5章 魔王の力 36話-別世界 後編
〈36-1 かつてディナガード国だった場所〉
▶︎ディナガード領 周辺
俺達魔装隊の調査隊は
ディナガード領にまで辿り着いた
ココまで辿り着くまで
レインオラクルの連中には遭遇せず
姿すら見かけなかった
魔装偽ファクティスは
魔装機とは違いマナで動かない分
特殊な燃料を入れないと動かない、
長時間の移動をしていた俺達は
ファクティスに燃料を入れるため
立ち止まり補給しながら、移動を続けた
そして
目的の場所が見えて来た
ぺぺプー
『ココがディナガード国...』
俺達の目の前には
確かにそこに栄えていたであろう
大きな街の残骸が広がっていた
レインオラクル国に襲撃され
滅びたこの国は
国と呼べるのかもうわからない形で残っている
ココに居た人達は
どんな暮らしをしていたのか
もう、今は分からない
俺とジェリンは
そんなディナガード国を見て言葉を失う
魔装隊の中で1番若かったリックは
「なんか虚しいですね」っと言う
家も城も全てを破壊された
そんな光景を見てリックはそう言った
ジェリンは俺とリックを見て話す
ジェリン
『君達はレジスタンスキャンプで産まれたんだったね
僕は一応、ディナガード国で産まれたんだけど
産まれて直ぐ戦争が起きたから
この国がどんな姿かだったとかは知らないんだ』
リック
『なんか...すいません...』
ジェリン
『もう関係ないさ、
それより!何か食料がないか探すんだろ?
日が暮れる前に探そう!』
ぺぺプー
『だな、一晩野宿するにしても
ココで長居するのは危険だろ』
俺達はモードレットとファクティスに乗りながら
ディナガード国に入り
何か残されてないか探し始めた
食べる物か飲める物
それ以外に、何か残されていないのかとか
だが
いくら調べても何も残されていない
まさか、もう既にレインオラクルの奴らが
全て漁り終えた後なのか?
リック
『こっちも駄目です、ゴミしか残されてませんよ』
ジェリン
『無駄足だったのか...』
俺達は落胆していると
俺は人の視線を感じ、その視線の先に目を向ける
そこには
小さな子供が俺達を見ていた
その子供は見られたと気がつき
その場から逃げる
俺はその子供を見つけ、魔装機で追いかける
リック
『どうしたんすかぺぺプーさん!?』
ぺぺプー
『誰か居た!俺達を見ていたんだ!』
ジェリン
『まさかレインオラクル!!』
ぺぺプー
『違う!!相手は子供だった、
レインオラクルの連中じゃない』
俺達は子供の逃げた方角
ディナガード国の裏山を調べる
しかし
子供は見つからず、俺達はその子を見失った
時間が経ち 日が暮れ始めると
リックは俺に言ってきた
リック
『ぺぺプーさんの、
見間違いだったんじゃないっすか?』
ぺぺプー
『は?俺が見間違うかよ!』
リック
『だってぇ〜』
ジェリン
『もう夜になる、ココは一度何処か安全な場所に...』
そうジェリンが言っていると
俺達の足元に魔弾が飛んできた
ジェリン
『魔弾!!』
魔弾が飛んできたって事は 相手は魔装機
レインオラクルの連中だ!!
っと俺は考えた
俺達が動こうとすると
「動くな!!」っと女の声が俺達の機内に響く
オープン回線を繋ぎ呼びかけているのだろう
俺は周囲を見る
すると
森の中から 銃を構えた魔装機が1機現れた
俺はその魔装機を見て言った
ぺぺプー
『なんだあの魔装機!?』
見たこともない魔装機を見て
俺がそう言っていると
ジェリンが答えてくれた
ジェリン
『タレント?ディナガード国の魔装機だよ!』
タレントに乗っている奴は俺達に言う
「お前達レインオラクルに、
私達は屈指はしない!!
子供達の家族や国の人達の怨み!!覚悟しろ!!」
俺達をレインオラクルの奴らと勘違いしている?
俺は「待て待て」っと叫び
コックピットを開け姿を見せた
俺が姿を見せると
リックとジェリンも姿を見せた
それを見てか
タレントは銃を下ろし
コックピットを開け、外に出てきた
タレントから降りてきたのは
髪の長い女性だった
俺は魔装機を動かしていたこの女性を見て思った
魔装機を動かしていたと言う事はコイツは魔女
何故魔女のコイツが、こんな場所に?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-2 マナの高い者同士〉
俺達はタレントに乗った
髪の長い魔女に襲撃された
そして今
俺達はその魔女の前に姿を見せている
魔女は俺達を見て言った
髪の長い魔女
『男が2人と子供の女?』
その言葉に
リックとジェリンは半笑いしながら俺を横目で見る
俺はその女に怒る
ぺぺプー
『俺は男だ!!、それと子供じゃねぇー!!
