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006 裏話〜疑問〜


目が覚めて体を起こす。

数秒の間は糸の切れた人形のように俯き動かなかったが、大きなあくびをして背伸びをすると幾分か眠気も覚めた。

今日の夢は良かった。

前回のような妄想全開の青春モノとは違って、須藤と友情を育めた気がする。


(夢だから、ノーカンだけどな)


はじめは、また同僚を勝手に登場させたうえに、地元まで押しかけるという自分の発想に気分が落ちそうになっていた。

しかし、結果的には気の置けない友人と旅行をしただけかのような内容に満足していた。


(たまにはああいう旅行っぽいのもいいな。須藤にとっては地元だから、旅行でもなんでもないんだろうけど)


「・・・俺、須藤の地元なんか知ってたか?」


思わず独り言がこぼれる。

夢の中の街を細部まで思い出そうとした瞬間、テレビから聞こえた声に意識を奪われる。

近くで死因不明の死体が出たらしい。テレビ画面に表示された情報を見ると若い人だった。

顔も知らない人ではあるが、心の中で合掌する。


夢の内容はいつの間にか頭から離れ、今日という日をどう過ごそうか考え始めた。



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