3章 ローズストーン後編 25話-破滅の足音
〈25-1 襲撃〉
空に浮かぶ漆黒の魔装機ガンドリア
突如コロシアムの上空に現れたそいつを見ながら
タケルは言った
タケル
『君は誰だ?
今はネル君と試合中なんだ用事なら後にしてくれ』
ガンドリアのパイロット アランは飽きられる
アラン
『試合?生ぬるいな、お前らは』
タケル
『どう言う事だい?』
タケルがそう言うと
ガンドリアは剣を取り出しコロシアムに電撃を放つ
コロシアムの半分は崩れ 客達は悲鳴をあげる
「テメー」そう言いながら
ネルはガンドリアに攻撃しようと空を飛ぶ
タケル
『いいぞ付いて来いお前ら!!』
ガンドリアは何処かに逃げるよう飛んでいく
ネルとタケルはガンドリアを追う
コロシアムの半分は崩れ落ちたが
誰1人も怪我人はいなかった
アズマは直ぐに女王を安全な場所に連れていくよう
機士達に命令する
ローズストーンの機士
『大変ですアズマ隊長!!
ローズストーン国の外に
レインオラクルの魔装機の軍団が!!』
アズマ
『何だと!!
直ぐに機士達はソーダストに乗り込め』
ローズストーンの機士
『ココ隊長、ロニー隊長、キサラギ隊長の
女帝機は今修理中です
戦える女帝機はアズサ隊長のエリザベスだけです』
アズマ
『こんな時に!!』
アズマは国の一大事に
どうするか考えた
そうこうしていたら
レインオラクルの魔装機は
門を破壊し ローズストーン国に侵入して来た
街中はパニックになり
レインオラクルの魔装機は街を攻撃し始める
指揮を取っていた
レインオラクルの機士のキラは 仲間達に言う
【キラ•デニューク】
レインオラクルの機士 ナンバーズのNo.3
魔装機 デュールタンク 武器、ハンマー
キラ
『よし!第1部隊は機士達が出てくるまで街を攻撃、
第2部隊は私とクロと一緒に門の前で待機!!』
【クロ•ウツシミ】
レインオラクルの機士 ナンバーズのNo.9
魔装機 トラッキングミラー 武器、スナイパー
クロ
『私は後ろから援護しますね』
キラとクロは部隊は門の前で待機をした
ローズストーン国に先行して突撃した
バリルとラッキーの部隊は街の中で暴れる
【バリル•ハッカチン】
レインオラクルの機士 ナンバーズのNo.6
魔装機 パンデモニウム 武器、ビーム兵器
バリル
『オラオラオラオラ!
機士の連中が出てこないと、
皆んな死んじまうぞ!!』
バリルはビーム砲を街中に撃ち放つ
街の人達は悲鳴をあげ逃げ惑う
【ラッキー•トロピカル】
レインオラクルの機士 ナンバーズのNo.7
魔装機 フォルトゥーナ 武器、杖?
(別名、ラッキールーレット)
ラッキー
『感激の悲鳴!阿鼻叫喚の喜ばしい声!
素晴らしいですね!!
見てください!!人がゴミのようです!!』
バリル
『笑ってないでお前も攻撃しろ!!』
レインオラクルの魔装機が街の中で暴れ
街は崩壊していく
1速く駆け付けたのは
トパーズ隊の副隊長 リニアの部隊だった
リニアはトパーズ隊の機士達に言う
リニア
『街の中に入ったウィードとバスタードを攻撃!!