こう見えても18歳なんだぞ!!』
俺が怒っていると
魔女は「すまない」っとビックリした表情で言った
俺が騒いでると
何処からか子供達、7人ぐらいの子が
「アイ姉ちゃんをいじめるな!!」っと叫びながら
俺達の前に現れた
アイ
『コラ!お前達隠れていろと言っただろ!!』
髪の長い魔女は子供達に怒る
子供は「だって」と言いながら
俺達3人を余所者みたいな目で見てくる
俺は何か事情があるのかと思い
その魔女に聞く
ぺぺプー
『アンタもレインオラクルの連中から
逃げているんだろ?、
何があったのか話してくれないか?』
俺がそう言うと
魔女は俺達を見てこう言った
「ココじゃなんだ、
向こうに隠れ家があるそこで話がしたい」
俺達はその隠れ家に案内された
▶︎ディナガード国 裏山の隠れ家
俺達は互いの自己紹介をした
そして色々な事がわかった
この髪の長い魔女の人はアイと言う名前で
20年前の戦争の生き残りの魔女らしい
それに
ココには元々避難所が有ったらしく
沢山の人達が生き延び暮らしていたのだとか
だけど
その避難所にもレインオラクルの連中が現れ
生き延び暮らしていた人達もヤラレ
今は、アイと7人の子供だけが生き延び
息を潜め隠れているらしい
子供達はリックと遊んでいた
そんな子供を見ながら俺はアイさんと話す
ぺぺプー
『大変だったんだな』
アイ
『まーな、それよりお前達レジスタンスは
どうしてここに来たんだ?』
俺はどうしてここに来たのか、その理由を説明した
その事を知ると アイは言った
アイ
『食料ならまだ沢山街に隠してある、
隠し場所をお前達に教えてやるよ』
ジェリン
『良いんですか!?』
アイ
『勿論だ、その代わり条件がある』
ぺぺプー
『条件?』
アイ
『私達もレジスタンスのメンバーに加えてくれ』
アイはそう言った
俺は「勿論だ」っと声を張り上げ言った、
そう言うとアイは
嬉しそうな表情で子供達を見た
その夜
俺達はその隠れ家で一晩を過ごす事にした
俺は夜風を浴びながら
ディナガード国を1人見つめる
すると
後ろからアイがやって来て、俺に話をかけてきた
アイ
『私は昔、
ディナガード国の学園で生活をしていたんだ』
ぺぺプー
『学校って奴か?聞いた事はある』
アイ
『そうだ、楽しい生活だったよ
学園に居るみんなと仲良く暮らして飽きない毎日で
そんな日々を過ごせると思っていた』
俺は寂しげに何処かを見つめるアイを見て
顔を逸らし俺も何処かを見る
数分の間があり
アイは俺を見つめ言ってきた
アイ
『プーリオ、確かめたい事がある、構わないか?』
なんだよと思い、俺はアイに体を向けると
アイは俺のズボンを下ろし、下半身を見てきた
俺は突然の事に驚き 声を荒げて言う
ぺぺプー
『ナニスンダヨ!!』
俺は急いでズボンを上げる
アイはマジマジと俺の下半身を見て答えた
アイ
『本当に男なのか確認したかった
魔装機を動かせる男が
本当に実在するとは思わなかったからな』
ぺぺプー
『わざわざ下半身を確認しなくてもいいだろ!!』
アイ
『身長はちっこいが、下半身は大人だったな』
ぺぺプー
『うるせぇー!!』
俺は顔を赤らめて恥ずかしそうにしていると
アイはいきなり俺の口にキスをしてきた
!?!?
どう言う事だ?どうしてこの女は
こんな変態見たいな事をするんだ?
落ち着け俺 嫌 俺は落ち着いている
しかし
男である俺の俺は落ち着いてなかった
駄目だ 駄目だ
俺には妻も子供もいるんだと思い
アイを突き飛ばし 怒る
ぺぺプー
『なにしやがんだテメェ!』
アイ
『マナの多い者同士の子なら
マナの多い子が産まれるのではないかと思ってな
私達で魔女を沢山産み、レインオラクルの奴らに
対抗する術を考えないか?』
ぺぺプー
『ふざけんな!!
俺には妻も子もいるんだよ!!』
俺がそう言うと アイは驚いていた
妻なんているのか?っと不思議そうに
アイは少し落ちつき、
解けた服をちゃんと着て話し始めた
アイ
『30を過ぎた辺りでマナの低下を感じてな
もう私が魔装機に乗って戦うのは
無理になるかも知れない、
だから何としても、
アイツらに対抗する術を考えないといけない!
