表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/56

0.プロローグ

(・・なぜ、こんなことになってしまったの・・)


リアは天を仰いでため息をついた。空を見上げる。


(私はどうすればよかったの。私にはあの方を拒絶する余地などなかった。

でも、それがまさかこんなことになるなんて・・)


夜空に広がる星を見つめて、再びため息をつく。

けれど、今はただ嘆いているわけにはいかなかった。

折れそうな心を奮い立たせ、今のリアにできる唯一のことをしなければ。

祈るのだ。あの人たちに言われたように。


「どうか私に力を・・。自分を、自分の愛を、魂を信じる強さをお与えください。そして、どうか、どうか、彼をお守りください。私の魂の片割れを・・」


震える声でリアは祈りを捧げた。


眠れる気はしなかったが、部屋に戻り、とにかく横になった。

しびれたように重い頭を休めるため、とにかく目をつむる。

眠れるはずもないと思っていたのに、リアはあっという間に眠りに引き込まれていた・・。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