三日目、朝の部3
段々内容が短くなってないか(困惑)
活動報告にも書きましたが第一話に慣れない医学の用語を足したので高学歴な人間違ってないかオナシャス!
バリスムスとかの用語があってこれもう自分の知性じゃわかんねぇな(困惑)
強度行動障害と不随意運動って両立するんでしょうか?
鉄道駅に近づくと、そこでは異様な事になっていた。
どうやら停車、
........と言うよりは運転士の緊急停車で駅の少し手前で止めたらしいが、そこに貨物列車が突っ込んだらしい。
駅舎の通路を支えていた柱を崩して崩壊してる上に、感染拡大初期の出来事らしく鉄道警察やら消防や救急までいる。
出来うる限りの進歩と国民への福祉等のシステムが逆に殺しに来ているのはこの文明社会への皮肉に感じる。
「あ、可愛いJK」
「そんな事言ってる場合かよ中野ォ、...何処?」
「ベンチの近く」
黒い長い髪にブレザー、成長期の色香が漂いだす肢体。
確かに美人だ。
中村と文月の呆れた視線を後ろに感じつつ、侵入するかの確認を取る。
「と言っても他に方法が無いんだもんなあ、やるしかねぇよ」
「「「だよなぁ」」」
すると突然、女子高生がこちらを向いた。
顔面は大きく皮膚が剥がれ、神経が剥き出しだ。
「女は顔ってやっぱ真理だわ」
そう言うと、アクセルを押して車を走らせる。
町から出るまで無停止で突き進む、これが1番安全だ。
「はくせぇんのうちがわにおさがりぐだざぁぁい!!」
窓口から身を乗り出して駅員が叫び、先程の女子高生も追ってくる。
よく見ると喉まで傷ついているらしく、奇声は発していない。
「公務っ、執行、ぼぉウがぁい~っ!」
天井に掴まった鉄道警察官が血塗れの顔を押し付けて窓を叩き割ろうとする。
悲鳴が上がり、空いたヒビに中村は腰元の89式銃剣を突き刺す。
丁度眉間に突き刺さり、やった!と喜んだがそれでも動いて襲ってくる。
「くそっ!不死身かよォ!!」
「コイツの頭蓋骨が堅い!熊手!小銃!小銃取って!」
「熊野だ!これか!?」
片手で89式を渡すと、銃床で刺さった銃剣の尾を突きを入れる。
中村が汗を流して「さっさと死ね!」と言うが、中々貫けない。
すると前方にDD16電気機関車が停車しているのを見つけた。
「あれにぶつけて振り落とす!!その短剣引っこ抜いて窓から離れて!」
「分かったよチクショー!!」
肉が潰れる不快な音と、窓のヒビが広がる音が聞こえる。
バックミラーで確認してみると、黒い血痕を残して姿はなかった。
窓からは、電気機関車が牽引していたらしい無蓋貨車の列しか見えない。
「あー、よかった、うん、」
「し、死ぬかと思った、チビッたよ....」
土居が煙草を吹かして「きたねぇ」と呟き、目の前を見てみる。
この町も相当に荒れている様で、すでに組織的に行動している公権力が存在していないようだ。
まあ駐屯地があの荒れ具合なんだから、ダメなのは容易に想像出来る。
「あーあ、税金が」
中野が外を見て言う。
墜落したAH-64Dや、田んぼに突っ込んだOH-1の焦げた姿がある。
私の人生2回分は遊んで暮らせそうなお金が注がれたのであろう機体がなんとも醜い有り様である。
「ここら辺は救助も来なかったらしいなあ」
主は既に息絶えたと言うのに、不時着したCH-47Aはそのままの姿で堂々と待っている。
そんな光景を後にして、車は駆けて行った。
日は高く登り、酷く荒れる都市や人を照らしている。
看護士の知り合いは持つべきでした(半ギレ)
ちなみにDD16なのは趣味です、それと駅のモデルは実在してます。
まあまぜこぜですが.....