何十年掛かってもいい、だから...』
アイは涙を浮かべ 悔しがる
この人にも夫や子 家族がいたのかも知れない
俺達が作った魔装偽では
魔装機には歯が立たないのは事実
このままではやがて
俺達レジスタンスもヤラレルかも知れなかった
俺は空を見上げ アイに聞いた
ぺぺプー
『アンタ何歳なんだよ?』
アイ
『35だ』
ぺぺプー
『その年で俺を襲おうとしたのかよ!?』
アイ
『年齢なんて関係ないだろ!』
俺は呆れながら
今日の事は何も無かった事にしろっと言い
部屋に帰ろうとした
するとアイは最後にこう言った
アイ
『本当にいいのか?
魔女を沢山産めば、奴らに...』
ぺぺプー
『うるせー!!』
俺はため息を吐き 尿を済ませ部屋で寝た
目を瞑ると変な事を考えた
さっきのキスは浮気にならないよな?
でもその事をティアに教えたら
彼女は傷つくんじゃ?
俺はどうしたらいいんだと悩みながら
その夜を過ごした
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-3 久遠の夢〉
翌朝
リックとジェリンは
アイが教えてくれた隠された食糧庫に行き
沢山の食料や水、酒まで見つけ 戻ってきた
リック
『見てくださいよぺぺプーさん!
こんなにありましたよ!』
ぺぺプー
『おぉスゲェ、良かったのかアイ?』
本当にこんなに沢山の食い物や飲み物まで貰って
良かったのかと思い、俺はアイに聞いた
「構わない、どうせ私達もレジスタンスに行くんだ」
そうアイは言った、なんだか悪い気分だが
本当に助かった
昨日の事で怒るのはもう辞めとこうと思った
リックとジェリンは
ひと足先に
レジスタンスキャンプまで戻る事になった
アイと俺は
子供達を運ぶ大きめのコンテナを探し
ソレを隠れ家まで運ぶ
アイ
『コレで子供達も少しは楽な生活が出来るかもな』
アイは嬉しそうにそう言った
楽な暮らしか
俺もそう頭で考えた
俺は昨日の件で、アイに言った
ぺぺプー
『昨日の事なんだけどよ...』
アイ
『どうした?作る気になったか?』
ぺぺプー
『ちげーよ!!
もうあんな真似やめてくれって言いたいんだ!!』
アイ
『そうか、わかった』
ぺぺプー
『本当にわかってんのかよ..』
俺は疑心暗鬼になっていた
確かにマナを沢山持つ魔女が沢山産まれれば
レインオラクルの連中とも
その子供達が戦えるかも知れない
だけど
自分達の子供までこんな世の中で戦わせたくない
俺はそう思っていた
俺達がコンテナを運び終えると
アイは焦った様子で俺に言ってきた
アイ
『レーダーに3機反応がある』
ぺぺプー
『レーダー?そんな物まであんのかよその魔装機』
俺は思った
どうせ俺のモードレットと
戻ってきたリックとジェリンの
ファクティスだろっと
だが次の言葉を聞いて俺は恐怖する
「レーダーはマナの反応を感知しかできない、
魔装偽はレーダーに反応しない!
反応したと言う事は魔装機の反応だ!」
俺は直ぐに武器を構え警戒する
アイのタレントも武器を構えていた
辺りには静けさと
風と木の揺れる音だけが聞こえる
隠れ家の近くで戦うのは危険だと思い
俺達はゆっくりとその場から離れる
隠れ家から遠く離れた後 そいつらは現れた
3機の魔装機 レインオラクルの魔装機
俺は3機のうち2機は知っていた
2機はビヨンダルそして1機は
俺が見た事ない魔装機だった
見た事ない魔装機からオープン回線が繋がる
プラクト
『まさかこんな所に隠れていたなんてね?
私はレインオラクルの機士団隊長プラクト
こっちの2人は
ドリアナとピンディデイ、私の部下達だよ』
ピンディデイ
『プラクトさん、もうやっちゃいましょうよ!』
プラクト
『こらこら、
まだ向こうの人達の自己紹介も終わってないだろ?
名前だけでも名乗らせてやろう』
俺とアイのモードレットとタレントは
敵の魔装機3機に向け魔弾を発射した
ココでコイツらにヤラレタら
子供達の身が危険だ!
レインオラクルの魔装機は
魔弾を瞬時に回避していた
ドリアナ
『コイツらいきなり撃ちやがった!!』
ピンディデイ
『上等だ!ナイト級様の恐ろしさ、
お前ら死に損ないの生き残りに教えてやるよ!!』
ビヨンダルの2機はこちらに攻撃してくる
プラクトと名乗った女は
俺達が来た方角を見てこう言った
プラクト
『向こうから来たと言う事は
向こうに何かあるのかな?』
プラクトの魔装機は
子供達が居る隠れ家の方角に歩いて行く
アイはヤバイと感じ俺に言った
アイ
『向こうの魔装機を止めてくれ!!
