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反乱手助け0日目

「ふーふっふーふふっふふー」

鼻歌を歌いながら俺は歩く。

夕方の川辺。

いやぁ、きれいな景色だなぁ。

こんなきれいならもっと前から外に出ておけばよかった。

「何偉そうにしてんだよ!」

そして平和だなぁ。

「この無能力者が!」

……全く。平和を乱す厄介者め。

今日の俺は機嫌がいい。

治安維持のために働いてやろう。

「へーいへーい。そこの子供。いじめはよろしくないぞー。」

「あぁ?うるせぇ。」

おぉ怖い怖い。

「うるせぇじゃないよ。今からお前がやってることをお前にやってやろうか?」

「できるもんならやってみろや!近所のニートが調子乗ってんじゃねぇ!」

ニ、ニート…。

クソガキがぁぁ!!!!

「うわっこいつガチでやって来たぞ!」

「やっちまえ!撃て撃て!」

こいつら3人いるのに一人に対して能力撃ってきやがった!

こいつらが撃ってきたのはただの火の粉と小さな氷柱と石だった。

ありきたりな能力だなぁ。

もちろん俺はこの攻撃をしっかりよける。

だが、このがきんちょはそれが意外だったのか、きょとんとした顔をした。

そしてそんな顔したがきんちょに現実を教えるパンチを食らわせた。




あれからいじめられていた子に、じゃぁなとかっこつけて家に帰った。

「あぁぁぁぁぁ。勢いに任せて恥ずかしいことしたぁぁぁぁ!」

あれから家に帰った俺は、一時的なかっこつけのために恥ずかしいことをしてしまい、悶絶していた。

クソ!もう一生やらない!

だが、しばらくすると恥ずかしさも引き、立て直した。

俺は世間を知るためにいつものバラエティー番組をつけた。

笑いながら世間を学ぼうね。

まぁ、学ぶつもりなんてないんだけどね!

『速報です!つい先ほど、何者かによって無差別テロが行われました。』

俺が考えていた笑いなんてみじんもない嫌なニュースが流れていた。

『使用したのは能力ではなく、武器である銃を使用していました。そのため、無能力者と予想されます。』

銃を使ったテロか。

『国は、能力者の軍を派遣。テロは鎮圧されました。』

鎮圧済みか。へぇ。

そういい、ニュースは終わり、いつものバラエティー番組になった。

へぇ。面白そうじゃないか。

少し見てみようか。

……………おっ。近くに本拠地があるじゃないか。

今度遊びに行こう。

銃を使うなら俺が製造して反乱の片棒を担がせてもらおう。

こんな面白そうなことを見逃すわけにはいかない。

「まっ。今日は遅いし寝よう寝よう。」

そう呟き、寝ることにした。




この国は、能力というものがある。

その能力は人が操れる。

その種類はたくさんある。火を操ったり、岩を操ったり。

いろいろあるわけだ。

といっても、すべての人が能力を使えるわけではない。

一部の人は能力が使えない。

それがいわゆる無能力者というやつだ。

力を持った能力者たちは力を持たない無能力者を奴隷のように扱い始めた。

工場で二十四時間働かせたり、街で見かければ唾を吹きかけた。

全く嫌なものだ。




「ふぁ」

朝、オレンジ色の太陽の光が少しぼろいカーテンから覗いていた。

……オレンジ色?

スマホを手に取り、時間を確認する。

「まじか。」

時間は5時だった。もちろん午後である。

今日は、例のテロ組織の場所に行こうと思ってたのに。

まぁ明日行けばいいや。

ということで俺は外に出る。

昨日の川辺を歩く。

きれいだなぁ。

だが、そんなきれいな景色に水を差す輩がいた。

後ろにいた。

そいつは少しずつこちらに近づいてきた。

嫌だぁ。

しょうがないので、ポケットに手を突っ込む。

生成。

瞬時に俺の手に拳銃が握られる。

さぁやるならやってみろ。

そいつは俺とあと3mほどの距離で拳銃を抜いた。

素早く後ろを向き手にある拳銃で相手の拳銃を撃つ。

パァンという乾いた銃声と火薬のにおいがあたりに漂う。

俺が撃った弾丸はしっかり相手の拳銃を撃ちぬき、手から離させた。

そいつは驚くような顔をした。

そんな顔してるやつに少しずつ近づく。

少し詰めると、そいつは近づいていることに気づいたのか、急いで吹っ飛ばされた拳銃を拾おうとした。

そんな行動を俺は阻止する。

拾おうとした瞬間に拳銃を撃つ。

パァンという音がまた響く。

そろそろ撃つのをやめないと人が来る。

ということでさっさと話しに移る。

「さぁ、だれの差し金だ。」

かっこつけて少し圧を与える声音で言う。

相手は苦い顔をして、

「それで言うやつがいるか。」

おぉ。こいつ勇気ある。

そう。こういうやり取りに少しあこがれてたんだ。

「まぁそう怖がるな。お前らはあのテロとかいうやつをやったやつらか?」

そう。これが聞きたかった。

もしそうなら俺はこいつらのところに遊びに行こうと思ってたんだ。

協力して反乱とか、面白そうじゃないっすか。

「テロなどではない!能力がない者たちの叫びだ!」

こいつバカか。

そんなんやったやつですって白状してるようなもんじゃん。

バカか?本当にバカか?

「まぁそう怒るなって。俺も少しお前らに用があったんだ。」

よし。行く手間が省けた。

ラッk

「軍に引き渡すなんてことはさせない!」

そういい、ついさっきの拳銃を拾い上げる。

そしてこちらに銃口を向けた。

「おい。そういうことじゃない。協力がしたくてだな。」

こんな争いは本来したくない。

話し合いができるのが人間である。

「お前ら能力者の言葉信用できない!協力?そんなこと言って軍に突き出すんだろう!お前ら能力者は全員そうだ!」

そう叫んだ。

そしてそいつは引き金を引いた。

だが、帰って来たのは無音だった。

もちろん、俺が拾うのをやめさせるために撃ったんだから、壊れてるに決まってんだろ。

「クソ!クソ!」

使い物にならないただの鉄くずの引き金をずっと引く。

「落ち着け。あのな、俺はお前に協力したいんだ。」

「嘘言ってんじゃねぇ!」

「嘘じゃない。俺はお前らの銃を創ることもできるぞ。」

ほら。といい、手に拳銃を作って見せる。

「ほらやるよ。壊したの俺だしな。」

そいつは俺が投げた拳銃を受け取った。

「……なんだお前。銃を作れるのか。」

「あぁまぁな。さぁこれで協力する許可は下りたか?」

「……まだだ。ボスに許可を取りに行く。ついてこい。」

とりあえず、認められたらしい。

そのまま、俺はそいつについていった。




そこは、まさに廃墟といったビルだった。

まぁもともと知ってたんだが。

だが、こんなとこにある秘密の基地はすさまじくワクワクする。

そんなわくわくした気持ちで俺は建物に入り、全身に歓迎を受けた。

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