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君に会えた。  作者: 悠希
2/7

第1話 修学旅行

あらすじ

修学旅行を一緒に回ることになり、

とても楽しみにする。

――一週間後――

ついに修学旅行の日…

バスはもちろん雄一と隣にした。

でも、昨日緊張で眠れなかったのだ。

「ふぁああ。昨日全然眠れなかったよぉ」

「あ?向こうでぶっ倒れんぞ。少し寝とけ。それにお前酔いやすいんだろ?俺もだけどよ。」

色々話もしたかったので眠りたくなかったが、仕方なく「うん」と言った。


しばらくすると本気で眠くなって、さりげなく雄一の肩に頭をよっかからせ、

寝てしまった。その瞬間、「おい。紗貴?」などの声がしたが全然頭に入らなかった。

―――何分寝てただろう。バスの中の暑さで目が覚めてしまった。

しかし、肩に頭を乗せたままだった少しだけ頭に重みがあったので、

少しずつ頭を戻してみると…

なんと雄一も寝ていたのだ。

スースーと寝息を立てて静かに寝ていた。

「可愛い…」と静かにボソっと呟いた。


それから10分くらいたった頃、やっと着いた。

「ごめんね。肩の上で寝ちゃって。」

「いいよ別に。俺も寝てたし。」

着くまでの10分間、とても幸せな時間だった。

すぐ近くで雄一が寝てる姿を見れて、しかも肩の上で寝てたという事実。

何より嫌がってないのがうれしかった。


「じゃぁ、明日神社に来いよ。」

「ぅん。」


その後、長い長い校長の話も終わり、夜になり寝る時間となった。

私と同じ班の子は、木下沙里、野々原夢、安藤美咲だった。

「寝るときのお決まりと言えば恋バナよね!」

夢が言う。夢は告白された回数がなんと14回もある。すごくもててる女なのだ。

「皆の好きな人って誰〜?」

沙里も話に乗る。

「わ、私は立原連先輩…。」

顔を赤く染めながら言うのは美咲。

立原先輩は、とても後輩に優しくて、かっこいいので、後輩の間では結構

話題の先輩だった。

美咲は顔を赤くしながら、私に話を振ってきた。

「紗貴は?」

「え?」

「そういえばさぁ、萩原って紗貴の彼氏?いつも一緒にいるよね。仲良いし。」

夢がからかったような口調で言ってくる。

「えっ?別に付き合ってはないよ!私が好きなだけ!」

思わず言ってしまう。急に気づいて顔が赤くなったのが分かる。

「え…?」

夢よりも沙里の方が驚いていた…

「え…、紗貴萩原君のこと好きなの?」

え?

「私も…好きなんだけど…」

えぇ!?

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