こっちの2機は私がなんとかする!!』
ぺぺプー
『だけど!』
アイ
『早くしてくれ!!』
アイは必死に俺に言う
俺は「わかった」と返事をして、プラクトを追う
俺がプラクトに追いついた時には
プラクトはコンテナを発見していた
俺は声を張り上げ言った
ぺぺプー
『止まれ!!これ以上進めばお前を倒す!!』
プラクト
『止まっても攻撃するのだろ?』
ぺぺプー
『そうだけどよ!!』
俺は剣を取り出し
プラクトの魔装機に攻撃する
モードレットの剣を回避して
敵の魔装機は腕から隠された剣
手甲剣を出し、俺に言った
プラクト
『私のグレンツェルトに挑むのかな?』
ぺぺプー
『お前を倒して俺達は生き抜くんだ!』
プラクト
『死を恐れるな、死こそ解放だ、君達のね?』
ぺぺプー
『訳わかんねぇ事を!!』
俺のモードレットは必死に剣で
グレンツェルトに攻撃する
だが
奴の動きは早く、俺の攻撃は当たらなかった
ぺぺプー
『クソ!強い!』
グレンツェルトは回避をするのをやめ
2本の手甲剣で、俺のモードレットに攻撃する
俺は必死に防いだり回避をするが
手も足も出せ無かった
気がつくと俺は
山の上、崖の近くまで来ていた
プラクト
『最後に名前を聞かせてくれないか?
魔装機に乗る女機士の君?』
ぺぺプー
『俺はぺぺ•プーリオ、男の魔装機乗りだよ!』
プラクト
『なんだと?』
俺の言葉に 奴は動揺する素振りを見せた
今がチャンスだと思い
俺はモードレットを動かし
奴のグレンツェルトに攻撃した
だが
奴はソレを読んでいたのか
俺の攻撃を回避して、モードレットに反撃して
俺を崖の下に突き落とした
プラクト
『この高さ、もう助かるまい』
俺の意識が遠のく感覚を感じる
なんだ?
白い
白い世界にいる
俺が学園で過ごしている風景が見える?
いろんな女達に囲まれている
いろんな奴とも戦っている
誰だコイツら?俺は夢を見てるのか?
俺が塞ぎ込んでいる
俺の目の前に綺麗なドレスを着た
姫様見たいな女の子が俺を慰めている
守って?この国を?
そう言ってる気がする
多分この子はこの国の本物の姫様なんだろうな
だから俺にそう言っているんだろうな
そしてその姫はこう言った
「もう一度この世界を
マナで繋げてください、そのマナリリアンで」っと
俺は目を覚ました
身体中が痛い
俺は崖から落ちたのか?
俺はモードレットを動かしてみる
モードレットはなんとか動いた
俺は怪我をした体でモードレットを動かし
アイがいる場所に向かった
だがそこには
破壊されたタレントの残骸だけが残っていた
俺はその後
子供達がいる隠れ家に向かう
俺はショックを受け 何も言う事ができなかった
運んできたコンテナは破壊され
隠れ家も破壊されていた
俺は誰かいないのか魔装機から降り、探したが
誰も 誰も もういなかった
俺はモードレットに乗り
レジスタンスキャンプに帰還した
その後
皆には何があったのか、俺は説明した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-4 綻ぶ世界で〉
▶︎レジスタンスキャンプ バンカー
魔装隊のメンバーは
持ち帰った酒を分け合い、楽しく飲んでいた
俺以外は
俺は昨日の出来事を思い出し
何も喉を通らなかった
生き延びた魔女のアイ
そして沢山の子供達
俺は何一つ守れなかった
俺達レジスタンスの人達も
何度もレインオラクルの連中に襲われた
その度に
誰かが死に 誰かがいなくなる
守るために戦っているのに
俺は何一つも守る力なんてないんだ
俺が下を向き落ち込んでいると
リカルドが酒を片手に持ち 近くに座った
リカルドは酒をコップに注ぎ 俺に差し出す
リカルド
『ホレ飲め、下を向いてても
何も解決しないだろ?』
ぺぺプー
『すまん、今日は無理そうだ』
リカルドは差し出したコップを引っ込め
「そっか..」っと小声で言った
魔装隊の他のメンバーは
皆、酒で陽気になっていた
そんな皆んなを見ていると
俺は少しだけ笑った
リカルド
『俺が4歳だったガキの頃だった、
俺はローズストーン領のちっぽけな村で産まれてな
何もない退屈な場所だったよ』
ぺぺプー
『昔聞いたよ』
リカルド
『そんな退屈な毎日が、
今では幸せだったんだなって思うよ
あの日俺達はレインオラクルの奴らに襲われて
沢山の人が死に、今こうしているんだからな』
ぺぺプー
『.....』
リカルド
『俺の父さんが言ってたよ、
どんな時代になっても、笑顔だけは忘れるなってよ
まったく、無責任な事言いやがるぜ
こんな世界で、どう笑えってんだよ...』
俺とリカルドは
笑っている魔装隊のメンバーを見つめる
リカルドは言った
リカルド
『まだ笑えているって事は
俺達に希望が残されているのかもな?』
ぺぺプー
『リカルド....』
リカルド
『だからお前も飲め!