何としても被害を抑えます!!』
リニアの部隊は
レインオラクルの魔装機
ウィードとバスタードに攻撃をする
街の中に入って来た敵の機体は多く
トパーズ隊だけでは止められそうになかった
ダイヤモンド隊の副隊長タナミア達も駆けつけ
タナミアは部隊に言った
タナミア
『キサラギ隊長が戦えない今
私達がこの国を守ります!!』
ダイヤモンド隊のタナミアは
部下達に指示を送り レインオラクルに応戦する
サキ、アマツキ、ユナハも
敵と戦った
サキ
『好き勝手させないよー』
アマツキ
『お前達の相手は俺がやってやる』
ユナハ
『タナミア副隊長 見ててください!!』
ダイヤモンド隊の部隊が
レインオラクルの魔装機を撃破していく
バリルとラッキーは
別方向でローズストーン国の魔装機と戦っていた
バリル
『チッ雑魚どもが、目障りなんだよ!!』
ラッキー
『うーん、面白くありませんねー』
バリルはローズストーンの魔装機を撃破していくが
ラッキーは杖で殴り、
ローズストーンの魔装機を行動不能にしていく
機士達は弱音を吐く
「あの魔装機強い!!」
「杖を持った奴も強いよ!!」
「あの馬鹿みたいな武器は何だよ!?」
機士達がやられているのを見て
副隊長のリニアとタナミアは
バリルとラッキーの元に向かう
リニア
『もう悪さは辞めてください!!』
バリル
『何だテメェ、死にに来たのか?』
タナミア
『見た事ない魔装機に
杖の形の武器?油断はできないな』
ラッキー
『まさか!?私のピンチって事ですか!?』
バリルはビーム砲を
リニアの指揮官用ソーダストに撃つ
リニアはすぐさま回避するが
バリルの追撃を避けることが出来なかった
リニア
『しまった!!』
バリル
『ビームソードで真っ二つになりやがれ!!』
パンデモニウムのビームソードで
ソーダストは真っ二つに切られ 爆発する
リニアは危機一髪のところで 脱出していた
バリル
『んだよ、つまんねーな』
バリルは弱すぎる相手に失望する
タナミアはラッキーのフォルトゥーナに攻撃する
フォルトゥーナはソーダストの攻撃を避け続ける
ラッキー
『ダメです!全然ダメです!
攻撃とはこうやるのです!!』
ラッキーはタナミアの攻撃に呆れ
フォルトゥーナは
杖でソーダストを殴り、転倒させる
タナミア
『クッッ、杖なのにコレほどの威力があるのか!!』
ラッキー
『貴方は強くありませんが
特別にお見せしましょう!!
ラッキールーレット!!』
ラッキーがそう言うと
杖の先端に付けられたルーレットが回り出す
ルーレットには0〜9の数字が書かれている
ルーレットの針は
2の数字で止まった
ラッキー
『2ですか、微妙ですね』
タナミア
『何をするつもりだ!』
杖の形の武器は銃に変形し
タナミアが乗るソーダストに向ける
ラッキー
『ラッキーガンでさよならしましょう!』
フォルトゥーナの攻撃で死を覚悟するタナミア
タナミア
『すいませんキサラギ隊長...』
杖はラッキーガンに変わり
ラッキーはラッキーガンを撃った
タナミアは死を覚悟した
その時
目の前にユナハのソーダストが現れ
タナミアを庇い ラッキーガンに撃たれる
タナミアはユナハの名前を叫んだ
タナミア
『ユナハ!!』
ユナハ
『すいませんタナミア副隊長、
コレが私にできる、最後の事見たいです
(モネ先輩を殺した罪が
こんな事で許される訳ではない
それでも、タナミア副隊長だけは)
ユナハが乗るソーダストは爆破し
ラッキーガンは杖の形に戻る
タナミアは絶望する
何も出来ず死んでいくユナハを見ることしかできず
ラッキー
『ありゃん?
目標とは別の方をやってしまった見たいですね』
ラッキーの武器は、
誰かを倒すか時間切れになると元の杖に戻る
タナミアは
ビダールやモネ、ユナハまでもが死に
ソーダストの中で泣き崩れる
バリル
『何やってんだ、さっさとヤレよ』
ラッキー
『うーむ、どうしてどうして?
