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第1社目 〜休みって何だっけ?〜

初めての作品ですのでよろしくお願いします

オッス!オラの名前は佐久間鬼蔵アラフォー社畜の童貞だ!目が覚めると謎の空間に居たんだけど…

てか本気でどして?

俺さっきまで家でゴロゴロしてたよね?ポテトチ○プス食べながらテレビ見てたよね?何でこんな所にいるのかマジで意味不明なんですけど…


「ハーイ、くじ引きはこちらとなっていま〜す♪」


それは、Tシャツにホットパンツと言う、ラフな格好をした女性だった


「急に出てきたなおい」

「ハーイ、ちっちゃい事は気にしない♪それ!わかちk」

「それ以上はダメぇぇぇぇぇ」

え、何コイツ、馬鹿なの?最初からなに色んな意味でスタートダッシュかましちゃってんの!?

「ハイ、ではこちらでくじ引きを引いてもらいま〜す♪」

「はい、どうしたー」

マジかよ…こいつマジかよ…急に出てきてよくわかんないキャラ立てたと思ったら、また変なこと言い始めやがったよ…

「ですから、ここでくじ引きを引いてもらいま〜す♪」

「いやいやいやいや、意味が全くわk」

「ですから、ここでくじ引きを引いてもらいま〜す♪」

「いや、話聞いてた?意味がわk」

「で、す、か、ら、ここでくじ引きを引いてもらいま〜す♪」

「あ、はい」

「ここでは社畜となりひたすら働いて死んだゴm…

ゲフンゲフン底辺共に転生の機会を与えようという企画で〜す♪」

「おう、お前正直に言いすぎじゃね?

まぁ、いいけどさ」

「てか俺死んだの!?」

「ハイ♪そうですよ豚野r…ゲフンゲフン豚野郎♪」

「それ隠せてないから!てか本音ダダ漏れだからね?」

「あ、私とした事がこんなゴm…ゲフンゲフン豚野郎の為に気を使う必要は無かったですね。」

「それもう露骨過ぎ!!!」

「こちらでは極東の国ジャポンに転生していただきます。」

日本とよく似た名前だな…てかもしかして日本じゃね?運がよければ社畜ルート回避出来んじゃね?

「そして、転生の際にどのような生物で生きていくのかをくじ引きで引いてもらいます」

「へぇーそんなシステムがあるのか」

「イエ、神頼みです」

「神頼みかよ!?」

「それで、前世で死ぬ程働き続けた豚野郎には特典がございます。」

「ん?特典?」

おお!遂に俺にも強くてニューゲームの時代が来るのか!

「何と特別に普段ならタダのくじ引きの所が今回はランクが上がっています」

「おお!どのくらい違うのかね」

「俗に言うフレンドガチャからノーマルガチャへとランクアップしております」

「いやw変わんないよね?それ」

「貴方もゴミか豚かの差じゃないですか〜」

「ひでぇ!口撃が全くやまないんですけど!?」

「ま、という事で確率はこちらの方となっております」


4等 白玉…90% ハズレ

3等 緑玉…7% 程よい

2頭 赤玉…2% 運がいい

1等 銀玉…1% 当たり!


「となっております」

「アレ?こういうのって金玉とか特賞があるもんじゃ…」

「一等があるだけでもありがたいと思いなさいこの豚野郎が」

「ひでぇ!どんどん扱いが雑に…」

「と、言うわけで引いてください」

「お、おう…」

ゴクッ…ここは正念場だぞ…来世でも社畜なんて絶対に嫌だ!銀玉来い!銀玉来い!!銀玉来い!!!


ガラガラガラ…ポトッ…


それは……………銀玉だった


「ヨッシャー!!!キタコレ!!!フゥゥゥゥゥ!!!」

「チッ…1等となります」

「待って!露骨に嫌そうな顔しないで!?流石に社畜のブサメンでも傷つくんやで!?」

「まぁ、こんな豚は置いといて」

「人ですらなくなった!?」

まぁいいか、これで社畜ルートは回避出来ただろ

「今回の転生後の生物は…」


「ゴブリンとなっております♪」


「だよね〜やっぱり1等のレベルだしゴブリンだよね…って、え?今何て言った?」

「ゴブリンとなっております♪」

「え、だから何t」

「ゴブリンとなっております♪」

「え、だから今、なn」

「ゴ ブ リ ンとなっております♪」

ま、まぁゴブリンでも上位種とか居るし

ゴブリンキングは無いにしてもゴブリンシャーマンとかゴブリンライダーとかだったりs

「レッサーゴブリンです」

「え、レッサーゴブリンと言いますと…?」

「ゴブリンの中でも社畜中の社畜、底辺中の底辺ですよ♪」

「何でよりにも寄ってレッサーゴブリン何だよぉぉぉぉ!!!」

「やったねタ○ちゃん♪社畜になれるよ♪」

「イヤだぁぁぁぁぁ!!!」

「と、このように自らの運命を認めない人もいると思い、あ、人じゃなく豚でしたね」

「まだ傷を抉るかね」

「特殊技能を追加しておきますね」

「まぁ多少はマシなのか?いや、まずレッサーゴブリンの時点でマイナスだからやっとこさ0ってとこか」

「ハイ、そんな感じですね」

「では、ステータスオープンと言ってください」


「ステータスオープン」


<佐久間鬼蔵> Lv.1

<種族>レッサーゴブリン

HP 15

MP 0

ST 8

ATK 6

DFS 4

RAK 9

<Activeskill>

唐竹割り

<Passiveskill>

無し

<特殊能力>

上位転生

鑑定

経験値量 Lv.2まであと100

「もう何がなんだかわからないんだが?」

「豚が考える必要なんてないんですよ?感じてください」

はぁぁぁ…多分<鑑定>ってのはそのまんまだよな?あと、この<上位転生>って…?

「もう慣れたよ…転生する前から疲れたよ…

そしてこの"上位転生"って何だ?」

「そのままの通り経験値を貯めて一定のレベルに達すると上位種に転生することが出来ます」

「おお!やったゼ!この能力があれば社畜から開放されるぜ!」

「まぁ、嫌でも社畜なのでレベルが上がりますけど」「なんか嫌だなおいっ!」

「まぁまぁ、いいように考えてくださいって」

「まぁ、とにかくだ。頑張れば頑張るほど強くはなれるって訳だな?」

「豚の癖に物わかりが良くて腹が立ちますけどそういう事になりますね」

「だから酷くない!?」

「では、今から転送を開始します」

「あ、スルーなのね」

あ、そう言えばこいつの名前聞いてなかったな

「お前の名前って…」

「あぁ、私の名前ですか?うーん…私の名前は

ジャポンの唯一無二の女神 アマテラスですよ」


薄れゆく意識の中そんな駄女神の声を聞きながら俺はこう思った…


「このクソ駄女神!覚えてやがれよぉぉぉぉ…」


そして、俺の視界はホワイトアウトしたのであった

閲覧、ありがとうございました

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