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040話 総長、マッチポンプのラ・メール攻略【ゲーム世界編:想定外の拾い物】

<イツキ・ヴァーナム・エッセリウ サイド>


「初めまして、私はイツキ・ヴァーナム・エッセリウですわ」

二人は痴態をさらけだしたままだけど、挨拶は基本よね。


「「ドラゴンキラーの!」」

「貴方達!イツキ様への自己紹介の最中になに腰を振ってるの!すぐに行為をやめて服を来なさい、失礼でしょ!」

「シオリナ見たら萎えちゃった」「・・ヘタレ」

相手はサンシェスだっけ?もちろんシオリナの拳フルスイングを食らったわ。


「そんなことより!浮気の理由を言えーー!」


で、カオス真っ只中の3人の話をまとめると・・恋人関係はデウナスの勘違いらしい。


デウナス

「俺と付き合ってくれ!」(訳:恋人になってくれ)

ミランジュリ

「私と?良いわよ」(訳:S◯Xのお誘いね)


その後、デウナスはそれが当たり前になってベッドでのお付き合いのみ。

デートも贈り物すらしていないそうだ。

デウナス・・それをセフレと言うのよ。


ミランジュリの言い分はこうだ。

「私はね、相性の良い相手を探しているの」

「サンシェスとデウナスは5点ね。快楽・精・愛のすべて満足値には程遠いわ。せめて70点は欲しい」

「「・・は?」」


この娘、本人達を眼の前にして言いたい放題だわ・・でも、エロに忠実なこの娘って既視感があるのよね。

・・・あ、始祖竜王レオンハルの四天鳳!この娘、サキュバスだわ。

でも、ちょっと違う感じもするのよね、もしかしてハーフ?


「ミランジュリはサキュバスと人?とのハーフなの?」

「おおっー!イツキ様慧眼〜!アタリです」

「「「サキュバスだったの!」」」


まあ、理由は分かりましたけど・・これで冒険者チームを継続できるのかしら?


「ミランジュリ、サキュバスの特性なら怒れませんね。そっちは私にいい考えがある」

「あと【夢花】は解散よ!メンバーをセフレにした5点共(笑)!穢らわしい存在は・・出ていけ!」

シオリナの大爆発で、男二人は早々に宿から追い出されていた。


ちょっと理不尽な感じだけど、ミランジュリからはお誘いは一切していない。

しかもミランジュリは「ムラっときたらヤる」オ◯ホ的な扱いをされていたらしい。

サキュバスとはいえ、仲間に対して下劣な扱いをしたのだ(本人達もすべて認めた)。

なら、チーム解散も仕方ないよね。


このミランジュリ。感じられる能力は大した事ないのだけど、それが偽りのようにも感じるのよ。

この矛盾はなんなのでしょう?


「(まあ、いいわ)ミランジュリ、戦神教会に来なさい。貴方の幸せを見つける手助けをしてあげるわ」

私が興味を感じた女の子は、すべて確保して、仲間にして、絶対に幸せにする!

それが私の理想のレディースだから。


そして翌日の朝、目覚めを迎えると・・はぁ〜、まーた増えているわ。

メイドx2、王女x2、聖神竜の末裔x1、聖女x1、冒険者x1・・とても豪勢な7Pだこと。

これはベッドサイズをもっと広くしないと駄目ね。

・・・イツキの思考もちょっとおかしくね。


「毎日毎日・・特に淫乱メイド共!せめて私より先に起きろーーー!!!」

パパパパパパパン!と、今日もイツキの部屋から怒声とともに爽やかな(笑)音色が響き渡る。


その日から、ミランジュリはものすごく元気に、そして強くなったわ。

ミランジュリに初めて会った時は、くすんだ茶髪に灰色の瞳、体もスレンダーな感じだったのに、今朝は、髪は輝くような金髪、瞳は赤、青、緑の3色がランランと輝いている。

魔力も大幅に増大、しかも体の周囲に聖属性魔力がにじみ出るほどの素質。

体の肉付きも良くなっているし、相性ってすごいですわ!


この淫乱共の中に相性の良い相手が居たのでしょう。

良かったですね。そして、おめでとうミランジュリ。


自身が相性の良い相手で、しかも淫乱共の首魁だとは夢にも思わないイツキであった。


<ミランジュリ サイド>


私はミランジュリ。サキュバスと人族とのハーフだ。

そのためなのか、私には生きていくうえで困ったことがあるのです。

普通のサキュバスは快楽と精を貰えれば生きていけるのです。

が、私には・・【愛】が重要なのです。


子供の頃は母親の愛で満たされていた。

でも、大きくなると母親では満足出来なくなっていた。


困っていた時にオーラル教会から救いの手がもたらされた。

私の容姿と高い聖属性を見込まれて、オーラル教会から【聖人】認定するので、聖女として活動して欲しいと依頼されたのだ。

聖女になれば信者達からの愛がもたらされる!