何故動かないのでしょう?むむ?』
何故タナミアの魔装機が
動かないのか疑問に思っていると
ラッキーは
別方向からくる魔装機に気がつく
そこには
ガーネット隊のアズサが乗るエリザベス
ダン、ゼル、バインの3人が乗るダンゼルバイン
が、やって来ていた
アズサ
『もう許さないわよアンタ達』
ダン
『正義の味方、ダンゼルバインが相手だ!!』
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〈25-2 襲撃2〉
エリザベスとダンゼルバインは
パンデモニウムとフォルトゥーナを見る
アズサはダン達に言う
アズサ
『ダンは門まで行って、これ以上敵の魔装機を
街に侵入させないように!!』
ダン
『隊長!?相手は2人ですよ!?』
アズサ
『早く!!』
困惑するダン
アズサの言う通りダンゼルバインは門に向かう
たった1人で立ち尽くすエリザベスを見て
バリルは嘲笑う
バリル
『どうして仲間と連携しないんだ?
まさか1人で私達に勝つつもりか?』
アズサ
『そうよ!貴方達は私が倒す!』
バリル
『チッ、つまんねーなコイツ
おいラッキー!お前仕事全然してないんだ
お前がコイツの相手をしろよ!!』
ラッキー
『お任せあれ!』
バリルはそう言い残し 何処かに行こうとする
アズサ
『ちょっと!!逃がさないわよ!!』
ラッキー
『ラッキールーレット!!』
アズサ
『!?』
ルーレットは回転し 3の数字で針が止まる
杖はヌンチャクに変わり
フォルトゥーナは
エリザベスにヌンチャクで攻撃する
エリザベスはクレイモアを取り出し
ヌンチャクをガードする
素早く強力な一撃に
アズサは相手の強さを理解する
アズサ
『強い!!』
ラッキー
『ラッキーヌンチャクですか 微妙ですね、
まあいいでしょう!!いきますよ!アチョー!!』
ふざけた魔装機だと思っていたアズサだったが
フォルトゥーナの強さに驚愕する
▶︎コロシアム
レインオラクルの襲撃を聞き
デルク達も応戦しようと思ったが
レイナとハヤトが乗るロードナイトは
試合での破損が治っておらず
完全に戦える状態ではなかった
戦える魔装機は、先に修理していた
ハルタンのバスタードしかなかった
ハルタンはそれを知りバスタードの元に走る
ノノカはハルタンを呼び止める
ノノカ
『ハルタンさん!どこ行くんですか!!』
ハルタン
『私がイモータリティの皆んなを守る
だからレイナやノノカ達は待ってて!』
ゼラウドはあの馬鹿っと言い
ハルタンを追いかける
デルク達はとにかく安全な場所に移動する事にした
だが
リオンは本当の戦いに怯え、足が動かなかった
シャロはリオンの耳を引っ張る
シャロ
『逃げるよリオン
こんなとこいたら死んじゃうでしょ!』
リオン
『いっ痛いですシャロさん』
ハルタンはバスタードに乗り込み出撃する
街の人達は悲鳴をあげ 家や建物は燃え上がる
悲惨な光景を見ていると
ハルタンの前に見た事ない魔装機がやってくる
見た事ない魔装機からオープン回線が繋がり
その魔装機のパイロットはハルタンに言った
ハルタンの知る声
『久しぶりだねハル
裏切り者のアンタは私とこの
ビヨンダルが必ず殺す!!』
ハルタン
『その声は!!まさかアモ姉!?』
ハルタンの前に現れたのは
死んだと思っていた ハルタンの姉
アモタン•ベルナンデスと
レインオラクルの新型魔装機ビヨンダルだった
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〈25-3 襲撃3〉
▶︎数ヶ月前のレインオラクル国
オドマンの研究室に
とある怪我人が運ばれて来た
その怪我人は
サラサにやられたアモタンだった
アモタンを運んできたプラクトはオドマンに言った
プラクト
『国の裏切り者だそうだ
好きにしろっとプルネン博士からの伝言だ』
オドマンは喜ぶ
つい最近、非検体の女性が死に
次のサンプルを探していたのだ
オドマンはマナの低い魔女を改造し、
ナイト級レベルのマナ量まで増やす実験をしていた
殺されるはずだったアモタンは
オドマンによって改造を施され
ナイト級の機士になった
▶︎ローズストーン国
ベルナンデス三姉妹の次女
アモタン•ベルナンデスが生きていた事に
三女のハルタン•ベルナンデスは驚いていた
ハルタン
『どっどうしてアモ姉が!?