こんなクソッタレの世界で、笑ってやろうぜ!!』
俺は酒を受け取り 一気に飲み干す
そんな俺を見てリカルドは笑った
俺は元気になり リカルドに礼を言った
コイツはこう言う時
本当にいい奴だと思うよ
俺は周りを見ると
ドミニクがいない事に気がつく
俺は席を立ち
ドミニクの所に行ってくるとだけ言って 外に出た
ドミニクは偶に
夜空を見上げながら1人になる事がある
俺は少し歩くと
ドミニクが酒と何かを持って
石の上に座っていたのを見つけた
俺は隣に座り
一緒に夜空を見上げた
ドミニクは俺の顔を見る事なく
話し始めた
ドミニク
『綺麗な空だ』
ぺぺプー
『だな』
ドミニク
『妻と子に挨拶をしてたんだ、
俺は元気だよってな』
ドミニクが片手に持っていたのは
錆びついたネックレスだった
このネックレスは
家族との思い出だと、昔教えてくれた
ドミニクはネックレスを片手に
偶に夜空を見上げて、
天に召された家族に話しかけているらしい
俺はドミニクに聞いた
ぺぺプー
『家族はなんて?』
ドミニク
『ちゃんとご飯食べてるかっとか
少し痩せたとか、小言を言ってるよ』
俺とドミニクは
静かな夜空を見ながら黙った
ドミニク
『なぁ、プーリオ 俺達がこの空の下で
生きていける保証なんてあると思うか?』
ぺぺプー
『わからねぇ、でも...
産まれてくる子供のため、俺はなんとしても
この空の下で生きて欲しいって思う』
ドミニク
『....そうだな』
俺とドミニクは
静かに夜空の下で、酒を飲んだ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-5 俺達の未来の光〉
▶︎レジスタンスキャンプ
俺は先生がいる医療キャンプに
昨日皆で飲んでいた酒を持ち、
手土産にと思い向かった
本音は
ティアの様子がどうなのかとか
沢山聞くつもりだったが
ぺぺプー
『先生いるか〜?』
ハロルク
『なんだぺぺプーか、ティアならいないぞ』
俺の顔を見るなり先生はそう言った
「ちげーよ、今日はコレを渡しに来たんだ」
っと俺は言い、酒を渡した
先生は喜びながら言う
ハロルク
『おぉ!コレはバエル王が王誕生祭で作った
極上のワインじゃないか!良い物を手に入れたな』
先生は機嫌が良くなり酒を眺める
この人ってこんなに酒が好きだったのか?
