ウイスキー・バランタインファイネスト
久しぶりに、ウイスキー沼に帰ってきました。
といっても、今飲んでいるのは、ティーチャーズ(通称、先生)とバランタインファイネスト(略称、バラファイ)ですが。
3年くらい前に、ウイスキー沼にはまったときは、もっと色々な銘柄を飲んでいました。でも、いまいち忘れてしまいましたなあ……。
さて、一昨日辺り、イオンのプライベートブランドの焼酎を飲みきりました。
……が、残念ながら、この焼酎は美味しいとは言いがたかったですね。半ば、無理矢理飲んでいましたので。それに、サイダーと混ぜてチューハイにして飲んでいるのですが、グラスに1:4混ぜて飲んでも、3杯目くらいで既に頭痛がしてくるのでした。
昨日、バラファイを、コーヒー割りとハイボールで飲んだのですが、今朝、起きても頭痛などは全くありません。
「良い酒を飲むと二日酔いにならない」と言われていますが、バラファイは「良い酒」の範疇に入るようです。
さて、バラファイですが、お値段は900円前後。定価は1300円くらいなのですが、大抵は900円くらいで売られていることが多いようです。
また、割とどこでも手に入るのが良いですね。スーパーや酒屋はともかく、ドンキホーテなどの量販店でも目にすることができるようです。
また、バラファイは、900円台でも、しっかりとしたスコッチウイスキーの味を覚える、というのが特徴でもあります。
他の、特にウイスキーブームで乱立しているジャパニーズウイスキー(というか、大抵こういった安いジャパニーズは、スピリッツが添加されている。しかも不味い)が600円台~販売されていることを考えても、ウイスキー初心者は、まずバラファイをお勧めする、と言われているほど。
……ちなみに、「買ってはいけない」ウイスキーは、イオントップバリュ・凜があります。他にも、不味いウイスキーいっぱいあるので、ウイスキーを買う際には、軽く下調べをした後に、それから手に取る、という方法をおすすめしますね。
私は、ブラックニッカクリアが初ウイスキーだったのですが、そこそこ美味しくて、値段も700円程度だったので、「もっと色んなウイスキーを飲んでみたい!」という情熱に灯がともりました。
しかし、後から「ブラックニッカは味としては不味いウイスキーに入る」と言われ、「そうだったのかー!?」と衝撃を受けました。
そんなに悪くないですよ?ブラックニッカ。でも、ウイスキー評論家の間では、「ピリピリとしたアルコールの辛みが激しく、混ぜ物にしないと飲めない」と言われています。
……まあ、私は、コーヒーとかに混ぜちゃうので、辛みが和らいでいたのかもしれません。
というのも、私は、ウイスキーはストレートでは飲みません!というか、飲めません!
ウイスキーはアルコール度数、30度とか40度以上なんて銘柄もありまして、下手すると舌や口内だけでなく、喉や胃などの粘膜が全部ピリピリされてしまいます。
酒飲みに多い死因は、食道癌や胃癌などがあり、それも、強い酒を長期間にわたって飲み続けていることが原因の一つとも。
もちろん、その前に肝臓がやられることの方が多いのですが、その後、検査すると口内や喉、胃の異常が見つかることも多いのだそうです。
スーパーテイスターと呼ばれる、一流の舌を持つ人々は、以外と野菜嫌いが多いのだそうです。
というのも、野菜には苦みや辛み、酸味が含まれていることが多く、普通の人が気付かないような、それらの雑味を強く感じてしまうため、テイスターは野菜を食べないというそうです。
それだけ、苦みや辛みという味は、邪魔だということですね。
アルコールにもそれはよく言われており、ウイスキーの熟成物がもてはやされるのも、時間をかけて高い度数のアルコールも、角が取れてまろやかな甘みを感じることができるようになるからだとか。
逆に、若いウイスキーのアルコールの刺激は、テイスターの中でも苦手にする人が多いのだそうです。
そんな中で、バランタインファイネストは、1000円ウイスキーの中では、非常に優秀なウイスキーとして、初心者にも中級者にも、そして上級者にもお勧めできる銘柄と言われています。
深い味わいと、香りのコク。私が、飲んでいて感じたのは、その2つでした。
私は素人ですし、テイスターでもないので、「フルーツ香」とか「バニラのような~」とかはよくわからないのですが、それでも、「美味しいウイスキー」だということはわかります。
また、ストレートやロックではなく、混ぜ物としてハイボールにしたりしても、美味しく飲めると思いました。実際、ハイボールで2杯ほど飲んだのですが、美味しかったです。
冬も深まってきました。ウイスキーの美味しい季節でもあるので、これを機に、ウイスキーデビューしてみるのもよろしいかと思われます。
では、今夜も、乾杯。