女みたいな顔のクラスメイトと、放課後だけ友達してる
放課後の教室。
誰もいなくなった教室の片隅で、ひとりのクラスメイトが本を読んでいた。
女の子みたいな顔をして、喋り方は静かで、名前もほとんどのやつが知らない。
――「今日の放課後だけ、僕のともだちしてくれない?」
その一言で、俺と“みつき”の、ちょっとだけ不思議な時間が始まった。
名前のない関係。終わりのない放課後。
でも俺はまだ知らない。この関係が、ただの暇つぶしじゃなかったことを。
誰もいなくなった教室の片隅で、ひとりのクラスメイトが本を読んでいた。
女の子みたいな顔をして、喋り方は静かで、名前もほとんどのやつが知らない。
――「今日の放課後だけ、僕のともだちしてくれない?」
その一言で、俺と“みつき”の、ちょっとだけ不思議な時間が始まった。
名前のない関係。終わりのない放課後。
でも俺はまだ知らない。この関係が、ただの暇つぶしじゃなかったことを。
なんとなく話しかけたわけじゃない
2025/04/17 16:29
(改)
名前のない時間
2025/04/17 16:34
(改)
静かに続いてしまう放課後
2025/04/17 16:39
屋上は風が強かった
2025/04/17 16:47
窓ガラスの指紋
2025/04/19 01:40