死んだって聞いたから』
アモタン
『そう言って、勝手に私を死んだ事にして
国から逃げ、
ディナガードやローズストーンの奴らに
匿って貰ったんだアンタは?
ブリ姉さんを見殺しして、国を裏切り、
私も見捨てたハルを、私も死んだブリ姉さんも
絶対に許しはしない!!』
ハルタン
『違うよアモ姉!!
ブリ姉さんもアモ姉も死んだって、
ナインから聞いたんだよ!!』
アモタン
『ナインが?
アンタはあの馬鹿が言った事を信じたっての?』
アモタンのビヨンダルは
銃を取り出しバスタードに射つ
バスタードは攻撃をくらう
ハルタン
『うわぁぁ』
アモタン
『そのバスタードはブリ姉さんの魔装機だ!!
アンタが乗っていいもんじゃ無いんだよ!!』
ヤバそうなバスタードの後ろから
ハルタンの名前を叫びながらゼラウドがやってくる
ゼラウド
『ハルタン!!何やってんだ!!
ここはローズストーンの機士達に任せて
俺達は逃げるぞ!!』
ハルタン
『ゼラウド!?来ちゃダメだ!!』
アモタン
『何だあの男は?、私達家族の邪魔をするな!!』
ビヨンダルはゼラウドに向け銃を撃つ
ハルタンは叫ぶ
ゼラウドはビヨンダルの魔弾を受け消し飛んだ
そこには
ゼラウドだったかのものが 散らばる
ハルタン
『あぁぁあ、ゼラウドが...
どうして..どうしてだよアモ姉ーー』
▶︎門の外
キラは状況を確認し クロに指示を送る
キラ
『よし!、
クロはアランのもとに向かい次の作戦を進めろ』
クロ
『え?私がですか?』
クロは嫌々 アランの所に向かった
クロがいなくなったと同時に
門から ダン達が乗るダンゼルバインが現れた
ダンはキラの乗るデュールタンクを見て
直ぐに指揮官機だと察知する
ダン
『アイツが親玉だな?』
ゼル
『どうするダン?』
ダン
『決まってるだろ?
ダンゼルバインでアイツを懲らしめてやる!!』
キラ
『何だあのデカイ魔装機は!?』
キラは
見たことない大きな魔装機
ダンゼルバインを見て驚く
ダンゼルバインはデュールタンクに殴りかかる
ダン
『食らえ!!メガトンアーム!!』
協力な一撃をデュールタンクにお見舞いするが
デュールタンクはビクともしない
ダン
『嘘だろ!?』
キラはダンゼルバインを見て
アレを試すかっと言い 装置を起動させる
キラ
『フォトンショックウェーブ』
デュールタンクから
謎の電波を周辺に飛ばす
ローズストーン国の機士達は
魔装機が動かなくなり 戸惑う
サキ
『え!?なんで!?』
アマツキ
『どうなってんだ!!
ソーダストが動かなくなったぞ!!』
アズサ
『皆んなどうしたの!?』
アズサのエリザベスは動いてはいたが
周りのソーダストが動かなくなった
ダンゼルバインも動いたが
周りの様子が変な事に ダンは戸惑う
エリザベスとダンゼルバインを見て
キラは考える
キラ
『マナ量の高い相手にはコレは効かないのか?
