リアル
よろしくです
「おおお!!!坂崎!! 69キル達成したぞ!!!」
「そいつぁ、よかったな~クソAIMのお前にしてはな。」
「なっ!クソAIMって言うなよ~俺まだ階級、伍長2なんですけど」
「初心者乙~陽炎。(かげろう) 」
「なっ、うっせぇー!!芝田 」
俺の名は、坂崎 進吾。(さかさき しんご)
俺たちがいましている。このゲームは、
そう、
ファーストパーソンシューティング...
一人称視点、操作による。
シューティングゲームだ。
手榴弾、リロード音、足音、風、全てがリアルに再現されている。
こいつらは、俺のフレンド。
このゲームには、クランとか言う。
チームみたいなものがある。
だが俺は、ずっと野良でやってきた。
俺の装備は、フルオートハンドガン、 ナイフ、手榴弾、閃光弾。
そして、ステルススキル。 このゲームは、FPSの防具が存在しない。
その代わりに、スキルが存在する。
俺が装備しているのは、ステルススキル。
敵のレーダー、及び。上空からの空爆、
UAV、すべてに表示されない。
まぁ、よく嫌われる装備だ。
だが..そんな事は、重要じゃない。
FPSは、 勝てればそれでいい。
「あーHSかよー」
「芝田って、HSとか食らう人?」
「俺だって、ミスぐらいだろ? なぁ、坂崎」
「いつもだろ?ミスワロス。」
「ちょおま!!!」
「お、おい坂崎、チャット画面見てみ?」
「んっ?」
(おいお前らうぜーんだよ!!!、俺、ばっかり狙いやがって!!!)
「はぁ?...どうするよ?坂崎」
「決まってんだろ? こいつばっかり狙って遊ぶぞ!!」
「相変わらず悪趣味だな?」
「デフォです。 さて、いこうぜ?
こう言うやつ、毎年夏になると出てくるよな..
チャットで煽ってみるわw」
(おい、夏厨、弱いよ~マジ、m9^0^)
(うざ...)
「ほぉら、来た」
「坂崎、相変わらず、お前の煽りは、すげぇな。」
「坂崎の唯一のとりえだろ?煽りは、」
「な、個人戦になったら..必ず殺すからな?..」
「ぎゃぁぁーこわいおー」
「チッ、まぁいいや、さて..陽炎」
「んっ?」
「あの夏厨、センター右の小部屋にいる。
閃光弾、頼む」
「おおっ!!出ましたね?ガチ勢、了解!!
うらぁ!!」
「芝田、お前は、スモーク、出てきたところを、
後ろから、撃つ」
「あいよ!」
「お、きたきた!!! さよなら、夏厨!!
よっしゃ!!!キル完了!!!
次だ次!!!」
そう、俺は最強だった、
もちろん。ゲームの中で..
これが、現実になるまでは...
「さて、俺、一旦落ちるわ」
「おお、了解」
「じゃあな、坂崎」
それは、コンビニの帰り道に起こった。
「坂崎 進吾さん。 ですね?」
「お前..誰?」
「申し送れました。私、レキガスバーミリオン社の 元浜です。」
「レキガスバーミリオンって!!! あのゲームの!!!」
「はい」
「おおおっ!!!あのゲーム最高です!!」
「それはどうも、それより。私どもは、用が会ってきたのですが。
お時間、よろしいでしょうか?」
「ぜんぜんオッケーです!!!」
「そうですか..では、説明を始めます。
私どもは、ファーストパーソンシューティング。
FPSを手がけている会社なのは、ご存知ですよね?」
「はい、もちろん」
「あなたは、思ったことがありませんか?」
「何を..ですか?」
「あんな感じの戦いを、リアルでしてみたい。っと」
「そりゃ、確かに思いますけど。
そんな事、できるわけ、」
「いえ..できますよ?」
「あ、はっ?」
「私どもの技術を持ってすれば、簡単です。
そこであなたに、参加用のオンラインパスを
わたしに来ました。」
「あ、はぁ、どうも。」
「それと、説明書です。では!」
「マジか!!!いきなりだが!!!リアルFPS!!!
そんなものができるのか!!!!
帰って、公式サイトをチェックだな!!!」
俺は、家にダッシュし、
公式サイトをチェックすると
「リアル企画についての..
説明、 これだ!!!
えっと?..何々?
ここに行けばいいのか」
そのお知らせには、
指定の場所があった。
「って!ここって!!!本社じゃね?!!!マジか!!!」
参加者一覧をチェック。
「参加者人数、3万人越え?すげぇ!!やっぱ大手だわ、」
俺は、指定の場所へ行き。
そこで、ルール説明を
聞いた
「お集まりいただき、まことにありがとうございます。
私、説明を担当させていただく
内田、 と申します。
内田孝則です」
「マジで?坂崎!!孝則さんって」
「ああ、そうさ!!!この会社の社長だよ!!」
「すげぇ..本物!!」
ルール説明を開始いたします
ええ、この企画は、
リアルなFPSを楽しんでもらおうと言う企画でございます
ルールは、個人戦、最初の武器は、ランダムに配られます。
いきなり、FAMASとか..ありえるかも知れませんよ?
そして、このゲームは個人戦。
一つのMAPで、少数なら脱出可能です。
「少数か..」
ルール説明は、以上です。
ああ、..それと。補足説明が抜けていましたね。
このゲームは..キルされると...
次の言葉が出た瞬間
混乱した。
死亡しますので..ご注意を
一瞬緊迫した空気が流れる...
「あんた..今、なんて?...」
リアルですから、
キルされたプレイヤーは、
死亡です。
「はぁ?どう言う意味だよ!!こんなとこ居られるか!!俺は帰る」
バーン
銃声がこだまする。
「あっ..がは...」
「どういう...ことだ?」
「おい内田!!!こんなのばかげてる!!
俺たちに殺し合いをしろってのか?
おい!!おい内田!!!」
バーン
「いちいち..うるせーんだよ..noob 野郎が。
ああ、皆さんも、
文句言わずに参加してくださいね?
しないと..死ぬんだからさ..]
「内田さん!!あんた。最初からこのつもりで..俺たちを!!!」
「はぁ?勝手に集まってきたてめぇらが悪いんだろ?
ははははは!!」
「おい、坂崎!!どうすんだよ!!」
「どうする?..フッ..決まってんだろ?
俺は、こう言うのを待ってたんだよ。」
そうだ..
これだ..
最近普通のゲーム世界に飽きてきた俺は、
こう言うのを求めてたんだよ...
「何がなんでも生き残って、 内田!!
俺は、あんたに勝ちたい」
「兄ちゃん..なにを言って」
「いいですね..坂崎、
待っていますよ?」
「さて、最初のMAPに出発します。
さぁ、ヘリに乗り込んで?」
ありがとうございました