知らなかった
俺は酒を渡し終え、帰ろうと思った時だった
先生は俺に後ろから声を掛けた
ハロルク
『それで?名前は考えたのか?』
名前、そういえばまだ考えて無かったな
少し嫌な事があって
大事な事を考えて無かった
俺は先生に「まだだ」っと伝えると
先生はヤレヤレとしていた
大事な家族の名前だ
俺は集中できる場所で考えないといけない
そうだと思い
俺は自分の倉庫に向かった
謎の石の研究と
その石を使った魔装機の設計図を書いていたら
集中できるのではと考えた
俺はその日 長時間を費やし
魔装機の設計図を書いていた
だいぶ集中したのか
設計図をだいぶ仕上げる事ができた
もちろん、良い名も考えていた
俺は設計図を懐に入れ、外に出る
気がつくと空は暗くなっていた
その時初めて気づいた、もう夜になってたのかっと
俺はレジスタンスキャンプの
誰もいない場所に行き、石の上に座り空を見上げる
綺麗な夜空と
大きく光星が真上には合った
空の美しい景色を眺めていると
隣に誰かが座った
ティア
『どうしたんですか?1人で空を見上げて?』
ぺぺプー
『綺麗な夜空だなぁーって』
俺とティアは
2人で夜空を見上げた
しばらく沈黙が続き
俺はティアに言う
ぺぺプー
『考えたよ、子供の名前』
ティア
『え?』
ぺぺプー
『男ならミライ、女ならヒカリ
明るくて素晴らしい未来に生きて欲しいって
考えてそう名付けてみたんだが、どうかな?』
ティア
『素晴らしい名前だと思いますよ』
俺とティアは見つめ合い
やがて
大きく光星は、俺達が重なり見えなくなった
綺麗な夜空の下
俺達は一時の幸せを感じていた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-6 守る者の為〉
▶︎レジスタンスキャンプ バンカー
魔装隊のメンバーは
今日も楽しく酒を飲んでいた
リラは酒が周り
色んな男にキスをせがもうとする
トラビス
『やめろリラ!!飲み過ぎだ!!』
リラ
『良いじゃん、キスさせてよ〜』
トラビス
『お前は酔っ払うとすぐそうなるから嫌なんだよ』
リラは機嫌が悪くなり
「何だと!このフニャ○ン野郎!」っと言って
トラビスの股間を蹴る
トラビスは地面に倒れ
掠れるような声で悲鳴を上げる
リカルドとジェリンは
うわぁーっとした顔でリラを見る
リラはリックの顔を見て
次のターゲットを見つけたと思い近づく
リラはリックの口に熱いキスをする
リカルドは言った
リカルド
『やめろリラ!
リックはお前より一回りも下なんだぞ!』
リラ
『そんなの関係ないね!私は誰とでもやるんだ!』
リカルド
『悪酔いしすぎだ、リックも何とか言ってやれ』
リック
『自分は構わないですよ、リラさん可愛いですから
むしろ、マジで好きっす!!』
リックがそう言うと
顔が赤かったリラはまた赤くなり
リックにキスをする
リカルドとジェリンはヤレヤレとした
リカルドはある噂をリックに教えてあげた
リカルド
『リラのキスはデスキッスって呼ばれてるんだ』
リック
『なんすかそれ?』
リカルド
『リラにキスされた奴は
次の戦いで死ぬって噂だ 魔装隊のメンバーも、
キスされた奴から死んでいった』
リック
『え!!』
リックは驚いていると
ジェリンが教えた
ジェリン
『大丈夫だよ、魔装隊のメンバーなら
酔っ払ったリラに皆キスされた事あるから』
リック
『そうなんすかハンソンさん?』
ハンソン
『俺はアレが初めてだったんだ、
俺の初めてをこの女に奪われたんだ
俺は、俺は..』
ハンソンは下を向き
落ち込みながらブツブツとそう言った
リックは聞く相手を間違ったと思い
それ以上なにも触れなかった
リラは飲みすぎたのか
ソファーに倒れて眠った
リックはリラに毛布を掛ける
トラビス
『やっと大人しくなったか、この化け物は!』
ジェリン
『大人しく眠ってる姿は
女性見たく可愛いんだけどね』
トラビス
『何処がだよ!!』
リカルドとハンソンが
片付けをしていると
バンカーの外から大きな爆発音が聞こえた
眠っているリラ以外は
なんだと思い警戒する
そこに
ドミニクがやって来て、皆に言う
ドミニク
『レインオラクルの連中が攻めて来たぞ!!
俺達は防衛のため魔装偽で戦う!!』
▶︎レジスタンスキャンプ ぺぺプーとティアの場所
俺とティアが2人で夜空を眺めていると
妹のミカンが走って来て言った
ミカン
『レインオラクルの人達が攻めて来たんだって!
魔装隊の皆んなは今戦ってるよ!!』
俺はなんだってと思い ティアとミカンに言う
ぺぺプー
『2人は避難民達と一緒に何処かに逃げてろ!!』
ミカン
『お姉ちゃんの事は任せてぺぺプー!』
ティア
『プーリオさん!』
ぺぺプー
『俺が必ず皆んなを守る!』
俺は走ってバンカーに向かった
そして
俺は魔装機 モードレットに乗り込む
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-7 儚く消える命〉
▶︎レジスタンスキャンプ
レインオラクルの魔装機
ビヨンダル2機とグレンツェルトは
レジスタンスキャンプを攻撃した
グレンツェルトのパイロット
プラクトは他2人に言う
プラクト
『まの魔装機を追って正解だったね、
まさかこうも簡単に
レジスタンスの奴らの場所を発見出来るなんて』
ドリアナ
『流石プラクト隊長です』
ピンディデイ
『オラオラ!逃げなきゃ死ぬぞ!