まだまだ試作段階と言うわけか
もしくは
私では使いこなせないのか?』
このままじゃヤバイと感じたダンは
デュールタンクに アレを使う事にした
ダン
『一気に決めるぞ!!』
ゼル
『やるんだな!?』
バイン
『マナ出力120%!!イケルヨ!!』
ダン
『一撃必殺!!ダンゼルバインビーーーム!!』
ダンゼルバインの腹部から
高出力の魔法のビームが放たれる
デュールタンクは避ける事なく
ダンゼルバインビームを受けた
大爆発が起こり
デュールタンクは少しだけボロボロになる
ダンゼルバインビームの衝撃で
フォトンショックウェーブは消える
キラはダンゼルバインの攻撃に少し驚く
完全無敵の
デュールタンクの鎧を少しでも傷つけた事に
デュールタンクはハンマーを構える
キラ
『次はコチラの攻撃だ!』
デュールタンクは
ダンゼルバインに攻撃をする
ハンマーで殴り
密着させた状態で
「爆裂!」っとキラが言うと
ハンマーの先端から魔弾が放たれ
ダンゼルバインは吹き飛び バラバラになる
バラバラになったダンゼルバインを見て
キラはバリルとラッキーに指示する
キラ
『もうこの辺りでいいだろう
バリル!ラッキー!基地に帰還するぞ!!』
$$$**********************
〈25-4 襲撃4〉
アズサのエリザベスは
ラッキーのフォルトゥーナと対決していた
変な動きをするフォルトゥーナにアズサは苦戦する
アズサ
『なんなのコイツ!!動きがわかりにくい!!』
ラッキー
『アチョーー!!』
フォルトゥーナはラッキーヌンチャクを振り回し
エリザベスは避けながら攻撃をする
数分が経ち
フォルトゥーナのヌンチャクは 杖の形に戻る
アズサは驚く
アズサ
『戻った!?』
ラッキー
『ありゃ?もう3分経ちましたか
ラッキールーレットは3分経つか、誰かを倒すと
元に戻るんですよ』
アズサ
『なら今がチャンスって訳ね!!』
エリザベスはクレイモアにマナを送り
炎のエンチャントを付ける
アズサが魔装機に乗り使える魔法は
武器をエンチャントさせる事ができる魔法だった
エンチャントしたクレイモアで
フォルトゥーナに攻撃するが
フォルトゥーナは回避し
ラッキールーレットをもう一度回す
アズサ
『なんなのよ!!何回でも使えるのソレ!?』
ラッキー
『ヌハハ!ラッキールーレットは何度でも使えます
ちなみに、数字が高ければ高いほど
より強力な武器に変化します!!』
アズサ
『ふざけた兵器じゃない!!』
ルーレットの針は7の数字で止まる
ラッキーはニマリと笑う
ラッキー
『おめでとうございます!!
ラッキー砲をプレゼントです!!』
杖はバズーカの形に変わり
エリザベスにラッキー砲を放つ
アズサは 早すぎる攻撃に
避ける事ができず ラッキー砲を食らう
大爆発が起こり
街の中に大きな穴が空き
地下の街にエリザベスは落ちた
頑丈な女帝機でさえ
ラッキー砲1発で大ダメージを受ける
アズサ
『ヤバイ、あんなのもう1発でも受けたら
女帝機のエリザベスでも持たない』
ラッキー
『アレマ!?こんな所に大穴が!?
まっ関係ありません、もう一撃プレゼントです!!
ラッキー砲発射ぁー!!』
ラッキー砲を撃とうとした時
何処からか指揮官用のソーダストが現れ
アズサのエリザベスを助けるよう
ラッキー砲を受けた
庇ったソーダストからアズサに無線が繋がる
アズマ
『すまないアズサ、ローズストーン国は頼んだぞ
無力な姉を許してくれ』
アズサ
『!?!?』
アズマが乗るソーダストは爆破し
バズーカは杖に戻る
またしても邪魔が入った事にラッキーは悔しがる
キラから引き上げるぞっと指示がきて
ラッキーはその場から去った
アズサはエリザベスの操縦席で
声が枯れるまで姉の名を叫んだ
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〈25-5 襲撃5〉
数時間前
総隊長のアズマは
部下達の声を無視して指揮官用ソーダストに乗る
部下達はアズマを止める
ローズストーンの機士
『アズマ総隊長危険です!!
