼にも不安があった。

 

 勇者召喚の魔法などは古代の伝承に残っていた程度のもので、何千年もの間それを実際に行おうなどとするものはいなかったのだ。


 だがせまる魔王軍の脅威に、キャリー様は藁にもすがる思いでその術式を実行した。


 ダグラスからしても成功すれば御の字ぐらいの気持ちであった。キャリー皇女に協力し魔力を注ぐ手伝いこそしたものの、恐らくその魔法は失敗に終わるだろうと考えてもいた。


 だが魔法は成功した――かのように思えた。

 術式が発動し魔法陣に浮かび上がる人影をその眼にした時、興奮さえ覚えたものだ。


 だが実際に現れたそれは、彼の思い描く勇者とはかけ離れた存在であった。


 顔を隠すように被せられたボロボロの布袋。視界を確保するためだけに開けられたふたつの闇穴。それが殊更不気味であった。


 これが本当に勇者なのか? そんな疑問が頭を擡げたその時、その疑問は否定という形で回答を示した。


 皇女が殺されたのである。信じがたい出来事であった。そしてその時は刹那であった。


 更にその男はいつの間にか皇女の侍女であったミザリーの前にまで移動し、彼女の身体を左右に分断したのである。


 本当に一瞬の出来事であった。数多の魔法を瞬時に展開できる程の頭脳を持った彼でさえ、思考が追いつかない程であった。


 だが――


「ひっ、ひぃいいいい!」

「ば、化け物だぁああぁ!」

「こ、皇女様が殺された! み、ミザリー様まで! 失敗だ! 我らは勇者ではない! 悪魔をこの場に――」

「落ち着けぃいい!」


 堰を切ったように悲鳴や泣き言を囀りだす部下たちに、ダグラスが叫びあげる。


 その場がシーンと静まり返る。ダグラスから吹き溢れる魔力のソレは絶大だ。少しでも魔法を嗜んだものであれば、その力にあてられた瞬間に見が竦む。


 だが――ダグラスは皆に感謝もした。おかげで自分も落ち着くことが出来たと。


「出口から近いものは今すぐ神殿を離れこの事をマイケル・ブギーマン将軍に伝えるのだ! 事は一刻を争う! さっさといけ!」


 ダグラスの厳命に、入口前にいたふたりの神官が、は、はい! と言承し弾かれるように飛び出していった。


「残ったものでこの悪魔を打ち倒すぞ! お前達は出来るだけ時間を稼げ! その間に私が魔法を完成させる!」


「ダグラス様が魔法を――」

「そうだダグラス様がいれば何も恐れる事はない!」

「雷轟冥士のダグラス様の魔法さえ決まれば、悪魔であろうと一溜りもないはず!」


 先ほどまで怯えの色が隠せなかった彼の部下たちの瞳に光が戻る。


 その姿に、フッ、と自虐的な笑みをダグラスは浮かべた。


(雷轟冥士か全く仰々しい二つ名だ)


 そしてすぐさま術式を展開し、詠唱を開始する。


 雷轟冥士ダグラス・ケブルガイ。かつてこの帝国に訪れた危機をたったひとりで乗り越えた雷槌の魔導師。


 それは今から数年ほど前、東方に存在したオーメン帝国がここジェイソル帝国に向けて進軍を開始した。


 その時、ダグラスは国境沿いに領地を任された辺境伯の下に仕えていた。


 だがその時の領地に存在する兵士の数は三万五千、それに対し帝国が送り出してきたのは騎士や魔導師も含め総勢三五〇万の大軍勢である。


 この戦い、誰もがジェイソル側の負けを信じて疑わなかった。狙われた領民ですら覚悟を決めて神に祈りを捧げた。


 だがそこにひとりだけ諦めの悪い男がいた。それこそがダグラス・ケブルガイ。

 そして彼はその絶大なる魔力をもって神の裁きがごとき雷槌の雨を、オーメン帝国の軍勢に降り注がせ、結果彼一人の手で三五〇万いた軍勢をわずか三五〇名にまで減らしたのである。


 そしてこの事がきっかけで彼は雷轟冥士の二つ名で呼ばれるようになり、皇帝直属の魔導師にまで上り詰めたのだ。


 その雷轟冥士ダグラス・ケブルガイの詠唱が今まさに終わろうとしている。

 三五〇万の軍勢をほぼ壊滅状態にまで追いやったその強大な魔法があれば、どんな相手でも恐れるに足りず!