逃げても死ぬんだけどな!!』
3機の魔装機は
レジスタンスキャンプに魔弾を放つ
レジスタンスの人達は
悲鳴を上げ逃げ惑う
数分でバンカーから
レジスタンスの魔装偽が6機現れる
魔装偽は民間人を集め
別の場所に移動を始める
ドリアナ
『あいつら逃げるつもりですよ?』
プラクト
『逃げる奴は今は放置しろ、敵の魔装偽を先に潰す』
魔装偽ファクティスの
1号機3号機6号機に乗る
ドミニク、ハンソン、トラビスは
敵の魔装機を食い止めるべく
3機に立ち向かう
ドミニク
『何としても奴らを食い止めるぞ!』
ハンソン
『そうだな!コイツらを俺達で!』
トラビス
『こんな所で死ねるかよ、
まだ俺には、
色んな女を抱くっていう夢が残ってんだ!!』
3機の魔装偽を見てプラクトは言った
「コイツらは君達に任せるよ」っと
ドリアナとピンディデイのビヨンダルは
ファクティスと戦った
▶︎レジスタンスキャンプ バンカー
俺がバンカーに付くと
ソファーで誰かが寝ていた
それはリラだった
俺はリラを叩き起こした
ぺぺプー
『起きろリラ!!
レインオラクルの奴らが攻めて来たぞ!!』
リラ
『はへ?、もう朝なの?』
ぺぺプー
『こんな所で寝てたら死ぬぞ!!』
リラは瞼を擦り 事の重大さに気づく
俺とリラは
モードレットとファクティスの2号機に乗る
俺達が乗り込むと
回線が繋がり 声が聞こえて来た
トラビス
『6号機負傷!!動けない!!、うわぁぁあああ』
リック
『トラビスさんがヤバイ、
自分も加勢に向かいます!!』
ジェリン
『やめろリック!!
7号機が敵の魔装機に単騎で突撃した!
誰か何とかしてくれ!!』
リカルド
『ダメだ!ハンソンもやられた!
何としても
レジスタンスの皆んなだけは守らねーと!』
その声を聞き
リラは怯えた様子で言う
リラ
『リックが危ない、助けないと!!』
ぺぺプー
『おいリラ!!』
リラのファクティスは
リックのいる場所に走って行った
俺もバンカーから出ると
後ろから視線を感じ後ろを振り返る
そこにいたのは
前に戦ったプラクトって女の魔装機だ!!
その魔装機は俺を見つけるといなや
すぐに攻撃をしてきた
モードレットは敵の攻撃を防ぎ
俺は奴にオープン回線を繋ぎ言った
ぺぺプー
『あの時の奴だな!!』
プラクト
『また合ったね、ぺぺ•プーリオ君』
ぺぺプー
『お前だけは絶対に許さねえ』
プラクト
『私のグレンツェルトに君が勝てるとでも?
ウィザードの力、確かめさせてくれ!』
ウィザード?何の事だ?
俺は敵の魔装機と必死に戦う
皆んなを守るため、家族を守るため
俺のコックピットに
他のメンバーの声が流れる
リラ
『嫌ぁぁぁあ、リックゥゥゥ!!』
ドミニク
『1号機...もうダメだ...、皆んなは逃げ.......』
ジェリン
『すまない皆んな、
避難民の場所にも追いつかれた
5号機ももう......』
魔装隊の悲鳴だけが聞こえる
俺は焦る、このままじゃ...
リカルド
『聞こえてるかぺぺプー?
俺ももう無理みたいだ、ティアを、
家族を守りぬけ!!ぺぺ•プーリオ!!』
リカルドの声が聞こえ
その後、何も無線からは聞こえなくなった
プラクト
『心配か?ぺぺ•プーリオ?』
ぺぺプー
『お前だけは!!』
プラクト
『君も皆の場所に送ってやるよ』
グレンツェルトの攻撃は早く
俺のモードレットじゃ
どうする事もできなかった
気がつくと
俺のモードレットの動力炉は
グレンツェルトに破壊され
コックピットも
奴の剣で貫かれていた
モードレットは地面に倒れ
動かなくなった
プラクト
『この程度か、少し残念だったよ』
プラクトに他の2人から通信が来る
ドリアナ
『コチラは全て終わりました』
ピンディデイ
『誰1人として生きてません皆殺してやりましたよ』
プラクト
『そうか...、じゃあ私達も帰還しよう』
3機の魔装機は
一夜にしてレジスタンスを滅ぼし
国に帰還した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-8 石の言葉〉
俺は壊れたモードレットの
コックピットで目を覚ました
最後に覚えてるのは
皆の悲鳴と、俺がプラクトにやられた事だけ
俺はなんとか魔装機の外に脱出して
皆のいる場所に向かって歩いた
外に出ると
もう朝になっていて
全てが見渡せた
もう何も残っていなかった
残っていたのは
破壊されたいくつかの魔装偽と
破壊されたキャンプだけだった
俺はしばらく歩いたが
誰も生きている人はいなかった
全てを失い 全てを奪われた
家も 人も 仲間も ....家族も
俺は塞ぎ込み 絶望していた
その時だった
瓦礫の山から翠色の小さな光が
何処かに向かい飛んでいくのが見えた
俺はその光を追いかけると
そこに合ったのは俺が拾った
謎の石だった
謎の石は翠色に輝き
何かをしようとしていた
俺はその石に触れると
その石は宙に浮き
壊れたモードレットの動力炉に繋がった
すると
モードレットは元通りに治り
輝きは収まった
俺はわかった
その石が俺に何を伝えたかったのか
俺はモードレットに乗り込み
レインオラクル国に向かった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〈36-9 最強のウィザード〉
▶︎レインオラクル国
レインオラクル国全体に警告音が鳴り響く
機士の1人は言った
「単騎の魔装機が暴れている、
戦える機士は直ぐに防衛に迎え!!」
無数の魔装機のビヨンダルは
たった1機の魔装機に立ち向かった
「なんだコイツは!!凄まじく強い!!」
「嘘だ!!この私が!!」
ビヨンダルが束になって立ち向かっても
その魔装機には歯が立たなかった
駆けつけて来た ビヨンダルに乗った
ドリアナとピンディデイは言った
ドリアナ
『コイツはあの時の魔装機?