ここはダイヤモンド隊のタナミアと
ガーネット隊のアズサ隊長に任せましょう!!』
アズマ
『だからだ!!』
ローズストーンの機士
『え!?』
アズマ
『アズサはまだまだ未熟
私がアズサを助けなければならない!!』
アズマはソーダストで出撃する
部下達の言う事を無視して
そして
アズマはフォルトゥーナにやられそうな
アズサを助け、命を落とした
▶︎ハルタンとアモタン
ゼラウドが死にハルタンは泣く
アモタンのコックピット内に
ハルタンの泣く声だけが聞こえた
泣き虫だった昔のハルタンを
アモタンは思い出し少しイラつく
アモタン
『泣くな!!機士なら泣くんじゃない!!
ブリ姉さんも言ってただろ』
ハルタン
『んぐ、んぅぐ、
どうして、どうしてこんな事をするんだよアモ姉』
ビヨンダルは裏切り者のハルタンに銃を向け
アモタンは銃の引き鉄を引こうとするが
何故か操縦する手が震え
ブリタンが乗るバスタードを撃てなかった
死んだブリ姉さんと
妹のハルタンとの思い出がよぎる
「クソ、どうして」
アモタンは自分の手を押さえそう言った
そうこうしていると
後ろからバリルのパンデモニウムがやってくる
バリル
『何やってんだアモカス!早くそいつを殺せ!!』
アモタン
『わかってる!!
貴方は手を出さないで!!
コレは家族の問題よ!!』
バリル
『あ?家族?なんだそれ?
そんなもん、私には関係ない!!』
パンデモニウムは
バスタードにビーム砲を放つ
ハルタンの目は青い光で包まれる
コレが自分の最後か
そうハルタンは思っていたら
目の前に敵だったアモ姉が立っていた
アモタンのビヨンダルは
ハルタンのバスタードを庇いビーム砲を受けていた
どうして?なんで?
そう考える事しかできないハルタン
血だらけで今にも死にそうなアモタンは
バリルに言った
アモタン
『手を出すんじゃないわよ...』
ビヨンダルは倒れ
アモタンの声は聞こえなくなった
バリル
『なんだよアイツ?訳わかんねぇな』
バリルはバスタードにビーム砲を放とうとするが
ビーム兵器を使いすぎた影響で
残量が無く、撃つ事ができなかった
すると
キラからの通信で引き上げる事を知る
バリルは仕方なくその場を去る事にした
バリル
『チッ、まぁいい
次会った時は
アンタも一緒にあの世に送ってやるよ』
ハルタン
『お前ぇーお前ぇー』
ハルタンは泣きながら
必死にバスタードを動かそうとするが
バスタードは動かなかった
バリルは思っていた
非検体のアモタンを殺し
新型機のビヨンダルを壊した事を
博士達に怒られるんだろうなっと
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〈25-6 襲撃6〉
▶︎ローズストーン領 グレートホールの近く
ネルとタケルの
マナリリアンとドラグーンは空を飛び
アランのガンドリアを追っていた
グレートホールの近くで
ガンドリアは降り
マナリリアンとドラグーンも降りた
ネル
『もう逃がさないぞ』
ネルはそう叫ぶと
さっきまで緑色だったマナリリアンは
元の赤色に戻り 動かなくなった
ネル
『アレ!?なんで!?』
マナ解放は
時間経過で解除され
時間が経つと動かなくなる魔法だった
「ネル君!?」タケルはネルの名を呼び
その様子を見たアランは不気味に笑う
アラン
『エネルギー切れかネル?まあいいさ、
用があるのはお前じゃなくそっちだからな』
ガンドリアはドラグーンを指差す
タケル
『僕?』
アラン
『そうだ!、ウィザードの男!