喜んで賛成したんだけど・・薄っぺらいのよ、愛が。


仕方なく男と寝ても全く満たされない。教会活動をしても薄くて満たされない。

徐々に力も劣化していき、ついには教会から仕事が来ることも無くなってしまった。

今では名前だけの聖人で聖女の私。

そして、生きていくために仕方なく冒険者として活動することにしたの。


これでは、あと数年で死を迎える。この時期の私は自暴自棄になっていたのだと思う。


そして今日は、メンバー内で2人のセフレを作った事で冒険者チームが解散になった。

これでは生活すら出来なくなってしまう。でも、幸いにもシオリナから新たな仕事を紹介してもらった。


「貴方が幸せになる可能性・・いえ、違うわね。貴方を絶対に幸せにしてくれる職場だよ!」


シオリナが猛烈に推す仕事。それはイツキ様のメイドだった。

仕事以外で、精は無いけど愛も快楽も貰えるらしい。


「ミランジュリ、戦神教会に来なさい。貴方の幸せを見つける手助けをしてあげるわ」


イツキ様からも誘われてるし、このままではすぐにでも死んでしまう。

すがるような心持ちで、イツキ様の手を取った。


「ミランジュリ?・・からっぽ〜?今日・・全力だすよ〜・・もち寝かせない〜」

その日の夜、イツキ様にガッチリ捕縛され、私には効果のないはずの媚薬?で脳内がしびれ・・色々なものを、この身が溺れる程に頂きました。


その結果、わずか一日で、愛も・・快楽も・・精(魔力)も満タンに満たされたのです!

髪は昔の・・いえそれ以上に輝く金髪に、それに瞳も3色に戻ってるけど、色の濃度が段違いなのよ。

どうやら、赤が快楽、青が精(魔力)、緑が愛のようなの。

それをすべて・・わずか一日で貰ってしまった。

ああ、私はまだまだ生きていける!こんな体調が素晴らしいのは久しぶり、いえ初めてです!


ふと思ったのですが、イツキ様は私達のために寵愛を与えてくださるのですが、イツキ様自身には何も見返りが無いのです。

愛とは何なのか?まだよく分かりませんが・・・

イツキ様のために・・出来ればイツキ様の聖女として力を尽くして行きたいと心に誓いました。


<イツキ・ヴァーナム・エッセリウ サイド>


<ミランジュリ>


種族:聖人:ハーフ・サキュバス(人族との混血)

職業:オーラル教会【聖人】 ⇒ イツキ専属♡メイド

戦闘力:17 ⇒ 154

防御力:24 ⇒ 207

魔力:105 ⇒ 991

好感度:379 ※イツキへの好感度:限界突破99999999

スキル:【聖魔法】【神聖魔法】

称号:【イツキの愛子】【女神イツキの神徒】【女神イツキの聖女見習い】【発氣開眼】


容姿が変わったので調べてみたら・・おそらく今の数値が元々の強さなのでしょう。

封印でもされていたのかしら?

しかも、私への好感度がスズナに続き2人目のおかしさ。

もしや無意識に封印を解除した?考えても分からないわね。

それと、我が教会で初の神聖魔法持ち、これは予想外でしたが子供達へのいい先生になりそうです。


「みなさん、今日は堕竜と性女の歓迎会を行います」

「おい旦那様!堕竜とは失礼だぞ!」

「私なんて正解のようで絶対に字ずらがおかしいです。酷いですわイツキ様!」

「有名なドラゴンとオーラル教会の聖人様ですもの。子供達が緊張しないようにですよ」


「絶対にうそだ!」

「ほら、私達を無視して食事に注視しているわ!」

「はいはい、ごめんね。そんな貴方達に『レアチーズケーキ』を進呈しましょう」

「これは・・?「うまい!」」


「イツキ様のケーキ発見!」「突撃〜!」

食事の待機中にケーキに気づいた子供達が、雲霞のごとく竜王達に襲いかかる。

この娘達ってケーキ見るとバーサーカーになるのよね。

しかも、酷さが増しているような?甘味ってある意味、罪深い食材よね。


「貴様!竜の王たる私の所有物を奪う気か!あ!こら!やめて!残り少ないのだぞ〜」

「ちょ!?なにこの悪魔達!イツキ様からのご褒美が〜!」


「貴方達、それほどゲンコツが欲しいのかしら?」

「「「ご、ごめんなさい!」」」


その後、ブルーベリーのチーズケーキを追加で出して、障壁で守られる中で二人に食べさせた。

幸せいっぱいの二人と異なり、障壁の外は猛獣が荒れ狂う死地になっていたけどね。

もちろん、子供達にも食事の後でカットケーキとして振る舞ったわよ。


「あ〜!鱗が・・鱗が剥がれる!?や、やめい!旦那様!」

「ぎゃーーー!!!もはやこれは虐待ですよ!」

「うるさいわね、こーんな垢まみれで竜王や聖女が務まるわけないでしょ!見て!このお湯の色!きったな!」

「「酷い!女の子にそれはだめ!」」


これって、もはや教会入信の際の洗礼みたいなものよね。

周囲の子供達は「私も経験したよ」「がんばれ」と、のほほんとその光景を眺めていたが。


「最近、忙しくてみんなとお風呂入ってなかったものね。なら・・みんなの垢度をチェックしようかしら?」

「「「「逃げろ!」」」」


だが、既にイツキの障壁が展開されて逃げられない。

後から、事情を知らずにお風呂に入ってくる子供達も同様に捕縛された。


その結果、全体の7割の子供がきちんと洗っておらず、イツキ警察に逮捕されたのだった。

そして、お風呂上がりには肌を真っ赤にした子供達が大量に量産されていた。


「ここまで酷いとは。いい?今後抜き打ちで確認するからね」

「きちんと洗っている娘達は、洗い方を教えてあげなさい」

「「「「・・・・はい」」」」

「今日、綺麗だった娘達には、明日初手のデザートを授与しますから」

「「「はい!」」」「「「ずるい!」」」


・・・ご愁傷さまです。


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