ぺぺ•プーリオって奴か?』
ピンディデイ
『こんな奴1人に他の連中は負けたのか?情けねぇ』
ドリアナとピンディデイは
2人でモードレットに攻撃する
しかし
2人は呆気なく、モードレットにやられた
ピンディデイ
『嘘だろ!!こんな奴なんかに!!』
ドリアナ
『コイツが最強のウィザードとでも言うのか!!』
2機のビヨンダルは爆発し
ぺぺプーは辺りを見渡す
プラクトのグレンツェルト
ぺぺプーはそいつを探した
だが
目の前には無数のビヨンダルが立ちはだかった
ぺぺプー
『俺はこんな所で負けられないんだ!!』
必死に敵の魔装機を倒しても
次から次へと湧いて来やがる
コレじゃあキリが無い!
数十、嫌 数百の敵を倒していると
大きな塔の上から誰かが俺を見ているのに気づいた
その男はスピーカーを使い俺に言った
プルネン
『初めましてぺぺ•プーリオ君
私はプルネン•バステカ、この国の王だ』
ぺぺプー
『テメェが親玉か!!』
プルネン
『君は凄いな、
とてつもないマナ量を持っているのだな』
ぺぺプー
『テメェ降りて来い!!ぶっ殺してやる!!』
プルネン
『面白い、出来るのならやってみたまえ』
プルネンはそう言い 何処かに消えた
俺は必死に
無数のビヨンダルと戦った
数時間を費やし
だが
俺は数に押され
モードレットも限界に近づいていた
ぺぺプー
『くそー、俺は、俺はぁぁ』
俺の意識が朦朧としていると
目の前に
プラクトのグレンツェルトが現れやがった
ぺぺプー
『こんな時に、お前かよ...』
プラクト
『流石だ、数百のビヨンダルを君1人で倒すなんて』
ぺぺプー
『テメェもあの世に送ってやるよ』
プラクト
『その言葉、そのまま君に返すよ』
プラクトのグレンツェルトが
モードレットに攻撃しようとしたその時
空の上が光り始めた
プラクト
『なんだコレは!?』
ぺぺプー
『.......』
辺り一面が強い光に包まれ、気がつくと俺は
何処かの森の中で倒れていた
体の何処も動かねぇ
もう俺はここで死ぬのか?
そう思っていたら
目の前に
俺が拾った謎の石があった
俺はその石の近くに
懐に入れてあった設計図を置いてこう書き加えた
空から落ちて来た魔石だ
コレを見つけたのなら
レインオラクルの奴に対抗する魔装機を
俺の代わりに作ってくれ っと
そうして俺は 深い眠りについた
▶︎謎の空間
目を覚ますと
見たこともない場所に 俺は倒れていた
体は動かない
だが 意識はあった
周りを見渡すと
誰かが後ろに立っている気配がした
俺は言った
ぺぺプー
『何処なんだよココわ、お前はいったい』
俺がそう言うと
後ろの奴は女の声でこう言った
白いドレスの女性
『貴方は死んでしまったのです
でも諦めないでください
貴方の魂は天界に運ばれますが
貴方の体を使い、貴方の役目を果たす者が
必ずいつか現れます...
だからその時まで
貴方の体を預からせてください』
言っている意味がわからないが
俺の願いは一つだ
世界を
世界を平和にして欲しい
それだけだ
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