「喰らえ悪魔め! 我が最強の冥雷魔、ぐぇ!」





 否! その考えは全てが甘すぎた!


 確かに彼の魔法が発動すれば、例え殺人鬼といえどただでは済まなかったかもしれない。

 だがそのような行動をただ眺めてるだけの殺人鬼ではない。


 彼にとって必要だったのは時間だ。詠唱を終えらせるまでの時間。だからこそ残りの魔導師や魔導戦士に時間稼ぎを頼んだ。

 

 だがそんな姑息な手が殺人鬼に通用するはずがない。

 なぜなら彼らは殺人鬼にとってはなんの問題にもならない、ただの獲物でしかなかったからだ。


 詠唱する口を止められた彼の視界には、切り株状態で散乱した哀れな部下たちの姿。


 そして殺人鬼の膨張した腕は、ダグラスの上顎と下顎を掴み、めりめりと開け広げ続けている。


「あ、ぐぉ、ぐぉ、ぐが、ぁ、ぎぃ」


 ダグラスの身体が小刻みに痙攣する。彼であれば例え口頭でなくても、頭で詠唱も可能かもしれない。


 だがそれも集中できてこそ。顎が外れ、それでもなお限界を超えて広げられるその痛みに、とても精神を保っていられない。


「あ、ぎゅ、ぐ――」


 あまりの痛みに彼の纏うローブの下半身が湿り始め、ビチャビチャと糞尿をまき散らし始める。


 だが殺人鬼の力は緩まない。寧ろ込める力がより強くなる一方だ。


 ピリッ、という何かの裂ける音。それは口だ。口が裂け始めた音だ、その裂傷は徐々に広がり始め対には耳にまで達した。


 舌はだらし無く口外に伸ばされ、目玉が半分ほど眼窩より飛び出し――


 そしてついには顎ごとその顔を引き千切った。


 ドスンと力なく糞尿の中に崩れ落ちる膝。残された下顎の断面には、綺麗に生えそろわれた残歯と赤黒く伸びる舌のみ。


 その姿を見下ろした後、殺人鬼は残った上半分を興味なさげに放り投げた。


 そして死臭漂う神殿をひとしきり眺めた後、殺人鬼は次なる獲物を求めてその場を後にした。


 大魔王の進軍により窮地に立たされるジェイソル帝国。


 だが、今この帝国は外から迫る大魔王の手ではなく、勇者の代わりに召喚されたたった一人の殺人鬼の手によって滅ぼされようとしている――


――to be continued?

ここまで読んでいただきありがとうございます

殺人鬼さんを気に入って頂けたなら評価や感想を頂けますと嬉しく思いま「――オレオマエブッタギリ!」

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― 新着の感想 ―
[良い点] ある意味正しい行動してる?現実的に考えれば、拉致したやつを正当防衛で殺しただけだし [気になる点] 続編が・・・無い! [一言] やばい、怖い
[良い点] ある意味、自由な勇者? 危機がおとずれる前にすべてをなぎ払う姿はとても爽快です。 [気になる点] ちょっと食事中には読めないです。 [一言] 彼?が魔王と合間みたとき、どうなるのか、続きが…
[一言] なろうけしないビッチを見ている最中なのですが、たまたま作者様のページを見て短編があったので読んでみたらなんともまあ素晴らしい作品が。 この短い文章でここまで書けるのは凄いと思います。 もし良…
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