4 第2段階
修行が高度になる。その目的も明かされた。
4 第2段階
明後日からまた10時から16時まで領主宅来れるかだった。両親に確認して了解した。
今回の講義は濃厚なものだ。始めにアイテムボックス、転移、フライ、タイムトラベルを覚え、パリス伯誘導で地中に転移して土砂をアイテムボックスに入れ、10時に転移する。服の汚れは消えるがアイテムボックスの中は変わらないという寸法だ。複製、加工、創生魔法も学ぶ。この一週間は濃厚だ。時間だけでなく日にちまでタイムトラベルするから凄く長く感じられた。今回の課題はパリスとジュリエットで共有アイテムボックスを作る事だ。完成したら預かったナイフ共有部分に居れば、パリス伯取り出せることになる。帰宅後キャピュレットの父親に多目の金と宝石を送った。父親は上手く使ったようだ。ロミオの廃嫡で落ち目なモンタギュー家に更に追い込む一撃になったようだ。
魔法の練習は欠かさない。共有アイテムボックスは試行錯誤だ。今回は一ヶ月が経つが共有アイテムボックスは出来ない。交信で共有アイテムボックスが難しいならきみのアイテムボックスの一部を共有アイテムボックスに変更することは出来るか。それは比較的容易い。その日の内に合格が貰えた。次の課題は魔力増強や攻撃、防御魔法、激烈魔法、光魔法の回復魔法やライト魔法、闇魔法の多重魔法や多弾魔法、命中魔法の類だ。後分身体の作り方だ。
「この大陸の海の向こうに、一般には知られてない大陸がある。そこには魔獣と生物が居て冒険者ギルドがある。知ってるよな。」
知っている。転生はそういう世界にするものだ。
「我々は物語の中に転生した。私の中のパリスも生きて居る。ほとんど出る場面がなかったから私は自由にしていられる。物語はロミオとジュリエットが死んで終わる。ただ繰り返すだけさ。ただ転生者の私は知識を蓄積出来るし、アイテムボックスに入れたものは消えない。ところがきみが物語自体を変えた。どんなストーリーになるのか判らないが多分我々は、この世界から出られない。だから分身体くらいは本当の転生の世界に送ってやり我々がそれを感じ取ることくらい出来るんじゃないかな。」
納得出来る話しだ。だからここまで厳しい修行して来たのか。そのため分身体も作るのか。
「私達が何処まで自由なのか判りませんがやれるところまでやりましょう。」
3回目の修行も終わり、分身体もできた。過去にパリスが分身体を飛ばしたところでは数週間飛べは着くらしい。この世界と転生世界はどう言う関係なのか判らないが、この世界の外に違う世界があることは確かなのだろう。
ジュリエットの15歳の誕生日が盛大に祝われた。物語にはないイベントだ。あの後も数回砂金と宝石を送っているからキャピュレット家は裕福なんだろう。ジュリエットとパリス伯は婚約した。ジュリエットの心の傷が癒えるまでということだ。分身体は旅だった。全員が共有アイテムボックスを所有して物質は豊富だ。ジュリエットはパリスが領主宅訪れる時必ず寄るようになった。泊まることもある。
パリスとジュリエットは婚約する。