お前はこの世界の勇者になり得る存在かも知れない
そんな奴は俺が殺す!!』
タケル
『よく分かんないけど
君のような奴は許してはいけないね』
タケル
『掛かって来い
強くなったガンドリアV2の力を見せてやるよ』
ドラグーンとガンドリアは空を飛び戦い始める
その様子を見る事しかできないネルは
なんとかしてマナリリアンを動かそうとするが
マナリリアンは動く事は無かった
ガンドリアは剣先から電撃を放ち
ドラグーンは電撃を避け、剣から魔弾を撃つ
2人の勝負は互角
いや、ガンドリアの方が有利にだった
ガンドリアの攻撃を受け
ドラグーンは地上に落ちる
ネル
『タケル!!』
ネルはタケルの名を叫ぶ
ウィザードのタケルでも
アランのガンドリアに太刀打ちできなかった
タケル
『つっ強い..』
アラン
『フン、ウィザードって言ってもこんな物か
前に戦ったマナリリアンの方が強かったな』
ガンドリアは剣を構え
ドラグーンのコックピットに突き立てる
ネル
『やめろぉー!!』
その時だった、クロが乗った
トラッキングミラーがその場にやって来て
アランに言う
クロ
『えっと、キラさんから伝言です
直ぐにやる事を済ませて引き上げるそうです』
アラン
『そうか』
ガンドリアは
大きなタルをトラッキングミラーに渡す
アラン
『俺はコイツ達の相手をしてる
お前が作戦を進めろ』
クロ
『えぇ〜、私がですか?』
クロは言われるがまま
タルを受け取り、中を開け
グレートホールに中に入っていた粉を撒く
ネルは何をしているのかアランに聞く
アラン
『そうだな、その前にコレを済ませた後だ』
ガンドリアは
ドラグーンのコックピットに電撃を放つ
「うぁああ」タケルは悲鳴を上げる
ネル
『アラン!!お前ぇー!!』
ネルは激怒する
アランは電撃を放つのをやめ
ドラグーンのコックピットを剣で突き刺す
ネルはタケルの名を叫ぶ
タケルは死に
マナリリアンは翠色に輝きだす
アラン
『ほう?人のマナを吸ったのか?』
ネル
『アラン!!』
マナリリアンは剣を取り出し
ガンドリアに攻撃する
アラン
『怒りに身をまかせては俺を倒せんぞ』
ネル
『貴様だけは!!貴様だけは!!』
ガンドリアは攻撃を避け
マナリリアンに反撃する
反撃をモロに受けたマナリリアンは倒れる
マナリリアンの状態は酷く
かろうじてしか動かせなかった
アランはネルに教えてあげた
アラン
『答え合わせをしようかネル!!
ディナガードのディルゴ火山から
魔竜が大量に現れたのは何故だと思う?』
ネル
『どう言う事だ?』
アラン
『魔物を活性化させる薬を放ったからだ
ディルゴ火山には昔から魔物が眠っていると
レインオラクルの研究者達は知っていた
だからディルゴ火山に行き
魔物を活性化させた』
ネル
『つまり!!お前達が魔竜を呼び起こした!?』
アラン
『そして、グレートホールには大量の魔物と
とんでもない魔物がいるそうだ
さっきの粉は魔物を活性化させる薬
この事が分かるか?』
ネル
『くっっ、動け!!動けマナリリアン!!』
マナリリアンはゆっくりと立ち上がる
アラン
『人を殺し強くなるのはお前だけじゃない』
ネル
『なんだと!?』
アラン
『魔族の俺も人の死で強くなれる』
ネル
『魔族!?』
アラン
『お前との決着は
この戦いを乗り越えたらしてやるよ』
アランはそう言い残し
ガンドリアとトラッキングミラーは
ネルのマナリリアンを残し何処かに去って行く
何もできない事にネルは悔しがる
だが
ソレどころでは無いと感じ
マナリリアンはドラグーンを背負い
ローズストーン国に帰還する
帰還したネルは
ローズストーン国の変わり果てた姿を目撃した
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