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7月6日 聖浄降臨「破ァ!」救済者ブータロウ復活編

7月6日


 ブータロウは黄金色に輝いている。昨日は光量が多すぎて、一晩待つことになったが今は光が落ち着いている。


 カレキが「復活ッッ」「ブータロウ復活ッッ」×2とか騒いでいる。


 ブータロウは穏やかな表情で、家族の裏切りにより怒り狂って、ガチムチ店長とヤり合ってた時のケダモノっぽさが無くなっていた。


 片手で印を結んで、なんか「無料空初(初回無料の商人奥義技と思われる)」とか言いそうだったけど、そうじゃなくて「私は赦します。全てを赦します」とか言い出しやがった。


 アナルゴが、ロリコのピンク縞々のパンティとブラを身に着けながら、「これは正統派ヒロインの涙で浄化された姿! まさに“伝説のスーパー商人”なのか!?」とか、フグリ田が「その者、厚き脂肪をまといて炎上(SNS的に)の地に降り立つべし。失われし読者との絆(ブクマと評価とレビュー)を結び、ついに作者(この小説の)を書籍化の道に導かんと言われてる伝説は本当だったのかぁい!?」とか騒いでいる。


 アナルゴが「アンタが正統派ヒロインだ! おめでとう!」と、カレキが「ワシが?」みたいな感じになり、フグリ田がどっかからか金色のオ●カーを手渡し、カエンタケとサルノコシカケがレッドカーペットを敷いて、エノキが「主演、正統派ヒロインとなったご気分はいかがDeathか!?」と聞いて、カレキは小指の爪を噛み「えー、そんな、まさかワシなんかが」とかローブの裾を摘みながら言いやがる。


 クソが。コイツら、私を無視して調子こきやがって……


 と、思ってたのは私だけじゃなく、ベニテング・武子も「私を無視してなにやってんだぁーい!?」と喚く。


 ブータロウは涼しい顔のまま、「赦します。私は専業主婦のくせに、主婦らしきこともせず夫や家族を迫害するあなたを赦します」とか言うて、フグリ田たちが「勝手に赦さないでよぉ!」とか泣いて喚く。


 そして、ブータロウは片手を上げて、「破ァ!」とか言うと、ベニテング・武子の3基のパラボラアンテナがブッ壊れた。


 「こ、これは?」とアナルゴがびっくら仰天し、ブータロウは「彼女の邪悪な心を祓いました。あのアンテナで魔王によって心を操られていたのです」とかキラキラのお目々で言う。


 ベニテング・武子は「わ、私は一体?」とキョロキョロしている。

 この衝撃で、ロリコを触手攻めにしていた猫も元のドラ猫に戻っていた。


 全員でブータロウの胴上げが始まる。


 ……チッ。ふざけやがって。

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