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第4【動き始めるきのこ】

リコピン「この村でとれた、トマトジュースです。村の皆はこれを飲む、お陰で若々しく健康でいられます」


トマト形の器に入れられた、その飲み物は何も飲まなかった体に、潤いを与えた


(ミフィレン「ゴクゴク、なんだろう…この味、懐かしいかも!全然酸味がないからなんだろ?蜂蜜とかはいってるのかな!おかわりください♪」


村長「おきに召していただけましたかね?」


ミフィレン「すごく元気出たよこれなら、また戦える……」


本題に移る


ミフィレン「てことは……もしきのこ達が攻めてきたらこの村は一たまりもないよね?」


この村は始めこそ活気があったが今は人さらいにあい人ではおろかまともに動けるものは数少なくなっていた


村長「ですが、私達にはこのニンジンの剣とこの森のブロッコリーの鎧があります。そして村に伝わる秘薬もあります」


蓮根の鐘の音が村中に響き聞こえてきた

【ガーンガーン】


慌ててやって来た1人の警備隊がやってきた


護衛トマト「みなさん大変です!、きのこの軍勢およそ数百が村に攻めに来てます!!」


驚きを隠せない村長は目を開いた。


村長「なんと?!なぜこのようなことに……しかたがない皆のもの支度をし出迎えるのじゃ!」



リコピン「どうしよう……私が食料を渡さなかったから……」



体が震え、泣きそうな少女を抱き寄せて言った

ミフィレン「リコピンちゃんは悪くないよ、悪いのは暴力や権力で支配している鍋奉行だから…私がやっつけてあげるから安心して♪」



村長「それはいかんよ、お主はまだ見るからに若い……この戦に巻き込んだのはこちらの責任じゃ……どうか逃げてください」

淡々と言ったその言葉は、人を傷つけない優しい言葉だった


ミフィレン「私はここにいさせてもらいます、もとわといえば私が起こしたことですので力になりたいです」




村長「ふむ…ではこの秘剣キャロットソードを貴女に……それと我が村伝統のトマト騎士団のバッチを」



ミフィレン「うん!この一振り結構いい感じ!村長ありがとうございます!(それとこのバッチどこかで……)」


高速でニンジンを振ると畑の砂が舞い上がる


リコピン「村長私も行きます!」


村長「うむ!リコピンよ、そちもミフィレンさんを助けてあげなさい」


ミフィレン「じゃあ、みんなーいっくよ~!」


準備は整った

村を守るため、国を変えるため

ミフィレンとトマト村は一致団結し平和を勝ち取るために立ち上がる。


両者の気迫に後押しされ森が動き始めた。

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