言葉に罪はない
青い空に浮かぶ
柔らかくてふんわりした
雲のような言葉が
もしこの地上にあったら
誰も傷つくことはないのに
今日もまた
誰かの傷を庇う言葉が
どこかで批難の的になり
罪として扱われている
青い空の白い雲は
ぼくの目線まで降りてくることはない
ただ従順に流れ
色も形もない風が
身の潔白を主張するだけ
ひとたび
地面に両足を着けてしまえば
あらゆるものを踏み倒し
逆らい続けることでしか
人は人でいられないんだ
***************
読んでくださりありがとうございました。