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反乱団入団。会議回

全身に歓迎を受けた。

弾丸という名の。

そいつがドアを開けて横によけた瞬間に撃ってきやがった。

拳銃ではなく、フルオートなのかズダダダという銃声が部屋中に響いた。

火薬のにおいが、部屋の外でもにおった。

もちろん、俺はその歓迎を全身に受けた。

暫くすると銃声がやんだ。

弾切れかな。

わざと膝をつき、倒れた。

「よく生きて帰った。」

あんまり見えないが、声なら聞こえる。

「さらうという目標はできなかったが、お前が生きてよかった。」

そんな会話が聞こえる。

「さぁ。次の作戦を考えよう。」

切り替え早くないかこいつら。

人殺しておいて早すぎるだろ。

だが、そろそろ息を止めるのがきつくなった。

死んだふりというのはそこそこきついのだ。

「俺もその作戦乗った!」

大声を出しながら立ち上がる。

死んでいたと思ったのか、すさまじく驚いてる。

「……ば、化け物…!」

「化け物とはなんだ。お前らの反乱を助けてやろうっていうやつだぞ。」

全く失礼な奴だ。俺は化け物ではない。

「ほう?我々を助けるというのか?」

奥から人が出てきた。

すぐに銃撃ってきた奴らが敬礼したのを見るとボスかなんかかと思われる。

「そうだよ。俺は銃を創れる。そいつを提供してやろうかなと。」

「ほう。それはありがたい。では、拳銃を作ってもらおうか。」

本当にできるのか疑ってんだろうな。

まぁこのぐらい夕飯前だ。

「ほれ。これでいいか?」

結構真面目に作った拳銃である。

「ほう。これはなかなか。」

このおっさん、言葉の最初に「ほう」って言わなきゃいけないのか。

「では、協力をお願いしようか。」

「話が通じる人だな。こんな面白そうなことだ。関わらせてもらうぞ。」

ホント話が通じる人で良かった。

ここで交渉に時間かけたら面白くない。

「では、早速だが今から会議を始めるのでな。席についておくれ。」

「あ、あの、団長。こんな能力者を信用してもいいのですか。」

「大丈夫だ。もし裏切ったりすれば、わしの目がいかれていたということだ。」

俺はさっそく席につく。

いやぁこのおっさん、いいこと言うじゃないか。

こういうのは自分の目と直感で決めるんだよ。

ダメだったら、そん時の自分がダメだっただけだ。

「では、これからの作戦を考えよう。」

そっから今のところの方針を話し始めた。

まず、能力者の師団長を殺すらしい。

師団長というのは簡単に言えば魔王幹部みたいなものだ。

この国にももちろん軍がある。

それは7つの大師団で分けられて、その中で一番強くて偉いのが師団長だ。

こいつを殺せば師団は指揮が取れなくなるらしい。

ほとんど指揮は師団長任せなので総崩れらしい。

……都合いいな。

そして殺し終わったら、政界の連中をたたく。

これは簡単らしい。

統率が上手な一族が代々務めてたらしいから強くないらしい。

「そして、師団長をどう殺すのかですが……」

なげぇ。いちいち説明がなげぇ。

こいつが言った作戦を一単語で表せる。

人海戦術

これだけだ。

どうにも、相手は強いから数の暴力で殺す。という理論らしい。

うーん。俺思うんだ。相手こっちをなめ腐ってんだから狙撃で良くね。

「以上が作戦内容です。改善点はありますか。」

俺がいい銃創ってやるから狙撃で良くね。

……………おいおいおいおい。

改善点なし⁉

「では、このままで。」

言え。言うんだ。勇気を出せ俺。

人海戦術作戦って大規模作戦でかっけぇとか思ってんじゃねぇ。

これはゲームじゃない。現実だ。

止めないと人が死ぬ。

「では、使用火器の説明ですが……」

くそ。言えない!

こんなとこでコミュ障が出てくるなんて。

さっきまで恰好つけてたのに。

あれは勢いだったけど、今何も言えねぇ。

「使用火器については、使えるものが不明なのでその人が説明します。」

そして俺が指さされた。

………え、俺?

ジェスチャーで伝えてみる。

うなずかれちゃったよ。

しょうがないので席を立つ。

「えっと、使用できる火器は、とりあえず…なんでもいいです。あなた方が言った銃を使いましょう。あと、その人はやめてください、できれば…そうって呼んでください。」

やべぇ。冷や汗びっしょり。

なんでこんな長文しゃべってんだよ俺。

さっきまでのかっこいい話し方はどこへ行った。

勢いに乗らないと俺はだめなのか。

「なんでもいいのですか?」

「は、はい。とりあえず。努力します。」

そう俺が言うとそいつらは話を始めた。

何にしようかとか。

できる限り強いのを吹っ掛けようとか。

こいつら、レーザーガンとか言い出さないよな。

「では、SMGの取り回しの良さとARの火力、SRの精度を持った銃をお願いします。」

おい。おい。こいつら何言ってんのかわかってんのか?

こいつらが言ってんのは小型で1日で家建てれて静かに作業できる重機みたいなものだぞ。

ふざけてんじゃねぇ。

「は、はい。わかりました。」

だがここで断れるならコミュ障じゃない。

勢いに乗っていない状況では無理である。

「では、使用火器はそれで。作戦決行は1週間後。創さんはできる限り早く準備を。」

嫌だなぁ。

「創さん、言いたいことがあるならどうぞ。」

……このおっさん、勘がいいなぁ。

まぁこれで言う大義名分のようなものができたわけだ。

では、堂々と言わせてもらおう。

「えっと、人海戦術よりも…相手はこちらをなめてるんですよ。なので狙撃で一発じゃないかと。」

言いたいことを言ってやった。

いくら強い能力者でもライフル弾のようなマッハの速度の物体をよけれはしない。

なんというか、俺の言葉が意外だったらしく、部屋がガヤガヤし始めた。

「確かに、高精度な銃が作れるなら…。」

あぁそういうこと。銃の品質が悪かったから遠距離からの狙撃なんて知らなかったのか。

「高精度な銃なら俺が創ります。なので狙撃のほうが時間も犠牲も少なくて済むと思うのですが…。」

俺の一言が決定打になったらしく、

「では、今回の作戦は狙撃による標的の排除で行きます。」

そして会議がようやく終わった。

1話も使う会議ってなんだよ。

評価等お願いします。会議をこんな長くしてすみません。

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